CareTaker 's Log

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中国、最新鋭機開発を発表

2007-01-05 23:06:41 | 雑記
最新鋭機開発を発表 中国、新型ミサイルも(共同通信) - goo ニュース

 【北京5日共同】中国は5日、最新型戦闘機「殲10」の自主開発に成功したことを公式に明らかにした。同機を研究開発した航空兵器メーカー、中国航空工業第一集団公司が同日の国内メディア向け記者会見で発表した。

同公司は新型の空対空ミサイル、戦闘機エンジンの開発にも成功したとし、「(航空兵器分野で)先進国との距離を縮めた」と成果を強調した。

同公司は殲10の性能について「大量の新技術を取り入れた」と説明するだけで、西側軍事筋は「実態はベールに包まれている」と指摘。同筋によると、殲10は1人乗りの「殲10A」、2人乗りの「殲10B」の2タイプあるという。

西側軍事関係者などの間では、殲10は米国のF16戦闘機に匹敵する性能を持つとの見方もある。

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自主開発ねぇ

殲10(中華人民共和国製)

IAIラビ(イスラエル製)

どう見てもイスラエルの飛行機にロシアのエンジンのっけたキメラです。

機体サイズもほぼ同じ。
アメリカのF-16とそれから派生した日本のF-2でも恰好は似ていても機体サイズはもうちょっと違ってます。

まぁIAIラビ自体がF-16から派生したものであり、それらの主相手である台湾の経国戦闘機もまたF-16の派生であり、そう考えるとなんだか皮肉ではあります。

それにしてもイスラエル産の設計の機体にロシアのエンジンを乗っけて自主開発とは。そりゃまぁジェット戦闘機の機体の全てを自分の国のみでできる国家は今のところ限られてはいますがね。

確かに機体自体はラビを使用しており、ロシアのエンジンだからF-16に匹敵するポテンシャルはあるとは思います。いままでの中国空軍の主力のJ-7(Mig-21)やJ-6(Mig-19)に比べればかなりの進歩ではあるでしょう。

ただ、その比較をする相手であるF-16自体は初飛行が1974年と30年も前のものです。それから幾度と無くF-16も改良を重ねられており、中身は全く異なっています。また、現在アメリカではF-16の後継機とも言うべきF-35が開発を進められており、昨年の12月15日に量産機の飛行が行われています。つまり現在の最新の飛行機からすると30年遅れのものが出てきたのも同然なわけです。もちろんそれはアメリカにとってそうではあるものの、それより古い機体をそろえている中国の周辺国家にとっては十分に警戒すべき相手ではあります。

日本もF-15の改修を進めるとともにF-22の導入を考えていく必要があると思います。(個人的にはYF-23(空飛ぶノシイカ)を改造して国産化するのが希望なんですが)


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2007-01-06 08:04:46
中国もそろそろはったりをやめないと

アヘン戦争の2の舞になるぞ

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