Cycle Log

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Tour of Japan 16 伊豆ステージ 新城幸也選手優勝

2016-06-05 | レース観戦



 ツアーオブジャパン16 伊豆ステージを去年に引き続き観戦。場所は、伊豆の日本サイクルスポーツセンターの5km周回コースを1周12.2kmに伸長し10周で、122km。ただし、僕の場合ブリヂストンアンカープロサイクリングチームの応援に終始する。

 スタートに間に合うはずの時間に家を出発したのだが、朝から大和トンネルで大きな事故があり渋滞。結局予定より1時間半も遅く着き、レースは6周目、後半戦に入ったところ。ブリヂストンアンカーのダミアン選手を含む外国人の3人逃げをメイン集団が追い、その後ろでもう一つグルペットみたいな集団が走っている。結局、最終盤にメイン集団が3人逃げに追いつくまでは、そんな構図だった。
 僕はU字コーナーの中の芝生スペース、山岳賞ポイント前の坂で、また芝生スペースで観戦。ブリヂストンアンカーのレプリカジャージを着、選手の名前を呼んで応援。宇都宮ブリッツェンを除けば、特定のチームの熱心な応援団が(ほとんど)ないというのが、自転車レースの特徴と言えば特徴かもしれない。
特に山岳賞ポイント前でプロが登っていく様子が興味深い。筋肉の盛り上がりとジャージのピチピチとしたタイトさが醸し出す雰囲気はホビーレーサーと一線を画すもので、プロはやはり違うなと思わせる。あと、ダンシングはすごい前傾。肘が90度前後まで曲がっているので、僕が同じことをしたらすぐに腕が疲れてしまいそう。とはいえ、長くきつい登坂の終盤では、プロでも進まないんだなとちょっと安堵を覚える。
 レースは逃げの3人で決まりだと思い、最終周回は芝生スペースでグルペットを見送り、遠くからゴールを眺め、優勝はランプレメリダの選手みたいだなあと、のんびりスタート/ゴール地点に向かうと優勝は新城幸也選手とのことで、一瞬冗談かと思うくらいびっくりした。この前までリハビリしていて、TOJは復帰レースじゃないか。新城選手はフィジカルがすごいとよく聞くが、尋常じゃないレベルなのだなと思い知った。こんなことなら、良い場所が取れなくてもゴールを見に行くのだなとちょっと後悔。
表彰式は、騒々しいほどの新城コール。TOJで日本人選手が区間優勝したのは、第一回で今中大介が上げて以来、19年ぶりとのことで歴史的なレースとなった。新城選手の 今シーズンこれからの活躍を期待しつつも、ブリヂストンの逃げがまたも潰され(南信州ステージで50kmを単独で逃げた内間選手も熱かった)、少し寂しい。

 レース後に、コースを走れるかと思いバイクを持ってきたが、撤収作業もあり無理そうなのでそのまま帰る。そのうち、サイクルスポーツセンターのコースを走りに来たいが、高速代もばかにならないのだ。かえって大人しく、ローラーを回す。

 凄いぜ、新城選手。




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