櫻井郁也ダンスブログ Dance and Art by Sakurai Ikuya/CROSS SECTION

◉新作ダンス公演2024年7/13〜14 ◉コンテンポラリーダンス、舞踏、オイリュトミー

キレイな姿勢。プロポーションを変えたい~基礎オープンクラス初夏の目標

2010-05-13 | レッスン・WSノート
明日は、自由に踊りながらみんなで作品をつくる楽しみを味わう「ダンスクラス」。お教えしたり振りつけたりしつつも、かっこいいな、きれいだな、と見つめてしまう事もしばしば。踊る稽古を重ねてゆけば、必ず感動がある。まずは、とにかく全力でレッスンします。そして、ダンスのこと、芸術のこと、人間のこと、たっぷりと交感を。とても楽しみ!

そして週末土曜日は「基礎オープンクラス」。このクラスは僕もず~っと動いて一緒に汗をかくのが楽しい。初心者から長いおつきあいの方まで、年齢も経験も目当ても本当にさまざまな方との出会いでもあるところが魅力。ダンスのためのダンスではなくて、いろんな人のいろんな暮らしのためのダンスでありたい。そう思いながら考え、学んだり編み出したり再編纂したりしてきたのが僕なりの基礎トレーニングです。初夏の目標を・・・。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
キレイなプロポーションになりたい、
猫背を直したい、
歩きかたを直したい、
腰の痛みや肩こりから解放されたい、
生理の前後のイライラ、月経不順、骨盤の歪み・・・・。

カラダに関する悩みはつきないものですが、これは、時として気持ちやコミュニケーションにまで影響し、快適な生活や仕事のコンディションさえ不安定になってしまうことも。
これらの悩みを解決するうえで、とても重要なのが「うごき」の通りを良くする事。かたよりやこわばりを極力とりのぞき、じぶんで自分のカラダをコントロールする快適さをキープする事です。

その原点が「姿勢」。
姿勢は、その人の第一印象=コミュニケーションの入口でもあり、なによりも活動の基盤となる身体の状態そのものを表しています。

うつくしい姿勢は、コンディションの良いカラダの証。
人の数だけ、いろんなカラダがありますから、うつくしい姿勢というものもをひとりひとりに似合う美しさがあるんですが、
うつくしい、と感じられるというのは、やはり活き活きしているということなんじゃないでしょうか。
活き活きした姿勢。
それは、楽な立ちかたから生まれます。これはみな共通感がありますね。
楽でないとなんだってきゅうくつ、活かせません。
楽な立ちかたとは、居心地の良い立ち方。
つまり、いつでも動ける立ちかた、同時に、ずっと落ち着いて立っていられる立ちかたです。
それは、カラダから無駄な力を抜いてあげること、逆に必要な力の通りをよくしてあげることから生まれます。
姿勢とは、読んで字の如し、姿の勢い。活き活きしたエネルギーの流れ。
そう、姿勢は生み出すもの。姿勢もウゴキ。けっして固めるものではない。
どうすればいいのかな、ということを、僕も踊りながらずっと探し続けて、レッスンではシェアしています。

ひとのからだは自然物ですよね。それは、無数の有機的なカーブとエネルギーの流れが複雑に組み合わさり、影響しあいながら、常に変化し続ける「動的なるもの」。

踊るカラダが美しいのは、この自然のフォルムやエネルギーの流れを充分にカラダから引き出し、いきいきと働かせるトレーニングを続けるから。ダンスの基礎トレーニングとは、特殊な能力を磨くのではありません。いつでも踊り出せるような、開放的な気分、そして、最小限の力を最大限に活かすことができるナチュラルで無駄がないカラダを作り、キープするのが、ダンスの基礎トレーニングだと僕は考えています。

快適に生活できるカラダをつくる。ということこそ最重要。

その原点は姿勢。楽な立ちかたを稽古/体感して、ムリなくキレイな姿勢を保てるカラダを。
これが春から初夏にかけての練習テーマです。

さあ、気持ちよく汗を流し、リフレッシュしながら、快適なカラダを作りましょう!


「基礎オープンクラス」は毎週土曜日15時から。
「ダンスクラス」は毎週金曜19時から。

新規メンバー受付中/「基礎オープン」は単発もok。
ご予約/参加方法

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 感じあう、ひびきあう。コミ... | トップ | ビデオダンス in 代官山 »
最新の画像もっと見る

レッスン・WSノート」カテゴリの最新記事