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空!雲!飛行機!

航空ファンのブログ。
子供の頃から無類の飛行機好き。

JALとエアバスの古くて新しい関係

2014年02月12日 | 写真
日本航空(JAL)は2013年10月、エアバスの最新鋭旅客機A350の導入を決定しました。

ボーイング一辺倒だったJALがエアバス機を発注するのは初めて!
ということで、航空ファンだけでなく経済界でも大きな話題になりました。

JALとエアバス、とても新鮮な組み合わせに感じられますね。

しかしご存知でしょうか?
たった数年前、JALにもエアバス機は確かに存在していたことを。

エアバスA300です。


Japan Airlines AIRBUS A300-600R / Tokyo International Airport (2011/01/23)

この旅客機、元をたどれば日本エアシステム(JAS)が発注し運航していたもの。
ですが、2002年にJALと経営統合し、JALのフリートに仲間入りを果たしました。

エアバス機独特の「ツン」とした顔つきと、JALの太陽のアーク塗装とマッチしていてとても好きな機体でした。


Japan Airlines AIRBUS A300-600R / Tokyo International Airport (2011/01/23)

JALは同クラスの中型旅客機であるB767を保有していたため、扱いづらい存在となっておりA300は2011年3月に退役の予定となっていました。

※ こちら↓がB767です。A300とB767だと、普通の人には区別がつかないかもしれません。

Japan Airlines BOEING B767-300 / Tokyo International Airport (2007/03/29)

ところが退役直前の3月11日に東日本大震災が発生。
被災地への輸送需要増加に対応するため運用が延長され、仙台空港などで最後まで頑張りを見せたそうです。
震災復旧に携わる航空関係者の印象に残ったのではないかと思います。

そして同年5月、最後のお勤めを果たしたA300は日本から姿を消しました。



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