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093:鼻

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093:鼻(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
「象は鼻が長い」の「は」と「が」の違いなど知らないけれどわれは歌よみ...

093:鼻(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
印象の薄い鼻だということを互いに記憶していた再会

093:鼻(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
火棚には南部特産鼻曲がり後の絶えにし故郷の家 

093:鼻(アンタレス) (思い出ずるままに)
鼻眼鏡父母を笑いて諌めしが老いてずり落つ不便に気ずく

093:鼻(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
けだるさは鼻風邪程度のことなれど そを口実に会うを断る

093:鼻(みずき) (空)
鼻息の白き世界の小さくて見えない夢をうつら探しぬ

093:鼻(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
マスクしている人見るとその人の鼻のかたちがやけに気になる

093:鼻(船坂圭之介) (kei's anex room)
ほの匂ふ香を窃(ぬす)みたり 撃たれたり銃口は在り鼻の真中(まなか)に

093:鼻(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
ひくひくと鼻のアンテナひくつかせおやつを探す自称雛鳥

093:鼻(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
そこもとにちと訊ねるが赤鼻は酔うておるのか 嗤うルドルフ

093:鼻(梅田啓子) (今日のうた)
全共闘世代で五黄の寅うまれ鼻つぱしなら誰にも負けぬ

093:鼻(森山あかり) (言葉の花かご)
花合わせせがむと母は鼻をつけ笑った遊ぶゆとりはなくて

093:鼻(小早川忠義) (Just as I am Returns)
心なる鼻はぐんぐん伸び続く圧し折られても懲りず伸ぶらし

093:鼻(みつき) (みそひと :: misohito ::)
鼻持ちならぬ部長をくさす課長の高い鼻は止まり木ですか

093:鼻(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
妬いてるの? お鼻ピクピクしてるわよ きみをからかう無邪気な時間

093:鼻(迦里迦) (香飄)
かの世にても少しなら「待て」出来るやろ 濡れた鼻 陽にまみれあふ 今

093:鼻(チッピッピ) (うたよみブログ)
ババシャツにコートに手袋タイツでも鼻が寒いのどうしたらいい?

093:鼻(ジテンふみお) (雲のない日は)
もしドアがひらけば鼻が飛んでゆく覚悟を乗せた新快速に

093:鼻(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
鼻セレブと命名されたティッシュを使っていたよ庶民のままで

093:鼻 (穴井苑子) (猫のように純情)
美しい鼻というのは美しい鼻の穴ってことなのかもね

093:鼻(柴田匡志) (スタートライン)
点鼻薬毎晩射せど効果なし 医師は毎日掃除せよという

093:鼻 (ゆり) (森の歌 ~怪人二十面相~)
鼻声は前世の名残フランス人だった記憶を取り戻せたら

093:鼻 (minto) (@100@)
センサーの鼻の形が象に似て湾曲してゐる魚は泳ぐ

093:鼻(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ )
鼻水の止まらぬ季節の幕引きに華やかに咲く花水木のハナ

093:鼻(理阿弥) (車止めピロー)
革命の二百年記に歌はるる仏蘭西国歌(マルセイエーズ)が今朝の鼻唄

093:鼻(うたまろ) (五と七と五と七と七)
枯れ落ち葉 うさぎが鼻でかきまわす 新たな森の下ごしらえに

092:鼻(はこべ) (梅の咲くころから)
キッチンのBGMのごと鼻歌が いつも聞こえたあのころがあり

093:鼻 行方祐美 (フーガのように)
鼻濁音たっぷり含む曇り天われは君より心が薄し

093:鼻(畠山拓郎) (あいうえおあお)
鼻山と名前を呼ばれ麻生さんみたいな人は多いと思う

093:鼻(陸王) (Always Walking with Yu)
偽りに伸びた鼻の木よじ登り打倒巨人にジャックとふたり

093:鼻(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
鼻息を感じる程に近付けたそこで一気に行くべきだった

093:鼻(佐藤紀子) (encantada)
鼻先を太郎の足にすりつけて亀はひと世の別れを惜しむ(浦島太郎物語)

093:鼻(Yosh) (☆生短歌☆)
ネット上 鼻笑う奴のたまり場で 愚痴の臭いに 鼻つまむなり

093:鼻(ふみまろ) (光る風の記憶)
鼻先がふれあう距離の僕たちの会話は雨が隠してくれる

093:鼻(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
鼻先にゆれるニンジンあなたにはうまく乗せられギャロップの日々

093:鼻(のびのび) (のび短歌)
言うでしょう?「知らぬが仏」あんまりさ鼻が利くのもどうかと思うよ 参照記事:093:鼻

093:鼻(フウ) (easygoing.)
すする鼻先生ずっと変わらずに変わらずにいて来世紀でも

093:鼻(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
あいさつは鼻すり合はせねこの仔のさよならだけが人生だもの

093:鼻 (新井蜜) (暗黒星雲)
鼻すじの通った人は嫌いだと負け惜しみ言いお前は泣いた

093:鼻(ゆき) (ひたぶる君を)
冬なれば冷ゆる鼻先赤らみて末摘花になりにけるかも

093:鼻(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
是が非でも非が是でもいい手に入れるシラノの鼻は今は忘れて

093:鼻(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
今頃は泣いてなんかはいないはず恋していいか鼻が利くなら

093:鼻(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
夢語るときは勿論夢を聞くときにも鼻をふくらますきみ

093:鼻(tafots) (1年で1000首をつくる)
がっこうのチャイムの遠鳴り聞く昼の鼻血は甘い風邪の子どもは

093:鼻(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
目の前で鼻をかんだり、そういうの、どんどんどきどき遠ざけちゃうよ

093:鼻(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
高ければ人造物と思いたい日本人ではないような鼻

093:鼻(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
今更に救えなかった「ごめんね」のくきやかな文字鼻骨に沁みる

093:鼻(すいこ) (すいこのうたおきば)
鼻毛切る時につくってるアホ顔は孤独の象徴だから見るなよ!

093:鼻(こうめ) (はこにわ相聞歌)
鼻で鼻触れて止(とど)めて「知らないよ?」 そう、さかな役は私のほうだ

093:鼻(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
花粉症 鼻がずるりと 垂れてくる 風邪じゃないのに 風邪引き気分

093:鼻(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
小刻みに震える髪と熱い目と湿った鼻を胸に押しつけ 093:鼻(題詠100首2009)

094:鼻 (七十路ばば独り言)
色恋は抜きにしてなお忘られぬ赤鼻ゆえに内気な女人

093:鼻(数字訂正) (七十路ばば独り言)
色恋を抜きにしてなお忘られぬ赤鼻ゆえの内気な女人

093:鼻(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
鼻で吸って吸ってゆっくり練り上げて唄うごとくに詠いつづけよ

093:鼻(藻上旅人) (創作のおと)
30年ぶりの空気を吸い込めば鼻腔の奥に湧き出づるもの

093:鼻(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
嘘をついたピノキオは鼻が伸びました わたしは豆を煮込んでいます

093:鼻(さかいたつろう) (流星文庫)
困ったら鼻を見ていろ女から照れ笑いが起こるのを待て

093:鼻(nnote) (白い箱から)
鼻先が初秋にふれる早朝の路地裏猫と駅までの道

093:鼻(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
ニツポンの世紀が来るぞと浮かれゐし時のありけり鼻高々で

093:鼻(藤野唯) (Sugarmint)
ふと思い出して会いにきたよってその鼻にかいてあるよばーか

093:鼻(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
あたふたと官衣脱ぎ捨て茶をすする雪に灼けたるゴーゴリが鼻

093:鼻(木下一) (ワイワイやってる暇はねえ!)
参照記事:093:鼻 クリリンは鼻が無いから嗅げないね君のパンティ羨ましいね

093:鼻(イマイ) (ゆびおり短歌)
鼻と鼻くっつけながらわたしたちこどもに還っているみたいだ

093:鼻(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
がんばって浴衣を着てはみたけれど慣れない草履の鼻緒に泣いた

093:鼻(只野ハル) (Ordinary days)
目は視覚センサー鼻はエアインテーク無人戦闘機の形

093:鼻(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
殴られた鼻のことなど気にせずにマルセイバターサンドを食べよう

093:鼻(佐藤羽美) (hinautamemo)
ぬばたまの鼻腔に夜気が満ちてゆく楠本頼子(だった少女)の

093:鼻(原田 町) (カトレア日記)
木犀が匂いだしたと言われてもわたしの鼻は鈍くなってる

093:鼻(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
ふふふふん鼻歌交じりで作業中ご機嫌さんと肩を叩かれ

093:鼻(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
鼻の奥つうんと痛くなってきた 涙流れる三秒前です

093:鼻(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
まだあをいくせに生意気その鼻を180度ねじぢあげてやる

093:鼻(ことり) (歌)
一夜さをしずけく想う懐かしき恋のようなりつめたき鼻は

093:鼻(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
連休に弟夫婦帰り来て鼻つまみ者は息を殺せり

093:鼻(ウクレレ) (十線譜)
おもちゃ箱の一番底で笑わずにひしゃげて眠る鼻ヒゲ眼鏡

093:鼻(Re:) (プリズム)
鼻と鼻くっつけあってミッキーとミニーみたいに愛し合いたい

093:鼻(間遠 浪) (少女らせん)
わたくしを生きてましたらぽつりって鼻で知る雨雨季の始まり

093:鼻(振戸りく) (夢のまた夢)
鼻先をふるわせながらいなないてサラブレッドの血を沸きたてる (りく)

093:鼻(春待) (三感四音)
シリコンを胸に入れるか迷う夜 禅智内供(ぜんちないぐ)の「鼻」を笑えぬ

093:鼻(みなと) (海馬)
ああこれはみごとな鼻だだけれどもしよつちゆう虫が入りさうだな

093:鼻(斗南まこと) (野ウサギのように)
鼻先をくすぐる香りあまやかにまた始まってしまうあやまち

093:鼻(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
夏休み暑い日消えた温暖化鼻むずがゆく雨の香りで

093:鼻(酒井景二朗) (F.S.D.)
年をとり白い鼻毛が増えはじめモテ期來ぬまま死ぬさだめかと

093:鼻(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
”You’ve got a strange slope...” 眉間から鼻先、跳んでくちびるに止まったデヴィッドの、指

093:鼻(石畑由紀子) 再投稿 (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
”You’ve got a strange slope...,” 眉間から鼻先、跳んでくちびるに止まったデヴィッドの、指

093:鼻(あみー) (正直なたましい)
悲しくて息苦しくもなったけど鼻には穴がふたつあるから

093:鼻(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
鼻と鼻こっそり合わせてみたかった従兄をまねて従兄の犬と

093:鼻(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
君がまた鼻をくすんと鳴らすから僕までくすんと泣きそうになる

093:鼻(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
木枯らしに交じりて君の耳元にそっと届けよ恋の鼻歌

093:鼻(おっ) (だいえいの短歌専門店)
壮大な夫婦げんかに巻き込まれ花の精子に鼻封鎖され

093:鼻(青野ことり) (こ と り ご と)
杉ばかり悪者になる春がゆき稲穂が鼻をくすぐる季節

093:鼻(祢莉) (sugar drop)
目と鼻の先にいた君だからなお大事ってこと気付かなかった

093:鼻(こゆり) (おかっぱ短歌)
鼻につく言い方だけど心配をしてくれていることはわかった

093:鼻(蓮野 唯) (万象の奇夜)
秋感じ鼻と目とで探し出す夕焼けを背に立つ金木犀

093:鼻(扱丈博) (取扱)
なみなみと水のはいったビーカーに鼻をくっつけ白衣は眠る

093:鼻(市川周) (ミルミルを飲みながら)
除夜の鐘またいで痛し鼻おでき(きりがよいので七七はなし)

093:鼻(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
今まではどうでもよかった あのひとのせいで小鼻の毛穴も気になる

093:鼻(珠弾) (seven seas tac)
手を鼻にあてているのは肘鉄を食らったがため敗れざる者

093:鼻(遥遥) (たんかのきりかた2)
たわむれに我は何かと今日も問い「鼻」という名の小説を読む

093:鼻(だや (それから人鳥の朝食を買いに)
鼻をよく褒められており鼻だけを褒められており割と嬉しい

093:鼻(月下燕) (a swallow under the moonlight)
赤鼻はひとりで看取る覚悟を決めた。友達なんかいなくてもいい

093:鼻(都季) (31pieces)
目と鼻の先にいたのに名前さえ上手く呼べずに春は来ていた

093:鼻(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
着床に至る経緯を説いてみる 鼻の高さの泡立草に

093:鼻(村上はじめ) (雑感)
鼻用に柔らかティシューを買ってきた手に取る度に贅沢気分

093:鼻(本田鈴雨) (鈴雨日記)
鼻さきを手に寄せむときびくとして跳び下りぬ猫はみかんがきらひ 

093:鼻(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
幼子がティッシュのことを「鼻、鼻」と涙を拭いて泣きやむ儀式

093:鼻(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
キスをしてそれでも離れがたくって鼻があたってやっぱりキスした

093:鼻(都) (miya-momoの日記)
向かい合いその鼻をきゅっとつまみたい衝動押さえてココアを飲んだ 

093:鼻(しおり) (ヒロの独り言)
すやすやと眠るあなたの鼻つまみもう一度ってせがんだ夜も

093:鼻(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
ほろびゆく黒髪少女と鼻行類 力石徹の減量中に

093:鼻(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
ラーメンをすすれば鼻が出てくるしあなたを思えば涙が出るし

093:鼻(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
ズゴックをちら見しながらアッガイのアイアンネイルを磨く赤鼻

093:鼻(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
横顔の鼻から口の曲線が好きです前から見つめないで

093:鼻(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
シラカバの花粉の舞ひし学舎で生徒の嘘を鼻が感じる

093:鼻(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
どれくらい鼻血を出したとかのことばかり知りたい夕方五時です。

093:鼻(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
鼻先に突きつけられた鼻先が泣くほどリアル 泣いてはいない

093:鼻(暮夜 宴) (青い蝶)
的確に舌先だけで探り当て仕上げは鼻の頭にkissを

2009題詠blog093:鼻(はづき生) (生さんま定食)
わが顔のなかほど鼻といふもののあるをさびしむここにわれ在り

093:鼻(吉里) (梢は歌う)
鼻歌で歌い誤魔化す 悲しみで押しつぶされた自分の心 

093:鼻(夢雪) (浪漫)
鼻をそぎ耳をそいで喉を裂き切り裂きジャックの華麗な伝説

093:鼻(駒沢直) (題詠blog参加用。)
こんなにも見てて描けない君の鼻 描こうとすれば宙に散ってく

093:鼻(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
鼻っぱしらばかり強いおまえの似合わぬ涙にいつもやられる

093:鼻 (キャサリン)(コーラス♪(´・ω・`)カレンダー♪)
しっかりと緑の支柱に結わえられ黄色い蘭は鼻にて息す

093:鼻(sora) (追憶~娘へ)
こつそりと想像してみる人人のマスクの下の鼻と口びる

093:鼻 (村木美月) (うたりずむ)
目覚めよく起きた朝には『ハナミズキ』鼻歌うたい一日始まる

093:鼻(Ni-Cd) (反実仮想)
鼻先をつきぬけ雪がやってくる 葛飾区にもいつか降る雪

093:鼻(橘 みちよ)  (夜間飛行)
ガラス戸の低きにならぶ水玉の模様は猫が鼻あてしあと

093:鼻(ほたる) (ほたるノオト)
限界で溢れてしまう泣くことは鼻の奥だけなら許されて

093:鼻(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
はじめてのキスはくちびるより先にぶつかった鼻に照れ笑いして

093:鼻 (寺田ゆたか) (永訣のうた)
鼻水か泪か知らね身ぬちより滲み出るものを拳でぬぐふ

093:鼻(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
噛みしめるはじけて滲む我慢した涙は鼻で惑うばかりだ

093:鼻(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
鼻先へ幸福乗せてキスしよう 二人笑顔であれますように

093:鼻(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
「羅生門」のラストの救いのなさよりも吾なら「鼻」の哀感を選ぶ...

093:鼻(emi) (時計をはずして)
ピノキオの鼻が高くなりました横顔のまま愛語る人

093:鼻 (すばらしい日々)
嘘がつけないあなた 馬鹿で残酷なピノキオ 鼻は低いまんま

093:鼻(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
鼻のわきの毛穴の脂を取るといふ黒き紙売るドラッグストア

093:鼻(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
躓いて転んで泣いた君の鼻トナカイだけは笑わずにいた

093:鼻 (お気楽堂) (楽歌三昧)
遺伝として母方からは耳鼻科系さらに父方からは水虫

093:鼻(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
花粉症鼻水なんかと思ったらとんでもないから寝られないから

093:鼻(茶葉四葉) (ゆざまし)
そんな顔みせるんじゃないよ おもいっきり鼻のまわりにしわよせて ニッと

093:鼻(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
目に入れて痛くなくても鼻ならばどうだろうかといっときの愛

093:鼻(岡本雅哉) (なまじっか…)
太陽があかるく逃げ場をうばう朝 笑って鼻を明かしちゃえ そら

093:鼻(紫月雲) (resume 1970-2009)
受話器ごしの懺悔に交じる鼻母音を拾い集めて並べておりぬ

093:鼻(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
鼻ぺちゃなとこも素直じゃないとこもなんだか可愛くなくって愛しい

093:鼻(O.F.) (O.F.)
世界から届く動画と冷えた部屋 僕の昼間の鼻冴えかえる

093:鼻(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
街かどでたそがれとなる羽の香が鼻腔にのこるそれだけの夢

094:彼方(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
残像ははるか彼方の視座にある三葉虫は眠っていない

093:鼻(桶田 沙美) (31Words Runner)
君は言う「花粉症にはなっていない」その一言が憎い鼻先

093:鼻(今泉洋子) (sironeko)
ひんやりと鼻すりつけるミーといふ喋る猫と寝てゐた幼日(をさなび)

093:鼻(村本希理子) (きりころじっく2)
鷲鼻の父魔女鼻の母にして小さき鼻の三姉妹われら

093:鼻(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
夜遊びに飽きたジゴロが愛玩す鼻の欠けたる真白きヴィーナス

093:鼻 (一夜) (短歌るBlog)
ノロノロと渋滞紡ぐ海岸線 茹で蟹の香が鼻孔和ます

093:鼻(田中ましろ) (ましたん)
気持ちよく果てる間際に気が付いた にこり顔出すあなたの鼻毛

093:鼻(花夢) (花夢)
リサイクルされる慕情が鼻につく匂いを放ちだしてしばらく

093:鼻(花夢) (花夢)
リサイクルされる慕情が鼻につく匂いを放ちだしてしばらく

093:鼻(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
ご主人様ぁと見送るメイド少女らが鼻濁音にて歌う君んが代

093:鼻(kei) (シプレノート)
大仕事終えて静かに眠りだすサンタクロースの鼻と白髭

093:鼻(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
鼻が利く私がぶれるコリオリの力の他にきっと何かが

093:鼻(やすまる) (やすまる)
鼻先に常に何かがあるような会話を終える片手を挙げて

093:鼻(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
君の白い足に鼻緒のあと、赤く。谷崎趣味がちょっと分かった。

093:鼻(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
これ以上時間の無駄って思うなら寄せる鼻先ゆびで弾いて

093:鼻(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
目鼻立ち整ひしをとこ懐に黒皮かぼちゃまるまる抱けり

093:鼻(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
「東京は胸を張って好きだとは言えない町ね」魔女鼻をかむ

093:鼻(かりやす) (彼方探訪)
琥珀糖を食めば鼻血のひらきたり鶴屋八幡のつつみのうへに

093:鼻(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
鼻先をしっぽで隠して丸くなり眠った犬にそっと手を出す    

093:鼻(内田かおり) (深い海から)
玄関を出れば大気は張り詰めて鼻先に沁む朝の冷たさ

093:鼻(香-キョウ-) (Sky on Blue)
濡れた鼻 擦り付け起こす愛猫の甘えはただの ごはんの催促

093:鼻(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
牛乳を鼻から出せるかどうかで決まる教室の格差社会

93:鼻(HY) (天然通信)
団子鼻私に似ちゃった娘達愛嬌だけは保障付きだぞ

093:鼻(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
まっすぐに朝の牧場を駆けてきた冷たい鼻を両手で包む

093:鼻(小林ちい) (ゆれる残像)
少しだけずれたあなたの鼻歌もほんとはわりと好きだったんだ

093:鼻(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
鼻先が冷たいことを確かめてまたマフラーを巻き直してる

093:鼻(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
戦争の話になると耳よりも鼻をつまんでしまいたくなる

093:鼻(星川郁乃) (Air Station)
鼻先に差し出されてる人参を追うということ 歌うということ

093:鼻(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
傷のないいちごみたいなきみの爪の甘い匂いが鼻腔をくすぐる

093:鼻 みぎわ (たづたづし)
本州の先つぽ岬はろばろと毘沙門天の鼻筋なでる

093:鼻(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
この鼻も若草物語式で常につまめばいつかは高く

093:鼻(ME1) (FILL mobile)
行くものか…行かないものか鼻白む 行きたくなくて行けそになくて

093:鼻(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
割り箸をとなりの席に割る音も鼻につきたる陶器婚式

093:鼻(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
 鼻歌のエレクトリカルパレードを途中まで二度歌う さよなら

093:鼻(ぱん) (向日葵 と 月)
右腕でわたしの肩をだいててもすきなだけ鼻かんでもいいよ

093:鼻(鯨井五香) (くじら(独唱))
シマウマと歩けば鼻でくすくすと笑う落ち葉の駒沢通り

093:鼻(志井一) (日記ホプキンス)
鼻水のでる日でない日 天気より大事なものがこの世にはある

093:鼻(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
くんくんと鼻をちかづけラベンダーを食べてしまえりわたしの犬は

093:鼻(みち。) (滑空アルペジオ。)
涙など出ないし泣きたくもないしただ鼻の奥にのこる鈍痛

093:鼻 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
目をつむり耳もふさいだそれなのに鼻が知らせる冷たい夜明け

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