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039:広(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
六本木 ビルの広場の夏祭 田楽踊りしずしずと出づ
039:広(アンタレス) (思い出ずるままに)
放たれし犬の如くに走りたし広き野原を病みて夢でも
039:広(船坂圭之介) (kei's anex room)
思ひみればわが存在の果敢なさに気付き居り 夜は広く更けゆく
039:広(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
その広さ知ってしまったお魚はそれでも海で溺れなかった
039:広(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
広げれば地球をすっぽり包むという神鳥・鵬の翼怖しも
039:広(みずき) (空)
広さより温みの欲しきこの部屋の隅に風吹くけふも明日も
039:広(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
何回もはぐれメタルはすぐ逃げて広山くんはご機嫌ななめ...
039:広(うたまろ) (五と七と五と七と七)
冬空に広くにじんだ暮色は 日々繰り返す滅びの美かな
039:広(小早川忠義) (Just as I am Returns)
この部屋は独り住むには広くありされば出で行くなと諭されぬ
039:広(蓮野 唯) (万象の奇夜)
←→(やじるし)で広げる窓の便利さを便利と思わぬ電脳世代
039:広(星野ぐりこ) (題詠100首爆走中。)
広すぎる部屋に住んでるせいだろう今年の風邪が治らないのは
039:広(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
きみの名を広辞苑にてそっと引く マーカーの色 ほんのりピンク
039:広 (穴井苑子) (猫のように純情)
持ってきた小ネタを披露することはもうない会話は広がっていく
039:広(柴田匡志) (スタートライン)
広大な北海道の地に降り立ちて車窓に映るポプラ並木
039:広(ひじり純子) (純情短歌)
厚い雲 両手で押し広げるように 真っ青な空 台風一過
039:広(佐藤紀子) (encantada)
広い海を自分の世界とする竜は竜宮城を各国に持つ(浦島太郎物語)
039:広(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
左手の中にすっぽり納まった広辞苑引くピピと右手で
039:広(みつき) (みそひと :: misohito ::)
背広着る君の姿が大好きで 朝七時から脱がせたくなる
039:広(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
未来など見えない日々も悪くない広い貴方の胸に抱かれて
039:広 (Putting Holes in Happiness)
終電に急ぐ人影 ショーウィンドーに冬の夜空が広がっていく
039:広(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
驥尾に附し千里を翔る蠅となる広目天の足元の邪鬼
039:広(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
明日急に黒い背広が必要とテレビの話のついでにきみは
039:広(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
舞踏会広間に集う姫たちは肩をいからせ王子を狙う
039:広(日向弥佳) (黒猫ときんぎょ)
載ってたらいいのに君の広辞苑「好き」のページに私のことが
039:広(梅田啓子) (今日のうた)
広東麺のとろみに灼けつく思ひなりもう会はないと決めた日の夜は
039:広(ウクレレ) (十線譜)
「2本目の結婚線は君のため」そんな広にだまされてみる
039:広(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ)
広大な荒野に立ってする後悔予想外だし想定外だし
039:広(只野ハル) (Ordinary days)
広所恐怖症だと宇宙に出れない 閉所だとシップに乗れない ハ!
039:広(わだたかし) (ファミレス短歌)
放課後の広場で無くした夢だけど今なら探せそうな気がする
039:広(ジテンふみお) (雲のない日は)
懺悔には程よい広さビジネスのお部屋に醤油こぼしましてん
039:広(森山あかり) (言葉の花かご)
訪ね来た立待岬空と海広角に開けて押し寄せる
039広(はこべ) (梅の咲くころから)
あの道は広いけれども岩多く故に選んでこの道をゆく
039:広 行方祐美 (フーガのように)
広東料理を眠くなるほど食べる夜の香港の街どこもが光
039:広(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
広さとは孤独の異称 三月の真水で氷をつくり置きする
039:広(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
手を繋ぐことで失う どの空もこんなに広いことがおかしい
039:広(陸王) (Always Walking with Yu)
広角のレンズでアタシを撮らないで クッパ大王の顔になるから
039:広 (井手蜂子) (蜂歌/Hello,Mr.Darkness.)
高々とそびえる積乱雲がいる、八月、あおぞら、広島が近い
039:広(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
広場には君とはぐれし我一人神隠されぬと限らぬものを
039:広 (minto) (@100@)
習慣や異なる文化を受け入れて視野を広げし修学旅行
039:広(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
この広い地球で君に逢えた事不幸でしたと言いたい日の出
039:広(チッピッピ) (うたよみブログ)
亡くなった父の形見を分け合えば箪笥の広い隙間が哀し
039:広(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
幅広きリボン結べば母の手を拒んだあの春が甦る
039:広 (新井蜜) (暗黒星雲)
海べりの小さな家の寝室で広島弁の睦言をいう
039:広(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
ひと言が波紋のように広がって僕の心をざわざわさせる
039:広(根無し草) (根無し草)
広いデコ これはあくまで おデコです ハゲの言い分 聞く耳もたぬ
039:広(ことり) (歌)
ふるさとというやさしさ 広い校庭にのこされた夕焼けとボールと
039:広 (ゆり) (森の歌)
中国語ちょっと教えてほしかっただけ「広東語? 北京語?」「標準語」
039:広 (はしぼそがらす) (紆余曲折)
一人寝のダブルベッドは音もなく広々として冷えびえとして
039:広 (あいうえおあお)
山陽を陽射を浴びて突き進む広島ゆきののぞみに乗って
039:広(畠山拓郎) (あいうえおあお)
山陽を陽射を浴びて突き進む広島ゆきののぞみに乗って
039:広場 (水口涼子) (FANTASIA )
広場には馬蹄隊形とりながらカブスカウトが集う日曜
039:広(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
一茎の葦にしあれど天地(あめつち)の広大無辺われら知りける
039:広(ふみまろ) (光る風の記憶)
帯広の妻に戻りしかの人の便りは来ずや馬鈴薯を買ふ
039:広(暮夜 宴) (青い蝶)
眩しさに目を閉じたまま歓声を背中で聞いた5月の広場
039:広(さかいたつろう) (流星文庫)
「いってきます」ドアを開ければ広すぎる世界が見えます やっぱり「ただいま」
039: 広(眩暈丸) (コギト過剰の歌)
立ち尽くす盛り蕎麦喰らって広野にて無頼ガンマンすべて殺した
039:広(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
測られる広さのやうに鎮まりぬかの日の夏の雲映す水
039:広(Yosh) (☆生短歌☆)
この広い大宇宙のかなたからの一つの光は我が過去世なり
039:広(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
おかたづけする度思う「きもちい~♪ この部屋こんな広かったんだ」
2009題詠blog039:広(はづき生) (生さんま定食)
広島は世界の言葉ヒロシマになってしまった あの一瞬で
039:広(迦里迦) (香飄)
華燭の夜更けてくづるる留袖の広襟に母の芯熱滲む
039:広(かりやす) (彼方探訪)
店員の手書きのPOP広告があまたに揺れる本屋を逃げ出す
039:広(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
ゆっくりと水かさを増すサンマルコ広場が空を捉えはじめる
039:広(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
お気に入りプレイリストを再生し歩いていれば世界は広い
039:広(花夢) (花夢)
おんなとは広い宇宙のことでつねに膨張しつづけているらしい
039:広(原田 町) (カトレア日記)
北京風か広東風か迷ったが夏日の昼は平壌冷麺
039:広(木村比呂) (*さよなら小鳩)
おかえり 広々としたでこたちをろんと撫でゆく春の突風
039:広(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
上野広小路の午前二時の吐瀉物を踏む寸前に抱かれる
039:広(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
突っ伏せるだけの広さがあればいい個室の中はまだ午前2時 039:広(題詠100首2009)
039:広(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
夕暮れの神宮球場B席に修学旅行の子ら広がれり
039:広(春待) (三感四音)
ふたりきり夫とならべしカレー皿吾子嫁ぎ行き食卓広く
039:広(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
広すぎた夢をしまって雨支度 GoogleEARTHで探した実家
039:広(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
誰もいない体育館の広さゆえ決心がまた揺らいでしまう
039:広(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
家族故そんな言葉で最後には広い心で許してくれて
039:広(音波) (短歌のなぎさ)
海峡の広さを思うこの雨はあなたの街に明日降るだろう
039:広(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
広島の新球場の青芝に足を取らるるカープや哀れ
039:広(風天のぼ) (でんでんむしの夢)
草原を駆ける少女よ 両の手を空に広げてま南へゆけ
039:広(理阿弥) (車止めピロー)
ジョナサンで広島産の牡蠣たのむ毛髪殖やし精付くと聞き
039:広(祢莉) (suger drop)
甘えてもいいよってつい言っちゃうのそんなに心広くないのに
039:広(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
決断をするにはここは広すぎてあの橋渡る風を見ている
039:広(藻上旅人) (創作のおと)
広がる広がる広がる広がる海に落としたインクのように
039:広 (沼尻つた子) (つたいあるけ)
たたむまできっちりなさるおつもりで大風呂敷をどうぞ広げて
039:広(nnote) (白い箱から)
駅前の広告塔はしろいまま言葉が雨になって流れる
039:広(吉里) (梢は歌う)
パソコンの狭い四角を見つめつつ世界の広さを感じている
039:広(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
青空の広場がありまして明け方に小雲を拾って回る清掃員
039:広(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
そのむかし世界はもっと単純で広げた両手で語れたものを
039:広(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
ダダイズムの中から言葉をお借りしたこの四畳半はだだっ広い
039:広 (七十路ばば独り言)
観音崎の灯台の上ゆ見晴るかす大洋は広し薫風芳し
039:広 (七十路ばば独り言)
観音崎の灯台の上ゆ見晴るかす大洋は広し薫風芳し
039:広(O.F.) (O.F.)
じょりじょりと髭を押しつけ確かめるここが広域避難場所だと
039:広(こうめ) (はこにわ相聞歌)
理科室が世のありやうの城ならばその背広から不条理を見る
039:広 (流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
哀しみは少し遅れて滑り出す吊り広告をふいに揺らして
039:広(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
なんだっておれには広すぎて困る職歴欄とか街とか あと親
039:広(間遠 浪) (少女らせん)
広げたら裸を自我を絶望を首都幾つかを飲み込むシーツ
039:広(月下 桜) (*月下 桜 の 世界*)
薄暗い森から広いところに出てしまい眩し過ぎて立ちすくんでいる
039:広(イマイ) (ゆびおり短歌)
紫陽花の上に広がる湿り気に心が溶けてぼんやりとする
039:広(のびのび) (のび短歌)
丁寧に広げた折り鶴真ん中にあいつの名前とハートマーク 参照記事:039:広
039:広(月下燕) (a swallow under the moonlight)
言い訳が必要ですかこの広い五月の空の下の二人に
039:広(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
春の野で大風呂敷を広げよう迷子の君を持ちかえるため
039:広(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
片付けてしまえば広くなる部屋で「ピタゴラスイッチ」を眺めていたり
039:広(新津康) (GARDEN DRAGON)
妬む思いが広がる自分。どうして他人は他人と思えない?
039:広(フウ) (easygoing.)
広いこの草原一面わたしたちのベッドにするの永遠のね
039:広(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
広々と足を延ばして湯に浸かるようやく降った雨続く夜に
039:広(青野ことり) (こ と り ご と)
広々とした風景だ 君のみる夢の景色の端っこに佇つ
039:広(Re:) (プリズム)
こんなにも左側は広かったのか君がいたから気付かなかった
039:広(ゆき) (ひたぶる君を)
人ごみの泉の広場をすり抜ける愛されたいとはなんと不遜な
039:広(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
広大な砂漠をひとり歩くようネットに向かい過ぎてく深夜
039:広(都季) (31pieces)
少しずつ僕らの世界は広がって手を伸ばしても届かなくなる
039:広(ほたる) (ほたるノオト)
許される範囲は広いほうがいい 赤い付箋は少なくていい
039:広(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
広域をクリックしつづけてやっと見つめる正しい距離がわかった
039:広 (村木美月) (うたりずむ)
祈りにも似ている浅い眠りから目覚めて宙(そら)は広がる神秘
039:広(都) (miya-momoの日記)
心からすべての時宜に感謝する広い世界であなたに会えて
039:広(健太郎) (モノクローム文芸館)
こんなにも広がらないような無駄話オチが無くても何か笑えるね
039:広 (村本希理子) (きりころじっく2)
板海苔にごはん広げる。のりしろのやうな人生。言つてしまへば、
039:広(振戸りく) (夢のまた夢)
遠回りしても広域農道をゆくのは緑のトンネルだから
039:広(村上はじめ) (雑感)
夏休み広々とした草原で雲を見ながら身体を伸ばす
039:広(藤野唯) (Sugarmint)
薄くひらいたくちびるで肌をなぞるひと 決して広くはない海のなか
039:広(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
逃げ場などない その笑みは僕を撃つ刹那無音の広域兵器
039:広(あみー) (正直なたましい)
だいすき と 唱えるたびにきらきらとひかる世界が広がっていく
039:広(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
変態を経ぬまま蝶となりしもの画布の広さの宇宙にあそぶ
039:広(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
先輩の背中は遠くて泳げないあたしの中の広すぎる海
039:広(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
君が今笑ってるのはあっちかな日本が広く思える夜だ
039:広 みぎわ (たづたづし)
平成のお蔦主税がそぞろゆく上野広小路 夜が屯する
039:広(文) (f_blueな日々 題詠blog)
さんざめく人々の声たかくひくくカンポ広場の時空たゆたふ
039:広(こゆり) (おかっぱ短歌)
秘密基地にするには広い二人暮らしするには狭い まだいかないで
039:広(ゆふ) (ゆっくりん)
大八(だいはち)といふ末広がりの名を持てるかつての上司のその後は如何に
039:広(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
目的はカラダだけだと割り切れば広がりゆく海 夏はもうすぐ
039:広 (キャサリン)(コーラス♪(´・ω・`)カレンダー♪)
簡単にキャンセルされて広島風お好み焼きのキャベツの吐息
039:広(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
広小路 夏祭りには 浴衣着て リング焼でも 食いたいもんだ
039:広(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
青空は曖昧模糊と広がって僕は生きてる理由を無くす
039:広(兎六) (一人暮らしの日記)
中学生くらいの少女三人がうわさ話を続ける広場
039:広(草蜉蝣) (低空飛行)
湿りある背広のままで暖をとるアメリカンみたいな恋だった
039:広(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
抱きとめてほしい気もする送り梅雨 腕を広げて閃光のさす
039:広(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
広すぎる いくつの星をつないだら星座になるの 怖い嫌やめて ○閉所より開かれた場所のほうが案外怖いです(へたれです
039:広(emi) (時計をはずして)
日曜の朝に広がる青空を指さして見たどこまでが青
039:広(短歌サミット2009.山科桜@?) (短歌サミットブログ)
連勝中の広島カープの勢いにのって鈴木は旅立っていく
039:広(遥遥) (たんかのきりかた2)
サバンナの風と光と闇が舞い新人類の広角打法
039:広(市川周) (ミルミルを飲みながら)
地縛霊まどろむ五月受話器から「その広重はニセモノですよ」
039:広(sora) (追憶~娘へ)
かなしみはクロスにこぼしたインクのやうだうしようもなく広がつてゆく
039:広(tafots) (1年で1000首をつくる)
広告の兜と剣(つるぎ)ふりかざす幼女眩しき道玄坂よ
039:広(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
人々を蝕む雨に煌めける広告塔の「強力わかもと」
039:広(ノサカ レイ) (のーずのーず)
お風呂場でふと降りてくるその人が「世界は広い」と耳打ちするの
039:広(佐藤羽美) (hinautamemo)
放課後の保健室にて眠りたる広のおでこに浮かぶ葉脈
039:広(やや) (言の葉たち)
純白の芙蓉が浮かぶ闇広くさまよう指さきからっぽのまま
039:広(酒井景二朗) (F.S.D.)
緑濃き高貴な人の廣い家に火を放つのが妥當かどうか
039:広(志井一) (日記ホプキンス)
六畳の特徴として六畳のわりに広いと感じてしまう
039:広(橘 みちよ) (夜間飛行)
広大な荒れ地にひとり残さるる父も母も病み入院すれば
039:広(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
世界中全てが敵であの人の広い背中を壊してやりたい
039:広(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
世界中すべてが敵であの人の広い背中を壊してやりたい
039:広(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
少し広いところに差し掛かるときに言われたら違う返事をしたか
039:広(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
宇宙より君が広がる可能性 深夜一時に酔いが冴えれば
039:広(駒沢直) (題詠blog参加用。)
革命の熱のにおいも知らないで佇む広場 手のみ汗ばむ
039:広(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
背(せな)広き人を戀へりしまぼろしの記憶より父うしなひてより
039:広(珠弾) (seven seas tac)
広島の帽子かぶっていないから分からなかったよ同窓会で
039:広(すいこ) (すいこのうたおきば)
灼熱の夏を翔けてく潮風よ汗を溶かして広がってゆけ
039:広(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
サンダルを片方なくした海岸で広告みたいな青に出会った
039:広(本田鈴雨) (鈴雨日記)
オホーツクに目の慣れてのちエゾキスゲ咲ける広野に立ちつくしたり
039:広(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
くるぶしを削るミュールでいざ行こう 広い世界の最寄りの駅へ
039:広(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
大広間サイズのでかいトイレにもあらわれるかな?!トイレの花子
039:広 (お気楽堂) (楽歌三昧)
日本一広い府中で内埒を狙うにはまだ修行が足りぬ
039:広(天国ななお) (お月様は許さない)
最近もいいけど二年ほど前の広末涼子の笑顔が好きだ
039:広(木下一) (リンダリンダタンカ)
参照記事:039:広 広場には君のパンティだけ落ちて みんながみんな誰かの子供
039:広 (一夜) (短歌るBlog)
つば広の帽子の陰に隠してた 悲しみの玉 夏空に投げ
[短歌][2009] 039:広(ezmi) (語りえぬことを。)
いくらでも広がってやる最後にはおまへをぜんぶ飲み込んでやる
039:広 (みなと) (海馬)
はだしにて駈けゆく広場いちめんのひかりが濃くてもう戻れない
039:広(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
危険物 わたしを詰めた広口のビンは埃と棚の隅っこ
039:広(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
夏空が物干し竿にぶらさがる。染めなおされて、広重の青。
039:広(桶田 沙美) (31Words Runner)
広大に広がる世界で君探す冒険の旅さぁ始めよう
039:広(やすまる) (やすまる)
(焼きたてのもみじまんじゅう)広島のくみちゃんがくれるやわらかな夢
039:広(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
広島や長崎に起きたこと永遠(とわ)に忘れぬために戦の本読む...
039:広(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
君たちの未来は広がる君たちに安易な言葉をまた投げかけり
039:広(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
1996年ナツイチの広末涼子はとてもかわいい
039:広(岡本雅哉) (なまじっか…)
経験をつめば世界は広がって 寝ころがるにはいいかもしれない
039:広(紫月雲) (resume 1970-2009)
紛うことなき御業を見つけたり二重らせんを広げてみれば
039:広(香-キョウ-) (Sky on Blue)
浅そうで深く狭そうで広い 場所 誰もが持ってて 他人(ヒト)には分からぬ
039:広(伊藤真也) (クラッシュボク)
広すぎて何も言えない青なのになにがなんでも終わる夏なの?
039:広(斗南まこと) (野ウサギのように)
広大な雪原に立つ潔く孤独を受け取る準備は終えた
039:広(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
こんなにも広いベッドで(ゆるせない)君が毎晩ねむりにつくこと
039:広(しおり) (ヒロの独り言)
無防備に眠る貴方の広き背に付けてやりたし不実の証
039:広(鹿男) (もえないゴミ箱)
クーラーが効きづらいけどそのかわり広~い部屋はすきまが多い
039:広(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
学校が終われば広場に駆け出してサッカーしてた頃の青空
039:広(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
いつまでもシングルベッドの広い部屋 あなたの指輪があたしを見てる
039:広 (惠無) (なんでもない一日)
広くもない心の海を泡立てる雑念ばかり沈むよりなし
039:広(月夜野兎) (明日 晴れるといいな)
両の手を大きく広げ受け止める掴みそこねた夢よ再び
039:広(小林ちい) (ゆれる残像)
始発待つ広々としたホームにて昨夜の君の背中を思う
039:広(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
広くない心をもっと傷つけてどうしようもなく不幸になりたい
039:広(兵庫ユカ) (Blog [ .bypass ])
ジャンプ傘のばねの強さを思わせるわたしは広い場所に行くべき
039:広(kei) (シプレノート)
夕焼けに何も注がぬ方がいい広口びんの中には孤独
039:広 (斉藤そよ) (photover)
眠らせておいてください このままで いいね いいよね 広葉樹林
039:広(おっ) (だいえいの短歌専門店)
広島の原爆ドームを前にしてピースサインを繰り返す子ら
039:広(椎名時慈) (タンカデカンタ)
実際は心が狭い キミにだけ広いスペース与えています
039:広(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
消息を聞かぬは無事の証しなり八十九歳竹山広
039:広(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
夜ほどに安らぐ刹那の広さ無き 机上乱れて荒野にひとり
039:広(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
会えなくて 少しがっかりいやかなり 胸に広がる落胆の色
039:広(A.I) (Private Window)
あなただけなにも失うこともなく広域地図の一点に住む
039:広(扱丈博) (取扱)
拳銃を握ったこともない右手 ただ歩くには広すぎる街
039:広(詠時) (短歌の花道)
【クレーマー】【モラルハザード】続々と広辞苑から【カミングアウト】す
039:広(今泉洋子) (sironeko)
いつまでも生きざるゆゑに広沢の池の面(も)の月ほうと眺むる
039:広(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
羽根広げ飛び立つほどの勇気など失くした籠の中の私は
039:広(内田かおり) (深い海から)
モノトーンの幅広の服着こなして振り向く人は秋の顔する
039:広(遠野アリス) (gymnopedie)
目の前に広がるパノラマを閉じ込める思い出が作られる瞬間
039:広(hjr) (_blank)
おもいだす そうね痩けても広かった背中だってあなただって
039:広(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
広くはないベッドで二人くっついて切ないくらいあたたかかった
039:広(鯨井五香) (くじら(独唱))
もりもりと雪をかぶってクレムリン赤の広場にお菓子の家を
039:広(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
広島ゆ乗り来しをとこ牡蠣めしとビール二本でくたりとなりぬ
039:広(だや (それから人鳥の朝食を買いに)
広すぎる部屋にはみんな地図を張り社会教師の想うアメリカ
040:すみれ(だや (それから人鳥の朝食を買いに)
君の指すあのへんに今満開のすみれの花が咲いてるらしい
039:広(Ni-Cd) (反実仮想)
噂だけ広まるようで果てしない最上階の寒い月光
039:広(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
広大な宇宙のほんの片隅で確かに吾は生きているんだ
039:広(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
広縁であなたが唄う子守小さき頃の記憶やさしく
039:広(Makoto.M) (放物線にあこがれて)
秋の日のこの感情はまがいもの偽の怒りがふわと広がる...
039:広 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
忘れられた虹の根元の広場にはしゃぼん玉吹く少女がひとり
039:広(夢雪) (浪漫)
広幅の剣を使いし高名な戦士は実は生き別れた兄
039:広(冬鳥) (ことのはうた)
最終のバスを降りれば広場はもう 海をむかえている石畳
039:広(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
まぼろしの草をもとめて広大な空を駆けゆくひつじらの群れ
039:広(山の上のパン) (なしなし やしやし)
昼間見た広田レオナが夢に出ることを確信してゾッとする
039:広(さと) (すばらしい日々)
歳重ね広がりたるか さもあらず 許容範囲も遊びの庭も
039:広 (勺 禰子) (ディープ大阪・ディープ奈良・ディープ和歌山)
賛否も是非もなく闘ひの連続を生きるほかなき野中広務は
039:広 (寺田ゆたか) (永訣のうた)
妻逝きて遺品の整理始むれば広くなりゆく孤り居の家
039:広(茶葉四葉) (ゆざまし)
こんなにも広いところはまぶしくて 未来かたるのは無理 君との
039:広(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
夕焼けは広角レンズがいいらしいグスコーブドリがきれいに撮れる
039:広(ぱん) (向日葵 と 月)
地下鉄の車内広告 社会には限りがあると信じてた頃
039:広(緒川景子) (ezomijikauta)
おとづれるかなしみのため調合をしておいたこの香り広がれ
039:広(みち。) (滑空アルペジオ。)
傷口を広げるようなことばかり続いたらいい 不幸がぬるい
039:広(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
台風の目の中にうずくまってる広かった空を忘れてはいない
039:広(田中ましろ) (ましたん)
吹く風がふわり広げるスカートに死ぬまで僕は勝てないだろう
039:広(泉) (tannka たんか 短歌)
丘上のこども広場の声聞こゆ子らと遊びし四半世紀前
039:広(フワコ) (きくとわたし)
だだっ広いチモシー畑の穂が風の姿を映しぬ 風になりたい
039:広(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
あでやかな菊の絨毯 広場にて始まるものと終わるものあり
039:広(星川郁乃) (Air Station)
わたくしの夢も紛れて迷い込むひとの行き交う広場の隅に
39:広 (天然通信)
鳥海山登り眼下に広がるは豊穣の野と蒼き日本海
39:広 (天然通信)
鳥海山登り眼下に広がるは豊穣の野と蒼き日本海
39:広(HY) (天然通信)
鳥海山登り眼下に広がるは豊穣の野と蒼き日本海
039:広(ME1) (FILL mobile)
広角のレンズで覗くこの世には見えない明日の淡色が浮く
039:広(宵月冴音) (銀星亭~Villa Argentee D'Etoile~)
あのーさっき広場でうちの王様が処刑されてたような気がする
039:広(なゆら) (リッスン・トゥ・ハー)
粕汁の渦巻くあくは鮭、葱をかすめて広く泡となりけり
039:広(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
六本木 ビルの広場の夏祭 田楽踊りしずしずと出づ
039:広(アンタレス) (思い出ずるままに)
放たれし犬の如くに走りたし広き野原を病みて夢でも
039:広(船坂圭之介) (kei's anex room)
思ひみればわが存在の果敢なさに気付き居り 夜は広く更けゆく
039:広(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
その広さ知ってしまったお魚はそれでも海で溺れなかった
039:広(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
広げれば地球をすっぽり包むという神鳥・鵬の翼怖しも
039:広(みずき) (空)
広さより温みの欲しきこの部屋の隅に風吹くけふも明日も
039:広(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
何回もはぐれメタルはすぐ逃げて広山くんはご機嫌ななめ...
039:広(うたまろ) (五と七と五と七と七)
冬空に広くにじんだ暮色は 日々繰り返す滅びの美かな
039:広(小早川忠義) (Just as I am Returns)
この部屋は独り住むには広くありされば出で行くなと諭されぬ
039:広(蓮野 唯) (万象の奇夜)
←→(やじるし)で広げる窓の便利さを便利と思わぬ電脳世代
039:広(星野ぐりこ) (題詠100首爆走中。)
広すぎる部屋に住んでるせいだろう今年の風邪が治らないのは
039:広(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
きみの名を広辞苑にてそっと引く マーカーの色 ほんのりピンク
039:広 (穴井苑子) (猫のように純情)
持ってきた小ネタを披露することはもうない会話は広がっていく
039:広(柴田匡志) (スタートライン)
広大な北海道の地に降り立ちて車窓に映るポプラ並木
039:広(ひじり純子) (純情短歌)
厚い雲 両手で押し広げるように 真っ青な空 台風一過
039:広(佐藤紀子) (encantada)
広い海を自分の世界とする竜は竜宮城を各国に持つ(浦島太郎物語)
039:広(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
左手の中にすっぽり納まった広辞苑引くピピと右手で
039:広(みつき) (みそひと :: misohito ::)
背広着る君の姿が大好きで 朝七時から脱がせたくなる
039:広(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
未来など見えない日々も悪くない広い貴方の胸に抱かれて
039:広 (Putting Holes in Happiness)
終電に急ぐ人影 ショーウィンドーに冬の夜空が広がっていく
039:広(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
驥尾に附し千里を翔る蠅となる広目天の足元の邪鬼
039:広(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
明日急に黒い背広が必要とテレビの話のついでにきみは
039:広(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
舞踏会広間に集う姫たちは肩をいからせ王子を狙う
039:広(日向弥佳) (黒猫ときんぎょ)
載ってたらいいのに君の広辞苑「好き」のページに私のことが
039:広(梅田啓子) (今日のうた)
広東麺のとろみに灼けつく思ひなりもう会はないと決めた日の夜は
039:広(ウクレレ) (十線譜)
「2本目の結婚線は君のため」そんな広にだまされてみる
039:広(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ)
広大な荒野に立ってする後悔予想外だし想定外だし
039:広(只野ハル) (Ordinary days)
広所恐怖症だと宇宙に出れない 閉所だとシップに乗れない ハ!
039:広(わだたかし) (ファミレス短歌)
放課後の広場で無くした夢だけど今なら探せそうな気がする
039:広(ジテンふみお) (雲のない日は)
懺悔には程よい広さビジネスのお部屋に醤油こぼしましてん
039:広(森山あかり) (言葉の花かご)
訪ね来た立待岬空と海広角に開けて押し寄せる
039広(はこべ) (梅の咲くころから)
あの道は広いけれども岩多く故に選んでこの道をゆく
039:広 行方祐美 (フーガのように)
広東料理を眠くなるほど食べる夜の香港の街どこもが光
039:広(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
広さとは孤独の異称 三月の真水で氷をつくり置きする
039:広(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
手を繋ぐことで失う どの空もこんなに広いことがおかしい
039:広(陸王) (Always Walking with Yu)
広角のレンズでアタシを撮らないで クッパ大王の顔になるから
039:広 (井手蜂子) (蜂歌/Hello,Mr.Darkness.)
高々とそびえる積乱雲がいる、八月、あおぞら、広島が近い
039:広(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
広場には君とはぐれし我一人神隠されぬと限らぬものを
039:広 (minto) (@100@)
習慣や異なる文化を受け入れて視野を広げし修学旅行
039:広(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
この広い地球で君に逢えた事不幸でしたと言いたい日の出
039:広(チッピッピ) (うたよみブログ)
亡くなった父の形見を分け合えば箪笥の広い隙間が哀し
039:広(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
幅広きリボン結べば母の手を拒んだあの春が甦る
039:広 (新井蜜) (暗黒星雲)
海べりの小さな家の寝室で広島弁の睦言をいう
039:広(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
ひと言が波紋のように広がって僕の心をざわざわさせる
039:広(根無し草) (根無し草)
広いデコ これはあくまで おデコです ハゲの言い分 聞く耳もたぬ
039:広(ことり) (歌)
ふるさとというやさしさ 広い校庭にのこされた夕焼けとボールと
039:広 (ゆり) (森の歌)
中国語ちょっと教えてほしかっただけ「広東語? 北京語?」「標準語」
039:広 (はしぼそがらす) (紆余曲折)
一人寝のダブルベッドは音もなく広々として冷えびえとして
039:広 (あいうえおあお)
山陽を陽射を浴びて突き進む広島ゆきののぞみに乗って
039:広(畠山拓郎) (あいうえおあお)
山陽を陽射を浴びて突き進む広島ゆきののぞみに乗って
039:広場 (水口涼子) (FANTASIA )
広場には馬蹄隊形とりながらカブスカウトが集う日曜
039:広(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
一茎の葦にしあれど天地(あめつち)の広大無辺われら知りける
039:広(ふみまろ) (光る風の記憶)
帯広の妻に戻りしかの人の便りは来ずや馬鈴薯を買ふ
039:広(暮夜 宴) (青い蝶)
眩しさに目を閉じたまま歓声を背中で聞いた5月の広場
039:広(さかいたつろう) (流星文庫)
「いってきます」ドアを開ければ広すぎる世界が見えます やっぱり「ただいま」
039: 広(眩暈丸) (コギト過剰の歌)
立ち尽くす盛り蕎麦喰らって広野にて無頼ガンマンすべて殺した
039:広(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
測られる広さのやうに鎮まりぬかの日の夏の雲映す水
039:広(Yosh) (☆生短歌☆)
この広い大宇宙のかなたからの一つの光は我が過去世なり
039:広(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
おかたづけする度思う「きもちい~♪ この部屋こんな広かったんだ」
2009題詠blog039:広(はづき生) (生さんま定食)
広島は世界の言葉ヒロシマになってしまった あの一瞬で
039:広(迦里迦) (香飄)
華燭の夜更けてくづるる留袖の広襟に母の芯熱滲む
039:広(かりやす) (彼方探訪)
店員の手書きのPOP広告があまたに揺れる本屋を逃げ出す
039:広(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
ゆっくりと水かさを増すサンマルコ広場が空を捉えはじめる
039:広(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
お気に入りプレイリストを再生し歩いていれば世界は広い
039:広(花夢) (花夢)
おんなとは広い宇宙のことでつねに膨張しつづけているらしい
039:広(原田 町) (カトレア日記)
北京風か広東風か迷ったが夏日の昼は平壌冷麺
039:広(木村比呂) (*さよなら小鳩)
おかえり 広々としたでこたちをろんと撫でゆく春の突風
039:広(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
上野広小路の午前二時の吐瀉物を踏む寸前に抱かれる
039:広(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
突っ伏せるだけの広さがあればいい個室の中はまだ午前2時 039:広(題詠100首2009)
039:広(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
夕暮れの神宮球場B席に修学旅行の子ら広がれり
039:広(春待) (三感四音)
ふたりきり夫とならべしカレー皿吾子嫁ぎ行き食卓広く
039:広(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
広すぎた夢をしまって雨支度 GoogleEARTHで探した実家
039:広(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
誰もいない体育館の広さゆえ決心がまた揺らいでしまう
039:広(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
家族故そんな言葉で最後には広い心で許してくれて
039:広(音波) (短歌のなぎさ)
海峡の広さを思うこの雨はあなたの街に明日降るだろう
039:広(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
広島の新球場の青芝に足を取らるるカープや哀れ
039:広(風天のぼ) (でんでんむしの夢)
草原を駆ける少女よ 両の手を空に広げてま南へゆけ
039:広(理阿弥) (車止めピロー)
ジョナサンで広島産の牡蠣たのむ毛髪殖やし精付くと聞き
039:広(祢莉) (suger drop)
甘えてもいいよってつい言っちゃうのそんなに心広くないのに
039:広(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
決断をするにはここは広すぎてあの橋渡る風を見ている
039:広(藻上旅人) (創作のおと)
広がる広がる広がる広がる海に落としたインクのように
039:広 (沼尻つた子) (つたいあるけ)
たたむまできっちりなさるおつもりで大風呂敷をどうぞ広げて
039:広(nnote) (白い箱から)
駅前の広告塔はしろいまま言葉が雨になって流れる
039:広(吉里) (梢は歌う)
パソコンの狭い四角を見つめつつ世界の広さを感じている
039:広(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
青空の広場がありまして明け方に小雲を拾って回る清掃員
039:広(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
そのむかし世界はもっと単純で広げた両手で語れたものを
039:広(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
ダダイズムの中から言葉をお借りしたこの四畳半はだだっ広い
039:広 (七十路ばば独り言)
観音崎の灯台の上ゆ見晴るかす大洋は広し薫風芳し
039:広 (七十路ばば独り言)
観音崎の灯台の上ゆ見晴るかす大洋は広し薫風芳し
039:広(O.F.) (O.F.)
じょりじょりと髭を押しつけ確かめるここが広域避難場所だと
039:広(こうめ) (はこにわ相聞歌)
理科室が世のありやうの城ならばその背広から不条理を見る
039:広 (流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
哀しみは少し遅れて滑り出す吊り広告をふいに揺らして
039:広(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
なんだっておれには広すぎて困る職歴欄とか街とか あと親
039:広(間遠 浪) (少女らせん)
広げたら裸を自我を絶望を首都幾つかを飲み込むシーツ
039:広(月下 桜) (*月下 桜 の 世界*)
薄暗い森から広いところに出てしまい眩し過ぎて立ちすくんでいる
039:広(イマイ) (ゆびおり短歌)
紫陽花の上に広がる湿り気に心が溶けてぼんやりとする
039:広(のびのび) (のび短歌)
丁寧に広げた折り鶴真ん中にあいつの名前とハートマーク 参照記事:039:広
039:広(月下燕) (a swallow under the moonlight)
言い訳が必要ですかこの広い五月の空の下の二人に
039:広(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
春の野で大風呂敷を広げよう迷子の君を持ちかえるため
039:広(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
片付けてしまえば広くなる部屋で「ピタゴラスイッチ」を眺めていたり
039:広(新津康) (GARDEN DRAGON)
妬む思いが広がる自分。どうして他人は他人と思えない?
039:広(フウ) (easygoing.)
広いこの草原一面わたしたちのベッドにするの永遠のね
039:広(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
広々と足を延ばして湯に浸かるようやく降った雨続く夜に
039:広(青野ことり) (こ と り ご と)
広々とした風景だ 君のみる夢の景色の端っこに佇つ
039:広(Re:) (プリズム)
こんなにも左側は広かったのか君がいたから気付かなかった
039:広(ゆき) (ひたぶる君を)
人ごみの泉の広場をすり抜ける愛されたいとはなんと不遜な
039:広(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
広大な砂漠をひとり歩くようネットに向かい過ぎてく深夜
039:広(都季) (31pieces)
少しずつ僕らの世界は広がって手を伸ばしても届かなくなる
039:広(ほたる) (ほたるノオト)
許される範囲は広いほうがいい 赤い付箋は少なくていい
039:広(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
広域をクリックしつづけてやっと見つめる正しい距離がわかった
039:広 (村木美月) (うたりずむ)
祈りにも似ている浅い眠りから目覚めて宙(そら)は広がる神秘
039:広(都) (miya-momoの日記)
心からすべての時宜に感謝する広い世界であなたに会えて
039:広(健太郎) (モノクローム文芸館)
こんなにも広がらないような無駄話オチが無くても何か笑えるね
039:広 (村本希理子) (きりころじっく2)
板海苔にごはん広げる。のりしろのやうな人生。言つてしまへば、
039:広(振戸りく) (夢のまた夢)
遠回りしても広域農道をゆくのは緑のトンネルだから
039:広(村上はじめ) (雑感)
夏休み広々とした草原で雲を見ながら身体を伸ばす
039:広(藤野唯) (Sugarmint)
薄くひらいたくちびるで肌をなぞるひと 決して広くはない海のなか
039:広(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
逃げ場などない その笑みは僕を撃つ刹那無音の広域兵器
039:広(あみー) (正直なたましい)
だいすき と 唱えるたびにきらきらとひかる世界が広がっていく
039:広(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
変態を経ぬまま蝶となりしもの画布の広さの宇宙にあそぶ
039:広(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
先輩の背中は遠くて泳げないあたしの中の広すぎる海
039:広(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
君が今笑ってるのはあっちかな日本が広く思える夜だ
039:広 みぎわ (たづたづし)
平成のお蔦主税がそぞろゆく上野広小路 夜が屯する
039:広(文) (f_blueな日々 題詠blog)
さんざめく人々の声たかくひくくカンポ広場の時空たゆたふ
039:広(こゆり) (おかっぱ短歌)
秘密基地にするには広い二人暮らしするには狭い まだいかないで
039:広(ゆふ) (ゆっくりん)
大八(だいはち)といふ末広がりの名を持てるかつての上司のその後は如何に
039:広(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
目的はカラダだけだと割り切れば広がりゆく海 夏はもうすぐ
039:広 (キャサリン)(コーラス♪(´・ω・`)カレンダー♪)
簡単にキャンセルされて広島風お好み焼きのキャベツの吐息
039:広(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
広小路 夏祭りには 浴衣着て リング焼でも 食いたいもんだ
039:広(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
青空は曖昧模糊と広がって僕は生きてる理由を無くす
039:広(兎六) (一人暮らしの日記)
中学生くらいの少女三人がうわさ話を続ける広場
039:広(草蜉蝣) (低空飛行)
湿りある背広のままで暖をとるアメリカンみたいな恋だった
039:広(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
抱きとめてほしい気もする送り梅雨 腕を広げて閃光のさす
039:広(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
広すぎる いくつの星をつないだら星座になるの 怖い嫌やめて ○閉所より開かれた場所のほうが案外怖いです(へたれです
039:広(emi) (時計をはずして)
日曜の朝に広がる青空を指さして見たどこまでが青
039:広(短歌サミット2009.山科桜@?) (短歌サミットブログ)
連勝中の広島カープの勢いにのって鈴木は旅立っていく
039:広(遥遥) (たんかのきりかた2)
サバンナの風と光と闇が舞い新人類の広角打法
039:広(市川周) (ミルミルを飲みながら)
地縛霊まどろむ五月受話器から「その広重はニセモノですよ」
039:広(sora) (追憶~娘へ)
かなしみはクロスにこぼしたインクのやうだうしようもなく広がつてゆく
039:広(tafots) (1年で1000首をつくる)
広告の兜と剣(つるぎ)ふりかざす幼女眩しき道玄坂よ
039:広(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
人々を蝕む雨に煌めける広告塔の「強力わかもと」
039:広(ノサカ レイ) (のーずのーず)
お風呂場でふと降りてくるその人が「世界は広い」と耳打ちするの
039:広(佐藤羽美) (hinautamemo)
放課後の保健室にて眠りたる広のおでこに浮かぶ葉脈
039:広(やや) (言の葉たち)
純白の芙蓉が浮かぶ闇広くさまよう指さきからっぽのまま
039:広(酒井景二朗) (F.S.D.)
緑濃き高貴な人の廣い家に火を放つのが妥當かどうか
039:広(志井一) (日記ホプキンス)
六畳の特徴として六畳のわりに広いと感じてしまう
039:広(橘 みちよ) (夜間飛行)
広大な荒れ地にひとり残さるる父も母も病み入院すれば
039:広(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
世界中全てが敵であの人の広い背中を壊してやりたい
039:広(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
世界中すべてが敵であの人の広い背中を壊してやりたい
039:広(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
少し広いところに差し掛かるときに言われたら違う返事をしたか
039:広(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
宇宙より君が広がる可能性 深夜一時に酔いが冴えれば
039:広(駒沢直) (題詠blog参加用。)
革命の熱のにおいも知らないで佇む広場 手のみ汗ばむ
039:広(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
背(せな)広き人を戀へりしまぼろしの記憶より父うしなひてより
039:広(珠弾) (seven seas tac)
広島の帽子かぶっていないから分からなかったよ同窓会で
039:広(すいこ) (すいこのうたおきば)
灼熱の夏を翔けてく潮風よ汗を溶かして広がってゆけ
039:広(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
サンダルを片方なくした海岸で広告みたいな青に出会った
039:広(本田鈴雨) (鈴雨日記)
オホーツクに目の慣れてのちエゾキスゲ咲ける広野に立ちつくしたり
039:広(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
くるぶしを削るミュールでいざ行こう 広い世界の最寄りの駅へ
039:広(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
大広間サイズのでかいトイレにもあらわれるかな?!トイレの花子
039:広 (お気楽堂) (楽歌三昧)
日本一広い府中で内埒を狙うにはまだ修行が足りぬ
039:広(天国ななお) (お月様は許さない)
最近もいいけど二年ほど前の広末涼子の笑顔が好きだ
039:広(木下一) (リンダリンダタンカ)
参照記事:039:広 広場には君のパンティだけ落ちて みんながみんな誰かの子供
039:広 (一夜) (短歌るBlog)
つば広の帽子の陰に隠してた 悲しみの玉 夏空に投げ
[短歌][2009] 039:広(ezmi) (語りえぬことを。)
いくらでも広がってやる最後にはおまへをぜんぶ飲み込んでやる
039:広 (みなと) (海馬)
はだしにて駈けゆく広場いちめんのひかりが濃くてもう戻れない
039:広(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
危険物 わたしを詰めた広口のビンは埃と棚の隅っこ
039:広(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
夏空が物干し竿にぶらさがる。染めなおされて、広重の青。
039:広(桶田 沙美) (31Words Runner)
広大に広がる世界で君探す冒険の旅さぁ始めよう
039:広(やすまる) (やすまる)
(焼きたてのもみじまんじゅう)広島のくみちゃんがくれるやわらかな夢
039:広(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
広島や長崎に起きたこと永遠(とわ)に忘れぬために戦の本読む...
039:広(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
君たちの未来は広がる君たちに安易な言葉をまた投げかけり
039:広(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
1996年ナツイチの広末涼子はとてもかわいい
039:広(岡本雅哉) (なまじっか…)
経験をつめば世界は広がって 寝ころがるにはいいかもしれない
039:広(紫月雲) (resume 1970-2009)
紛うことなき御業を見つけたり二重らせんを広げてみれば
039:広(香-キョウ-) (Sky on Blue)
浅そうで深く狭そうで広い 場所 誰もが持ってて 他人(ヒト)には分からぬ
039:広(伊藤真也) (クラッシュボク)
広すぎて何も言えない青なのになにがなんでも終わる夏なの?
039:広(斗南まこと) (野ウサギのように)
広大な雪原に立つ潔く孤独を受け取る準備は終えた
039:広(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
こんなにも広いベッドで(ゆるせない)君が毎晩ねむりにつくこと
039:広(しおり) (ヒロの独り言)
無防備に眠る貴方の広き背に付けてやりたし不実の証
039:広(鹿男) (もえないゴミ箱)
クーラーが効きづらいけどそのかわり広~い部屋はすきまが多い
039:広(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
学校が終われば広場に駆け出してサッカーしてた頃の青空
039:広(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
いつまでもシングルベッドの広い部屋 あなたの指輪があたしを見てる
039:広 (惠無) (なんでもない一日)
広くもない心の海を泡立てる雑念ばかり沈むよりなし
039:広(月夜野兎) (明日 晴れるといいな)
両の手を大きく広げ受け止める掴みそこねた夢よ再び
039:広(小林ちい) (ゆれる残像)
始発待つ広々としたホームにて昨夜の君の背中を思う
039:広(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
広くない心をもっと傷つけてどうしようもなく不幸になりたい
039:広(兵庫ユカ) (Blog [ .bypass ])
ジャンプ傘のばねの強さを思わせるわたしは広い場所に行くべき
039:広(kei) (シプレノート)
夕焼けに何も注がぬ方がいい広口びんの中には孤独
039:広 (斉藤そよ) (photover)
眠らせておいてください このままで いいね いいよね 広葉樹林
039:広(おっ) (だいえいの短歌専門店)
広島の原爆ドームを前にしてピースサインを繰り返す子ら
039:広(椎名時慈) (タンカデカンタ)
実際は心が狭い キミにだけ広いスペース与えています
039:広(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
消息を聞かぬは無事の証しなり八十九歳竹山広
039:広(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
夜ほどに安らぐ刹那の広さ無き 机上乱れて荒野にひとり
039:広(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
会えなくて 少しがっかりいやかなり 胸に広がる落胆の色
039:広(A.I) (Private Window)
あなただけなにも失うこともなく広域地図の一点に住む
039:広(扱丈博) (取扱)
拳銃を握ったこともない右手 ただ歩くには広すぎる街
039:広(詠時) (短歌の花道)
【クレーマー】【モラルハザード】続々と広辞苑から【カミングアウト】す
039:広(今泉洋子) (sironeko)
いつまでも生きざるゆゑに広沢の池の面(も)の月ほうと眺むる
039:広(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
羽根広げ飛び立つほどの勇気など失くした籠の中の私は
039:広(内田かおり) (深い海から)
モノトーンの幅広の服着こなして振り向く人は秋の顔する
039:広(遠野アリス) (gymnopedie)
目の前に広がるパノラマを閉じ込める思い出が作られる瞬間
039:広(hjr) (_blank)
おもいだす そうね痩けても広かった背中だってあなただって
039:広(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
広くはないベッドで二人くっついて切ないくらいあたたかかった
039:広(鯨井五香) (くじら(独唱))
もりもりと雪をかぶってクレムリン赤の広場にお菓子の家を
039:広(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
広島ゆ乗り来しをとこ牡蠣めしとビール二本でくたりとなりぬ
039:広(だや (それから人鳥の朝食を買いに)
広すぎる部屋にはみんな地図を張り社会教師の想うアメリカ
040:すみれ(だや (それから人鳥の朝食を買いに)
君の指すあのへんに今満開のすみれの花が咲いてるらしい
039:広(Ni-Cd) (反実仮想)
噂だけ広まるようで果てしない最上階の寒い月光
039:広(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
広大な宇宙のほんの片隅で確かに吾は生きているんだ
039:広(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
広縁であなたが唄う子守小さき頃の記憶やさしく
039:広(Makoto.M) (放物線にあこがれて)
秋の日のこの感情はまがいもの偽の怒りがふわと広がる...
039:広 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
忘れられた虹の根元の広場にはしゃぼん玉吹く少女がひとり
039:広(夢雪) (浪漫)
広幅の剣を使いし高名な戦士は実は生き別れた兄
039:広(冬鳥) (ことのはうた)
最終のバスを降りれば広場はもう 海をむかえている石畳
039:広(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
まぼろしの草をもとめて広大な空を駆けゆくひつじらの群れ
039:広(山の上のパン) (なしなし やしやし)
昼間見た広田レオナが夢に出ることを確信してゾッとする
039:広(さと) (すばらしい日々)
歳重ね広がりたるか さもあらず 許容範囲も遊びの庭も
039:広 (勺 禰子) (ディープ大阪・ディープ奈良・ディープ和歌山)
賛否も是非もなく闘ひの連続を生きるほかなき野中広務は
039:広 (寺田ゆたか) (永訣のうた)
妻逝きて遺品の整理始むれば広くなりゆく孤り居の家
039:広(茶葉四葉) (ゆざまし)
こんなにも広いところはまぶしくて 未来かたるのは無理 君との
039:広(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
夕焼けは広角レンズがいいらしいグスコーブドリがきれいに撮れる
039:広(ぱん) (向日葵 と 月)
地下鉄の車内広告 社会には限りがあると信じてた頃
039:広(緒川景子) (ezomijikauta)
おとづれるかなしみのため調合をしておいたこの香り広がれ
039:広(みち。) (滑空アルペジオ。)
傷口を広げるようなことばかり続いたらいい 不幸がぬるい
039:広(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
台風の目の中にうずくまってる広かった空を忘れてはいない
039:広(田中ましろ) (ましたん)
吹く風がふわり広げるスカートに死ぬまで僕は勝てないだろう
039:広(泉) (tannka たんか 短歌)
丘上のこども広場の声聞こゆ子らと遊びし四半世紀前
039:広(フワコ) (きくとわたし)
だだっ広いチモシー畑の穂が風の姿を映しぬ 風になりたい
039:広(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
あでやかな菊の絨毯 広場にて始まるものと終わるものあり
039:広(星川郁乃) (Air Station)
わたくしの夢も紛れて迷い込むひとの行き交う広場の隅に
39:広 (天然通信)
鳥海山登り眼下に広がるは豊穣の野と蒼き日本海
39:広 (天然通信)
鳥海山登り眼下に広がるは豊穣の野と蒼き日本海
39:広(HY) (天然通信)
鳥海山登り眼下に広がるは豊穣の野と蒼き日本海
039:広(ME1) (FILL mobile)
広角のレンズで覗くこの世には見えない明日の淡色が浮く
039:広(宵月冴音) (銀星亭~Villa Argentee D'Etoile~)
あのーさっき広場でうちの王様が処刑されてたような気がする
039:広(なゆら) (リッスン・トゥ・ハー)
粕汁の渦巻くあくは鮭、葱をかすめて広く泡となりけり