新緑が藻岩山をつつみ、いよいよ花の季節から緑の季節へ。だから今咲く桜もピンクから緑へ… とは強引ですが緑の桜を観て来ました。咲き始めだからなのか鮮やかな緑。
初めて知ったギョイコウ (御衣黄)という桜、植物園で見たミドリザクラより濃い緑は江戸の中頃にサトザクラを品種改良したものだそうで、雅な名で見てみたいと思っていたら、札幌でも植わっていると聞いて行ってみたのが星観緑地。
桜の開花宣言から数日おいて行ったのですが、この時は「まだですね、ソメイヨシノと八重桜の間位で見られると思います」と聞き、頃合いを見計らって次に行った日 (5/2) もまだダメ。でもこの日は、前に来た時は無かった案内看板が設置されていたのでもう少しかな?と。
ここまで来たら意地(?)と三度目のチャレンジ。来年にしようという発想が無いのですねぇ トシになると何が起こるかわからないから… という訳で、三度目の正直のこの日ようやく出会えました。まだ咲き始めですが。
ほかにも白い桜が植えられていましたが、これらも御衣黄と同じサトザクラという栽培種の仲間だそうで、御衣黄だけが特別に見えるのは、クロロフィル濃度が特別高いため緑に見えるのでは? と言われているそうです。
管理事務所の方に伺うと、ここには当初19種類の桜が植えられたそうですが、今残っているのはその7~8割かな?と言う事でしたが、それでも15種類位はあるのかな?
この白い桜はエイゲンジ(永源寺)という種類でしょうか?研究のための施設では無いので、来た時々で違う種類を見て楽しんだり、スポーツを楽しんだりというのがここの利用目的でしょうが、願わくば種別に案内板があると嬉しいのですけどね。
ヤマザクラやソメイヨシノはもう終り葉桜になりましたが、いままだ盛りの桜もありで、例によって名前はわかりませんが、長く春を楽しめる事に感謝です。
さてランチはやっぱり麺。少し回り道し久し振りに新川の「八卦」へ。ここは札幌では珍しい久留米スタイルの呼び戻しと言われるスープで、ラーメン並(トンコツ)を頼むと替え玉100gがサービスで付いてきます。
一杯目はそのままでいただき、替え玉を入れた二杯目は調味料を加えました。紅生姜を加えるとピりっと引き締まり、久し振りの久留米スタイル美味しかった。ご馳走様でした。