だいぢのEasyBassing

初めはバス釣行記のブログだったんですが…。
関東を中心に釣りや散策に出掛けていましたが…。
熊本県民になりました。

日奈久温泉 (熊本県八代市)

2021年11月13日 | 散策記
今回は、特に温泉に入るわけではないが熊本県八代市にある「日奈久温泉(ひなぐおんせん)」を軽く散歩してみた。

 
日奈久温泉は今住んでいる所から車で20分位の所にある。

日奈久温泉(ひなぐおんせん)は、熊本県で最も古い歴史を持つ温泉街で、江戸時代初期には熊本藩細川氏の藩営温泉になり、
八代城主の松井氏や参勤途中の島津氏も良く利用した温泉である。
現在源泉は16あり、湯量が豊富で温泉宿のほとんどが「かけ流し」の湯である。
泉質は弱アルカリ性単純泉で、関節痛、神経痛、リウマチ、冷え症などに効くと言われている。
冬期には八代市特産の晩白柚風呂が楽しめ、また、日奈久の名産として竹細工や日奈久ちくわが知られている。
日本百名湯の一つにも選ばれている。

 
1909年(明治42年)に建てられた旅館「金波楼」。国の有形文化財に登録されている。

日奈久温泉の高台には温泉神社が鎮座している。
日奈久温泉神社は、1409年(応永16年)に浜田六郎左衛門が父の刀傷の平癒を祈願したところ、
神夢によるお告げがあり日奈久温泉を発見したことに始まり、1419年(応永26年)に、この御神徳に感謝する者たちにより
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を祭神とする弁天社を現在の温泉センター近くに建立した。
1785年(天明4年)の大火災による弁天社類焼後、1822年(文政5年)に現在地に社殿建立、遷座した。
その後、改築され現在に至っている。

 

神社からは日奈久の町を眼下に一望でき、春には桜の名所として、夏には不知火の観望所としてにぎわうようだ。

 
 
ひなびた温泉街というより、寂れた温泉街である。
自分はじっとしていられない性分なので、温泉はあまり好きではないが、一度は日奈久の温泉に浸かってみたいと思う。

【神社データ】
名称:「日奈久温泉神社」
所在地:熊本県八代市日奈久上西町401
主祭神:市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
創建:1419年(応永26年)
駐車場:有(無料)
コメント    この記事についてブログを書く
« 氷川ダム (熊本県八代市) | トップ | 郡浦神社 (熊本県宇城市) »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。