CareTaker 's Log

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いつの間にやら日々思ったことについて徒然と。

フン起する人たち

2006-05-14 23:55:46 | 出来事
邦人夫婦「とても住めぬ」… 糞害一掃へ台湾奮起 当局、全土で対策強化 (西日本新聞) - goo ニュース

【台北13日遠矢浩司】「バイクの排ガスと犬の糞(ふん)が多く、とても住める所ではない」―日本人のそんな「問題発言」がきっかけで、台湾全土で犬の糞公害一掃対策が進んでいる。行政院(内閣)環境保護署(環境庁に相当)は既に、すべての県・市に罰金制度導入などを指示、各自治体も清掃や取り締まりを強めている。

 台湾では、つながれていない飼い犬が多く、日本の観光ガイド本に「足元に注意」と書かれるほど街角に糞が多い。

 各自治体は以前から対策を進め、台北市の場合、1998年に約5万5000匹いた野犬を約6000匹にまで減少。清掃隊員による処理、飼い主の指導もしてきたが、効果がいまひとつだった。5月1日に導入した罰金制度では、犬の糞を処理しない飼い主には最高6000台湾元(約2万1600円)の罰金、写真などで告発した情報提供者には最高1200元(約4320円)の報償金を提供する。

 問題の発言は今年3月、中部・南投県埔里のロングステイ制度第1号となった日本人夫婦が滞在地への不満を述べた時のもので、「台湾のイメージを損なった」と1カ月以上もメディアで取り上げられ一種の事件となった。しかし、犬の糞問題指摘には賛同意見も少なくなかった。

 環境保護署担当者は「日本人夫婦の発言は大きな契機。今後も違反内容を分析し対策を進めていきたい」としている。
 =2006/05/14付 西日本新聞朝刊=
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問題発言によって反発するのではなく、改善しようとする台湾の人たちにはぜひ頑張ってほしいです。やっぱり地元の人たちにとってもきれいなほうが気持ちがいいでしょうし。ロングステイの人たちと一緒に美化運動してみては。

最近は海外で老後にロングステイをする人たちが増えているようです。悠々自適の生活を送っているひともいれば、言葉の通じない孤独のなかで後悔しているひともいるようで様々なようです。

ただロングステイということはその場所で生活をしていくということ。だからその人たちにはそこの地域社会に溶け込んで自ら環境をよくしていって欲しいです。短期の観光者よりもより現地のひとにとって身近な日本人であることも忘れないで欲しいです。せっかく受け入れて頂いているわけですから、ちょっと家のまわりを掃除するとか周りのひとと交流するとかしてみては。単に文句たらたらでは日本のイメージが悪くなりますから。

もちろん短期の観光でも決して「旅の恥は掻き捨て」なんて羽目を外しすぎて日本に対する変なイメージを現地の人に与えるようなことはしちゃいけないのですが。うちの会社の人はそういうことやりそうで怖いです。


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