題詠blog2009

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092:夕焼け

2008-12-19 | 091-100の歌
「092:夕焼け」の歌は、こちらにトラックバックしてください。

092:夕焼け (わたしよきみの風景であれ)
夕焼けの赤のあたりに北朝鮮ミサイル基地はひろがっている...

092:夕焼け(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
夕焼けを見ても何にも感じないような男の会議は続く

092:夕焼け(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
琉金の四つ尾かすかに揺れてゐて棄教者われは夕焼けを病む

092:夕焼け(アンタレス) (思い出ずるままに)
アルプスの山並みにも似し茜雲夕焼け空は思い出宝庫

092:夕焼け(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
夕焼けの富士を見むとて久々の駅までの道遠回りする

092:夕焼け(みずき) (空)
冬夕け(ゆやけ)透きてあの日が仄見ゆる私のなかを燃えし一瞬

092:夕焼け(みずき)再投稿 (空)
冬夕焼け(ゆやけ)透きてあの日が仄見ゆる私のなかを燃えし一瞬

092:夕焼け(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
あまりにも美しすぎる夕焼けに俺一人でもいいと思った

092:夕焼け(船坂圭之介) (kei's anex room)
みづからを愛(いと)しむ心 約(つづ)まりは薊(あざみ)倒れし後の夕焼け

092:夕焼け(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
口ずさみ心はすでに帰路にある夕焼け小焼け蛙と共に

092:夕焼け(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
我が裡に色づくものの衰えてふいに冷えたり夕焼けの空

092:夕焼け(梅田啓子) (今日のうた)
静脈の浮く手に黒き日傘さし夕焼けのなか橋わたりゆく

092:夕焼け(森山あかり) (言葉の花かご)
思い出の宝の箱に故郷の夕焼け「おかえり」と母の声

092:夕焼け(小早川忠義) (Just as I am Returns)
真昼なる八王子駅に鳴り響く「夕焼け小焼け」大音量にて

092:夕焼け(みつき) (みそひと :: misohito ::)
夕焼けが訴えかける寂しさにひとりじゃないと言い聞かせてる

092:夕焼け(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
きみの街 夕焼け色に染まる頃 訪ねてゆくよ 雲飛びこえて

092:夕焼け(迦里迦) (香飄)
「かあたんと夕焼けみながらとうたんおむかえいった」娘の処女歌 二歳

092:夕焼け(チッピッピ) (うたよみブログ)
夕焼けに急かされ夕餉の準備する娘の口癖「今日のおかずは?」

092:夕焼け(チッピッピ)再投稿 (うたよみブログ)
夕焼けに急かされ夕餉の準備する 娘の口癖「今日のおかずは?」

092:夕焼け(ジテンふみお) (雲のない日は)
夕焼けに約束事がある人の握りこぶしの小銭は鳴らぬ

092:夕焼け(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
夕焼けの赤は濃い赤ケチャップの赤より濃くてちょっぴり苦い

092:夕焼け (穴井苑子) (猫のように純情)
夕焼けに背中を向けて夕焼けに照らされているものを見ている

092:夕焼け(柴田匡志) (スタートライン)
日の沈みて部屋に夕焼け射しておりレトルトパウチの封を開けたり

092:夕焼け (ゆり) (森の歌 ~怪人二十面相~)
ふわふわの夢は忘れてこれからはカラスになって夕焼け小焼け

092:夕焼け(うたまろ) (五と七と五と七と七)
オレンジにほんのり染まる君の頬 世界で一番愛しい夕焼け

092:夕焼け(はこべ) (梅の咲くころから)
秋ゆきて池を染めるか夕焼けの前の雲のいろあやしきかな

092:夕焼け 行方祐美 (フーガのように)
夕焼けの彩に熟れたる宮崎の菴羅は皿に灯りておりぬ

092:夕焼け (minto) (@100@)
広大な砂漠や草原ここになき夕焼け見たき地球の何処かで

092:夕焼け(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ )
夕焼けの気持ちがやけに寂しくてメール飛び交う渋谷の裏道

092:夕焼け(理阿弥) (車止めピロー)
睦び月ペンキ塗立ての夕焼けに鼻を啜れば血は錆の匂い

092:夕焼け(畠山拓郎) (あいうえおあお)
夕焼けに向かってバカと叫びたいなごり雪さえ降るときを知る

092:夕焼け(陸王) (Always Walking with Yu)
この夏は一生忘れることのない夕焼け空に逢いたいものだ

092:夕焼け(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
夕焼けよお願いだから今日だけはアタシの為に沈んで下さい

092:夕焼け(佐藤紀子) (encantada)
夕焼けも朝焼けまだ知らぬまま海底深く乙姫は住む(浦島太郎物語)

092:夕焼け(ふみまろ) (光る風の記憶)
夕焼けに抱かれし町の屋根ひくく昭和のままのたばこ店きゆ

092:夕焼け(Yosh) (☆生短歌☆)
最近は夕焼けまでも山火事と見間違えるほど 殺伐とした世

092:夕焼け(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
オレンジの車体を揺らしバスは行く夕焼けの裾をひきずりながら

092:夕焼け(のびのび) (のび短歌)
縁取りのない夕焼けに会いに行こう缶ジュース持って海へ行こう 参照記事:092:夕焼け

092:夕焼け(フウ) (easygoing.)
フォーリンラブした夕焼け影のわたしを封印したことあったね

092:夕焼け(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
忍ぶがにガソリン価格がまた上がる夏至の夕焼け色の枇杷食む

092:夕焼け (新井蜜) (暗黒星雲)
夕焼けになるであろうか灼熱の熔岩のように燃える夕焼け

092:夕焼け(ゆき) (ひたぶる君を)
背の高き夕焼け似あふをのこあり骨ばる肩に落ちゆく夕日

092:夕焼け(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
家出した少年の瞳(め)を後悔と夕焼け空が真っ赤に染める

092:夕焼け(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
オレンジの夕焼け雲が見えたから切なくなった会いたくなった

092:夕焼け(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
夕焼けの濃いオレンジを背に受けてビール片手に無邪気な笑顔

092:夕焼け(tafots) (1年で1000首をつくる)
今ロロは四つ足強く踏みしめて夕焼け見つめ排便してる

092:夕焼け(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
夕焼けがキレイだよってあえて写真添付しないでメールを送る

092:夕焼け(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
夕焼けに浮く雲の底真っ黒の底墨汁の悪戯のよう

092:夕焼け(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
夕焼けにきかせてあげる少しだけ歌詞を間違えてたかもしれん

092:夕焼け(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
心細き晩夏の海に夕焼けの空より引かるる一本の道

092:夕焼け(すいこ) (すいこのうたおきば)
夕焼けを見るたび世界は君たちを愛してるんだと思い出すんだ

092:夕焼け(こうめ) (はこにわ相聞歌)
日に一度人間が空仰ぐよう神様が主張してる夕焼け

092:夕焼け(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
セントラル タワーズの上 夕焼けが 幾色茜 グラデーションだ

092:夕焼け(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
夕焼けにおびえたようなまなざしの君を見捨てて橋を渡った 092:夕焼け(題詠100首2009)

092:夕焼け(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
西向きの窓が夕焼けよりいつも煌々とせん書道教室

092:夕焼け (七十路ばば独り言)
日食は光のパノラマ昼日中(ひるひなか)水平線に茜の夕焼け

092:夕焼け(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
東京で見る夕焼けは故郷で幼少に見たそれと変わらず

092:夕焼け(藻上旅人) (創作のおと)
うつむいて娘が見なかった夕焼けが今日も僕の目の前にある

092:夕焼け(さかいたつろう) (流星文庫)
夕焼けをバックに好きだという君のセーラー服が燃えだしている

092:夕焼け(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
血の色に空の染まれど夕焼けにあらざる日々の未だ絶えざる

092:夕焼け(nnote) (白い箱から)
謝ってしまいたかった夕焼けに缶コーヒーは冷えてゆくだけ

092:夕焼け(藤野唯) (Sugarmint)
沈黙が大丈夫になり始めててふたりでまっすぐ夕焼けをみる

092:夕焼け(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
夕焼けの赫きに映ゆる街並を見下ろす舟に火を放つノア

092:夕焼け(木下一) (ワイワイやってる暇はねえ!)
参照記事:092:夕焼け 夕焼けを閉じ込めたから放課後に爆発しそうな君のパンティ

092:夕焼け(イマイ) (ゆびおり短歌)
青春は今かなと言う横顔は夕焼け色に染まる 帰ろう

092:夕焼け(只野ハル) (Ordinary days)
夕焼けは単に日が沈み長波長の光が空に満ちる時

092:夕焼け(原田 町) (カトレア日記)
九月なり政権交代夕焼けの空色ぐらいの希望をもちて

092:夕焼け(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
夕焼けに世界が全部飲み込まれなくなるようにできている午後

092:夕焼け(佐藤羽美) (hinautamemo)
遠慮なく夕焼けは来て僅少の文芸部誌を溶かしてしまう

092:夕焼け(ことり) (歌)
夕焼けがやさしく滑り落ちてゆく森の向こうにいつか帰ろう

092:夕焼け(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
秋の日の明石の海の夕焼けにあなたの時もきっと止まるよ

092:夕焼け(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
夕焼けの写真を送ってくれる人 無口な優しさこころに沁みる

092:夕焼け(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
あのひとは怒つてゐても澄んでゐる嵐のあとの夕焼けみたい

092:夕焼け(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
夕焼けに心を奪われないことが条件だから成長できない

092:夕焼け(ウクレレ) (十線譜)
あまりにも白け過ぎてた青春のトラックバックは夕焼けだらけ

092:夕焼け(振戸りく) (夢のまた夢)
空だけじゃなくて空気が夕焼けの色に染まっているようでした

092:夕焼け(Re:) (プリズム)
閉じ込めてしまいたかった夕焼けの色に染まった君の横顔

092:夕焼け(間遠 浪) (少女らせん)
しずるしずると喉が渇いていいんじゃないいい終わりじゃん夕焼けだってさ

092:夕焼け(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
もう季節外れと思う海沿いのホテルの夕焼け色のカクテル

092:夕焼け(春待) (三感四音)
夕焼けに染まる校舎の内側はもう戻れない青春の日々

092:夕焼け(斗南まこと) (野ウサギのように)
夕焼けに染まる廊下で見つめ合う僕たちの影 許し合おうか

092:夕焼け(あみー) (正直なたましい)
投稿歌をトラックバックできないため、ブログにてご確認ください

092:夕焼け(みなと) (海馬)
近未来のわがトラウマへ膏のやうに夕焼けの色塗りたててゐる

092:夕焼け(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
酸性雨 夕焼け空が歌えない 道の先には明日もあるのに

092:夕焼け(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
ブランコの伸びゆく影に気づかれて わたし夕焼けになるしかなくて

092:夕焼け(酒井景二朗) (F.S.D.)
思ひきりがつかり出來る時間帶少しつぶれた夕燒けを見よ

092:夕焼け(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
ユニフォーム姿で走る山道の果てからいつも見えた夕焼け

092:夕焼け(青野ことり) (こ と り ご と)
熱いほど熟して太りおひさまは夕焼け空を残して墜ちる

092:夕焼け(おっ) (だいえいの短歌専門店)
曇天も嵐の日にも夕焼けは燻ることなく燃えているのだ

092:夕焼け(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
西方の山の背赤く染められし ハレの日我に届けよ夕焼け

092:夕焼け(祢莉) (sugar drop)
この涙夕焼け味のドロップに変えて半分こできたらいいのに

092:夕焼け(こゆり) (おかっぱ短歌)
さみしさを共有できないひとといて夕焼け色のピアスを揺らす

092:夕焼け(蓮野 唯) (万象の奇夜)
秋よりも赤味を増して空染めて冷気呼び込む冬の夕焼け

092:夕焼け(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
照明技師が不在ですので夕焼けの赤み調整は少々お待ち下さい

092:夕焼造臓市川周臓 (ミルミルを飲みながら)
夕焼造のなんだダンカン馬鹿野郎臓き造がよいので七七はなし臓

092:夕焼け(扱丈博) (取扱)
夕焼けが臭わぬ場所を指せぬまま少女は回す 肉の地球儀

092:夕焼け(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
夕焼けが目に染みただけ春からは「また明日」ってもう言えないね

092:夕焼け(わだたかし) (ファミレス短歌)
夕焼けの「焼け」の部分を取り出して今日の肴の準備をしよう

092:夕焼け(珠弾) (seven seas tac)
夕焼けのコロッセウムで待っている……話し合いではなさそうだな

092:夕焼け(遥遥) (たんかのきりかた2)
夕焼けに向って走れもう一度ドロップやないそれおはじきや

092:夕焼け(月下燕) (a swallow under the moonlight)
そうずっと泣いていたのね今はもうあなたの空にも同じ夕焼け

092:夕焼け(だや (それから人鳥の朝食を買いに)
夕焼けの湖の情景を見せそれから閉館する美術館

092;夕焼け(都季) (31pieces)
夕焼けが澄み渡ってゆく 終わりさえ良ければ全て良しって言える

092:夕焼け(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
リゲル待つ南に向かふ夕焼けは見切り発車の慣性に揺れ

092:夕焼け(村上はじめ) (雑感)
夕焼けが目に染みたから泣いてるの悲しくなんて全然ない

092:夕焼け(本田鈴雨) (鈴雨日記)
六枚の窓すべて開け掃除せむ夕焼けがもう終はつてしまふ

092:夕焼け(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
夕焼けに目をうばわれて危うくもブレーキランプどきどき光る

092:夕焼け(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
夕焼けに気持ちを溶かそう 焦らずに二人のペースを探すと決める

092:夕焼け(都) (miya-momoの日記)
夕焼けをひさびさに見たという君は赤い眼鏡を掛けていたのね

092:夕焼け(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
小豆色 夕焼け空に出たという小さな虹を君は見たかい?

092:夕焼け(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
逆上がりで見た夕焼けはこんな色 どこかでごはんの匂いがしてた

092:夕焼け(しおり) (ヒロの独り言)
夕焼けの茜の色は閉ざされた吾の胸さえ染め上げてゆく

092:夕焼け(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
ノンポリにも夕焼けは来てサラエヴォの町の語感を私は愛す

092:夕焼け(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
高らかに指さし示し日本の教師がひたすら走る夕焼け

092:夕焼け(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
帰るのも名残り惜しくて夕焼けがあなたの影を私に落とす

092:夕焼け(橘 みちよ) (夜間飛行)
感情のその場所にただ触れぬやう刈田の果ての夕焼けを見ず

092:夕焼け(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
大阪の口縄坂での夕焼けが世界で一番のんびり沈むよ

092:夕焼け (村木美月) (うたりずむ)
オレンジの夕焼け空は寛大でどんな弱音も許してくれる

092:夕焼け(暮夜 宴) (青い蝶)
さぁどこへ向けてアクセル踏み込もうバックミラーで見てる夕焼け

2009題詠blog092:夕焼け(はづき生) (生さんま定食)
ゆく秋の西のゆふぞらいちめんにあかあかと山山の夕焼け

092:夕焼け(Ni-Cd) (反実仮想)
性交で傷めた君の喉元をとびこえ窓の外は夕焼け

092:夕焼け(吉里) (梢は歌う)
誘う(いざなう)は夕焼け空の美しさ家路辿れと母を想えと

092:夕焼け(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
夕焼けの踏切待ちで二人して轢かれ続ける影を見ていた

092:夕焼け(夢雪) (浪漫)
夕焼けに染まった空に赤い羽根散り散りになる紅蓮の天使

092:夕焼け(駒沢直) (題詠blog参加用。)
馘首(クビ)になる予感夕焼け高層棟見納めかなとパソコンを切る

092:夕焼け (キャサリン)(コーラス♪(´・ω・`)カレンダー♪)
白字にて1945と浮き立ちし夕焼け色のワインを出さるる

092:夕焼け(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
夜のごと深き貴方に落ちてゆく 夕焼け色に染まるわたしが

092:夕焼け(sora) (追憶~娘へ)
夕焼けをひとりで送る悲しみを味わつてゐる これからもずつと

092:夕焼け(ほたる) (ほたるノオト)
夕焼ける時間がズレていくほどに塗り替えられた真実と嘘

092:夕焼け(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
おおやけの夕焼け畑に犀のつの運命は血の味に似てるね

092:夕焼け (寺田ゆたか) (永訣のうた)
抜け落ちて虚ろな胸が濡れてゐる 明日は晴れます夕焼け小焼け

092:夕焼け(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
もう一度聞かせて欲しい「愛してる」夕焼けよりも真っ赤な嘘を

092:夕焼け(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
夕焼けはなぜこう悲し すみれ色の光の中で途方に暮れる...

092:夕焼け(emi) (時計をはずして)
泣きそうな弟の手をにぎりしめ夕焼けの道歩いたあの日

092:夕焼け(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
熟し柿ほろろほろろとやはらかし二人並んで夕焼けを食む

092:夕焼け(さと) (すばらしい日々)
イカロスの羽 夢熔け落ちて夕焼け  二人 お家に帰る時間

092:夕焼け(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
夕焼けに酒をぶらさげ大股で坂道登る影は海へと

092:夕焼け(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
あなたとの距離が僅かに近づいた夕焼けの道赤とんぼ舞う

092:夕焼け (お気楽堂) (楽歌三昧)
科学的説明なんかうっちゃってこの夕焼を堪能しよう

092:夕焼け(岡本雅哉) (なまじっか…)
夕焼けをバックにふたりバリ島の影絵みたいにぎこちなくなる

092:夕焼け(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
夕焼けを見ながら歌うあの歌はつなぐ手のひら伝って届く

092:夕焼け(紫月雲) (resume 1970-2009)
複眼で一途に抱っこをせがむ子の肩越しにある夕焼けを見る

092:夕焼け(茶葉四葉) (ゆざまし)
伝書鳩放てば気がすむ夕間暮れ 夕焼けだった方角に飛べ

092:夕焼け(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
なにもかも許してしまう じんわりと夕焼け色に染め上げられて

092:夕焼け(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
デパートの最上階の食堂を浸すナポリタン色の夕焼け

092:夕焼け(O.F.) (O.F.)
チューリップ球根植えたらやってくる尿意・サイレン・冬夕焼け

092:夕焼け(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
あまりにも夕焼けあかく燃えすぎて子どものわたし顔をだしそう

092:夕焼け(今泉洋子) (sironeko)
ふる里の夕焼け色のさくらんぼ思ひ出は時にわれを泣かしむ

092:夕焼け(桶田 沙美) (31Words Runner)
貴女の肩越しに照らす夕焼けはあたしの顔と赤さを競う

092:夕焼け(村本希理子) (きりころじっく2)
つぎつぎと発火する窓 夕焼けの空を巨きな船底がゆく

092:夕焼け(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
憎悪したただひたすらにこの旦夕焼けてしまえばいいのにとこいねがったこと忘れていません ○きれいごとではすまん過去もあるということ...

092:夕焼け(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
憎悪したただひたすらにこの旦夕焼けてしまえと祈った日もある ○きれいごとではすまん過去もあるということで(怖  ※さっき書きかけ...

092:夕焼け(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
爆撃は止まず三日月追ひやつて空いちめんの美(は)しき夕焼け

092:夕焼け (一夜) (短歌るBlog)
越前の荒れ狂う波静まりて カモメも赤く染まる夕焼け

092:夕焼け(田中ましろ) (ましたん)
夕焼けが終わってしまう 帰る場所をまだ決めかねている君と僕

092:夕焼け(花夢) (花夢)
ゆっくりとこころを染めて決めてゆく夕焼けこやけあなたがにくい

092:夕焼け(kei) (シプレノート)
石蹴りの石と一緒に夕焼けの薄い欠片を拾い集める

092:夕焼け(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
夕焼けに聞かなくちゃ今どれくらい傾いていて赤くなったか  

092:夕焼け(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
夕焼けの空をめくると現れるまぼろしカフェの紅茶のシフォン

092:夕焼け(香-キョウ-) (Sky on Blue)
青春と呼ぶのだろうね夢語る 夕焼け色のキミの横顔

092:夕焼け(やすまる) (やすまる)
ほこらしくかつあほらしくそそりたつ夕焼けた顔を此方に向けて

092:夕焼け(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
「赤マント、夕焼けチャイムが鳴ったから、また明日だね。グッド・バイバイ」

092:夕焼け(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
夕焼けの六郷土手に犬連れた人つぎつぎに現れて消ゆ

092:夕焼け(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
夕焼けの海へと宇宙飛行士は落ちて地球の青さを忘れた

092:夕焼け(かりやす) (彼方探訪)
遠足の帰りに席をゆづる友に「夕焼け」だとみなささやきあへり

092:夕焼け(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
日本一きれいな夕焼けスポットのおだやかな海で声を聞いてる    

092:夕焼け(内田かおり) (深い海から)
落葉の木々の隙から夕焼けの空の優しみ仄かな色の

092:夕焼け(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
全身を使って彼がふりかぶる、投げる 夕焼けは彼の血潮

92:夕焼け(HY) (天然通信)
夕焼けに映えるメトロン星人の点滅する目と野球中継

092:夕焼け(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
夕焼けをとどめるように背を向けて走る あなたをあきらめそうで

092:夕焼け (ゆれる残像)
君が溶く筆の茄子紺 夕焼けの空の端から静かに満ちて

092:夕焼け(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
夕焼けに別れを告げて薄暗い明治通りを北へと向かう

092:夕焼け(小林ちい)(再投稿) (ゆれる残像)
君が溶く筆の茄子紺 夕焼けの空の端から静かに満ちて

092:夕焼け(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
夕焼けのマジックショーがはじまって街から消えていく言葉たち

092:夕焼け(星川郁乃) (Air Station)
夕焼けに染め上げられて貸しビルはやがて静かな遺跡とならむ

092:夕焼け(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
七色だったのかもしれない飛び越えた先できみが見た夕焼けの色

92:夕焼け (たづたづし)
ふたたびの東京大空襲 夕焼けが四方八方炎上中です

092:夕焼け(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
地上へと出たら夕焼け終わってて代わりに焼いたドーナツを買う

092:夕焼け (たづたづし)
ふたたびの東京大空襲 夕焼けが四方八方炎上中です 番号を直しました。

092:夕焼け(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
向日葵の花が散るのをただひたにひたにみまもる今日の夕焼け

092:夕焼け(ME1) (FILL mobile)
夕焼ける水の鏡に映る陽は満たされていた春の残像

092:夕焼け(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
夕焼けが東からさす部屋でした かわりに猫はいませんでした

092:夕焼け みぎわ (たづたづし)
ふたたびの東京大空襲 夕焼けが四方八方炎上中です 番号を直しました。名前が消えていました。 済みません。

092:夕焼け(ぱん) (向日葵 と 月)
雪の音 夕焼けの名を持つきみに会いたいとおもう 冬は深まる

092:夕焼け(鯨井五香) (くじら(独唱))
夕焼けがひろい背中にあかあかと燃える あなたは何になりたい

092:夕焼け(キャサリン)再投稿 (コーラス♪(´・ω・`)カレンダー♪)
白地にて1945と浮き立ちし夕焼け色のワインを出さるる

092:夕焼け(ノサカ レイ) (のーずのーず)
楽園は今年で閉園するらしくこんな夕焼けもう二度とない

092:夕焼け(志井一) (日記ホプキンス)
夕焼けを僕も見てるよ そうだよね そっちはとっくに暮れているよね

092:夕焼け(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
露草はその日のうちにしぼむ花 夕焼けこやけではまた明日

092:夕焼け(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
露草はその日のうちにしぼむ花 夕焼けこやけではまた明日

092:夕焼け(みち。) (滑空アルペジオ。)
日々はまだ続いてるのにやめないでほらこんなにもあかい夕焼け

092:夕焼け (里坂季夜) (コトノハオウコク)
いつかみんなひとりっきりでそこへゆく夕焼けあかくあかくさびしい