櫻井郁也ダンスブログ Dance and Art by Sakurai Ikuya/CROSS SECTION

コンテンポラリーダンス、舞踏、オイリュトミー◉クラス再開!メンバー募集中◉新作ダンス公演=企画進行中

stage photo:Sakurai Ikuya dance solo(櫻井郁也ダンス舞台記録)

2020-08-10 | 公演写真&記録(国内) dance works in JP(photo etc)

 

『弔いの火ー こどもたちのための70年目の8月9日 ナガサキ』2015年8月9日 長崎県大村市立松原小学校、主催=松原の救護列車を伝える会、美術=瀧澤潔

 

写真は5年前の原爆忌に長崎大村でおこなった戦後70年被爆者追悼セレモニー祈念公演。

小学校の運動場を劇場にして、地元の皆様や子どもたちと一緒につくりあげたダンス公演です。

今年はコロナ禍のなかでの八月となりましたが、この公演のことを思い起こしていました。

この作業は、今の僕に大きな影響を与えていると感じ直し、あらためて感謝しています。

※上演前後の記事 コチラ:2015.8/02~29 )もお読みいただければうれしいです。

 

 

 

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lesson 櫻井郁也ダンスクラス 

募集情報 レッスン活動を再開しました。ぜひ踊りに来てください。

・コンテンポラリー/舞踏(メインクラス)

・基礎(からだづくり)

・創作(初歩からの振付創作)

・オイリュトミー(感覚の拡大)

・フリークラス(踊り入門)

 

stage 櫻井郁也/十字舎房:ダンス公演情報

舞台活動の再開につきましては、状況に応じて判断いたします。ただいまの詳しいご案内を、上記サイトにて掲載中です。よろしければ、ご一読ください。

 

 

 

 

 


フリークラス「踊り入門」8月の予約受付です(西荻・ほびっと村学校:舞踏クラス)

2020-08-09 | レッスン日程&ご予約(毎月更新)

西荻・ほびっと村学校でのフリークラス、

リニューアルスタートしました。

心身をほぐしがてら、踊りにきてください!!

 

【フリークラス】

西荻ほびっと村学校・舞踏クラス

『踊り入門
 ーーーーーイノチとカタチ』

 

自由な動きを楽しみ、心のおもむくままに体を動かすレッスンです。

ダンスの稽古は力を抜く稽古でもあります。まず力を抜いて、静けさや、音や、言葉に、身をまかせてみることから始めてみてください。

身体の知識や舞台での体験などもお話しつつ進めます。経験や年齢など気にせず、ダンスの原点を楽しく学んでください。(レッスン記録など)

・初心者より、ゆっくりと、おだやかな気持で参加していただける方が対象です。

・ダンス経験や知識は全く必要ありません。

※このクラスは参加したい時に来ていただくチケット制フリーレッスンです。
(毎週おこなう定期クラス再開のご案内も、記事の下部にあります。) 
 
予約受付中の回 (◯=余裕あり、△=まもなく定員: 8/7現在

※初めての方・久々の方はご予約ください。

※継続参加の方は、予約不要です。

ただいまの期間は感染症予防のため、ごく少人数の稽古会となりますので、予約はお早めにお願いします。
 
 
8/06(木)◯  原爆忌に関わる稽古となります。
8/11(火)×定員です。継続の方は、参加可能です。
8/20(木)◯空きあり
8/25(火)◯空きあり
 
いづれも19時~21時
 
(以後、毎月第1第3木曜日、第2第4火曜日に開催)

 予約=juujishabou★gmail.com(★を@に) 

▶ご予約の際は、お名前・参加希望日・ご連絡先を必ずご記入ください。

 

●参加費=単発3000円、4回券11000円、10回券20000円(会場にて現金払いのみ)

※参加条件(ページ最下部に記載)をご確認のうえ、予約してください。

※チケットは不定期開催の「舞踏フリー」(毎月第13火19時・下記関連クラス)」でも利用可能です。

 





フリークラスでは、お手本をなぞるのでなく、ご自身の感性で自由な動きを楽しみます。

方法や考え方を決めつけないで、まずご自身の気持を表す工夫からダンスを始めていただきたいからです。

ダンスは、体と心を結びつけることから始まります。喜びや悲しみや怒りから、そして感動のあまり沸き起こってくる何かを、肉体の動きやエネルギーに集約して、そして解き放って、まわりの人や時空と交感して、理屈抜きの仲を紡いでゆくのです。

だから、まず最初は、感じることや思うことを自由に気ままに動き、恥ずかしがらずに誠実に正直に堂々と自分を出す、ということへの練習・稽古・試行錯誤が、何よりも大切だと思います。そして探究心や好奇心に応じて、欲する技術や方法に進むのが自然だと思います。

自由に気ままに動くこと。それは、自分で自分を自由にする練習でもあります。いま、この瞬間、なにを感じ何を思い想い憶っているのか。いろいろなことを思い考え、自分で自分を見つめることにもつながると思います。

からだをほぐし、気持を静かにして空間に立ち、音楽や言葉に耳を傾ける。
自然に湧いてくるヴァイブレーションに身をまかせ、
思い思いに踊り、感じたことを話し合い、また踊り、、、。

ダンスの練習は自分自身の心身に、まっすぐ向き合う時間でもあります。
さいしょに型やスタイルやテクニックに囚われてしまうと大切なものを見失ってしまいます。
年齢も、経験も、なにも気にしないで、まずは、ひたすらカラダとむきあってみる時間をすごしてみてください。

ダンス体験の入口に、そして、体への踊りへの親しみを深めていただければ、と思います。

【会場】西荻ほびっと村学校
杉並区西荻南3-15-3ほびっと村3F TEL 03-3332-1187※予約は下記メールへ。
JR中央線西荻窪駅南口下車徒歩2分。みずほ銀行左折、最初の角。1Fが八百屋(自然食品店)のビルです。


 

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【定期クラス】毎週水金土。週1コマより受講可。
 

櫻井郁也ダンスクラス 2020

再開しました!

新規メンバー募集中

もっとも基本的な動きからダンス表現の本質まで、じっくり身につけてゆく定期的なレッスンです。4種類のレッスンがあり、いづれも初心者より参加可能。中高年の方にも充分楽しんでいただけます。

 

・ダンス/舞踏・メインクラス(金19:00 月謝、レベルフリー)

(コンテンポラリーダンスと舞踏のベーシックワーク。音とカラダの出会い、インプロベース)

・からだづくり・基礎クラス(土15:00 月謝 or チケット、初級〜)

(お手本を見ながらの練習。ストレッチ、体のケア、筋力、ダンスの基本エクササイズ)

・クリエーション〜ダンス創作の初歩(土13:15 月謝、初級〜)

(ダンスをつくる、カラダの発見、伝え合う楽しみ)

・オイリュトミー(水19:00 月謝、レベルフリー)  

(音・言葉・身体の関係を深め、感覚を拡大するドイツ生まれのメソッド)

 

各クラスの練習内容&参加方法←クリックしてください

会場:善福寺稽古場(善福寺公園前)ほか JR荻窪駅からバス10分内/JR西荻窪駅から徒歩圏。お問い合わせ時に詳細ご案内

再開情報 ただいま6月からの活動再開に向けて準備を始めております。詳細は6月1日に当ブログに掲載します。


お問合せ=juujishabou★gmail.com(★を@に)

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【講師メッセージ】
口や文章では語り尽くせないような衝動や、喋ってしまうと嘘っぽくなってしまうような感情、言葉になる前の言葉、歌になる前の歌、、、。
じっくりと身体を感じ取り、いろんな音や言葉に出会い、わきたつイメージや感情を解き放って、踊りの面白さを味わってほしく思っております。からだとの付き合い方、感覚の磨き方、いろんなことをつかんでください。
ジャンルとかスタイルといった先入観・既成の常識にふりまわされず、まず自由に踊ることから。そして表面的な形やウマいヘタとかいう思い込みを捨てて、自分の感覚や身体をのびやかにしたいものだと思います。踊るというのは運動もスルし汗もかきますが、日常の心配事や人間関係をいったん忘れて、まっすぐに心を見つめる行為でもあり、とても丁寧でデリケートな作業でもあると思うのです。

【講師プロフィール】
櫻井郁也(さくらいいくや)舞踊家。笠井叡に師事。定期的長期的なソロ公演を継続するほか、ポルトガル招聘公演、ルクセンブルグ招聘公演、ダンス白州、越後妻有トリエンナーレ、いちはらアートミックス、NHK番組振付、長崎原爆70年忌公演など作品多数。詳細

 


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【レッスンの参加条件】
・健康で自己管理の出来る方。

・参加者どうしでのマナーやエチケットを大切にしていただける方。

・セラピーや療法に属する学習や施術は一切行っておりません。

・教室やワークショップなどの講師をしている方や、すでに公演活動をしている方は、定期クラスへの新規入会ができません。個人レッスンにて対応しますので、ご相談ください。


〈受講時のご注意〉
*他団体やサークルへの勧誘、物品・チケットなどの販売、当方と無関係のチラシ配布や宣伝などは一切お断りします。
*ケガの防止・体調管理を、各自の責任でおこなってください。
*他の方に対して気分を害する言動や態度、めいわく行為、誹謗・中傷にあたる言動があった場合は、講師の判断で即時退会していただき以後の関係をお断りすることがあります。また、過度の欠席や遅刻をはじめ、レッスン進行やクラスの雰囲気を損なう可能性がある参加姿勢がある場合やマナーをお守りいただけない場合も同様に対応させていただきます。諸経費の払い戻しは一切できませんのでご了承ください。

 

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stage info

stage 櫻井郁也/十字舎房:ダンス公演情報

5月30〜31日に予定しておりました櫻井郁也の新作ダンス公演は、新型コロナ感染症の対策のため、本年10月3日〜4日に延期となっております。くわしいご挨拶や前回公演の記録などを、上記サイトにて掲載中です。ぜひ、ご一読ください。

 


断片8月6日:櫻井郁也ダンスノート2020

2020-08-07 | ダンスノート(からだ、くらし)

8月6日の原爆忌に舞踏のフリークラスが重なりました。

いまのコロナ状況はじめ、どうにも心が落ち着かない、とても複雑な気持ちのなかで、どのように『八月』のこの祈りの時のなかに、居れば良いのか、トマドイながら、参加者の方々と稽古の時を過ごし合いました。

途中、原民喜の書いた原爆に関する言葉をいくつか紹介しました。

「パット剥ギトッテシマッタアトノセカイ」

という原民喜の一言は特別に僕の内部をぐらつかせます。

「ブスブストケムル電線ノニオイ」とか「ニンゲンノ死体ノキミョウナリズム」いうような描写と振り子のように揺れながら、その一言はあらためて僕の心を刺す。

のだけれど、それらの言葉を紹介しながら、音楽を演奏し、カラダを動かし、お喋りをしたりして、生きることや、存在について、迷想しました。

迷想という言葉は無いのだろうし変かもしれないけれど、僕の場合は瞑想からではなく、やはり迷想から踊りが始まると思うのです。矛盾から、と言い換えてもいいのか、、、。

自分の思い込んだ場所にいろんなものを纏めてしまわず、

なにもワカラナイことにどんどん入り込んでゆく。

迷い、想う、という出来事のなかで、身体の感覚は鋭利になってゆくのかもしれないです。

世界がこれからどうなってゆくのだろうという疑問も、

どこかにずっとピリピリと響いています。

 

 

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lesson 櫻井郁也ダンスクラス 

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・基礎(からだづくり)

・創作(初歩からの振付創作)

・オイリュトミー(感覚の拡大)

・フリークラス(踊り入門)

 

stage 櫻井郁也/十字舎房:ダンス公演情報

舞台活動の再開につきましては、状況に応じて判断いたします。ただいまの対応を、上記サイトにて掲載中です。よろしければ、ご一読ください。

 

 

 


断片(原爆忌):櫻井郁也ダンスノート2020.8.06

2020-08-06 | ダンスノート(からだ、くらし)

 

 

たのしく過ごす、いや、普通に過ごすこと。

ささやかに対話をたのしみ、音楽を奏で、ダンスを踊り、、、。

なんとか工夫して、ひとがひとと、ともに過ごすこと。

 

それらは、このイマの状況に対する僕らの小さな静かな抵抗なのでは、と思うことがある。

 

どんな状況でも、好きなことを、そして、本来の日常生活を捨てないで行動すること。

いま、これほど芸術にとって大切なことがあるだろうか、と思うこともある。

 

芸術は、表現活動であるとともに、生活をより深く味わい楽しむ術でもあるのだ、という言葉をきいたことがあり、ずっと気になっている。

せっかく生きているのだ、その一日のかけがえなさをやはり思う。

 

きょうは8月6日の広島原爆忌。

9日の長崎原爆忌、15日の終戦忌、とても重く大切な記憶の日が続く。

コロナ禍のなかで迎える「八月」。

 

おもうこと沢山たくさん降り積もる。

 

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・オイリュトミー(感覚の拡大)

・フリークラス(踊り入門)

 

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無数の十字架と、、、(櫻井郁也ダンスノート8/03.2020)

2020-08-03 | ダンスノート(からだ、くらし)

 

独舞の稽古で、ある一曲を繰り返し踊っている。バッハだ。

とほうもなく広い空洞に散らばってゆく感覚。

無数の十字架のなかに投げ出されるような、底知れぬ感覚。

30年ほど前になるけど、この曲でオイリュトミーの稽古をかなりしたこと音から建築を感じたことをありありと覚えている。

コロナ禍の自粛が始まった頃から、こんどは「踊り」でこの曲に関わってみたいと、つよく思い始め、稽古用の振付を考えてきた。

舞台活動の延期を判断したあと、満開の桜に雪が降った。

あの異様な春景色のなかで、なぜかしら、いくつかの音楽を(発表作のためではなく)稽古のために振付してゆくことを始めた。

どれくらい出来るかわからないが、この騒ぎが落ち着くまでのあいだに取組んで聴き直しておきたい音楽がいくつかある。

たとえばマーラーの、ブリテンの、ショスタコヴィッチの、そしてバッハの、、、。

音を聴く、というあまりにも最初のことに、いまたちかえる機会とこの時期をとらえた。

ウイルスは結果的に解体と再構築の機会をもたらしているのだろうか。

そのなかのバッハの曲は短くて数分の曲だが繰り返して3時間くらいやっていると、底知れぬ音の渦巻きに呑てゆくような気になって、苦しくなる。後頭部や爪先がしびれる。笑いすぎると苦しくなって恐怖を感じる、あれに似た体験かもしれない。このような音楽をつくっても発狂しなかったバッハは、とても強い精神をもっていたにちがいないと思う。

発表を前提にしないで、気の向くまま踊り倒すのは、いま僕には、かなり大切な時間になっている。private rehearsalという表記でインスタグラムなどに時折写真を載せているのは、このような稽古の記録動画からの一瞬。とてもプライベートな、ダンスのためのダンスと言うのか、コロナ以後、このような稽古が日常的になった。

かなり長期間、独り稽古するというのは、舞台などで公開される前提だったが、今年のコロナ禍のなかで、久々に目標や着地点を想定しないで、ただただ踊る、ということをする。それが日常的なことに、いつしか、なっている。

いままで、色々な経過があったが、もしかすると一番素朴なダンス経験を、この異様な何ヶ月かのあいだに重ねているのかもしれない。

この曲を初めて聴いた時から40年以上たっているが、いまだに衝撃的だ。音が音を追い、生まれては消えてゆく響きの先に、とてつもない空洞が広がって、真っ黒な引力を生み出してゆく。そのように、僕は思える。

バッハのこの曲は、典礼の響きというより、果てしない深い場所に誘い込まれてゆく哲学の響きというほうがいいかもしれない。

どこまで深く広がってゆくのだろうか、響きは、世界は、時間は、、、。

 

 

 

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・基礎(からだづくり)

・創作(初歩からの振付創作)

・オイリュトミー(感覚の拡大)

・フリークラス(踊り入門)

 

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舞台活動の再開につきましては、状況に応じて判断いたします。ただいまの詳しいご案内を、上記サイトにて掲載中です。よろしければ、ご一読ください。

 

 

 

 

 

 


8月のレッスン:コンテンポラリーダンス、舞踏、オイリュトミー(櫻井郁也ダンスクラス2020)

2020-07-29 | レッスン日程&ご予約(毎月更新)

櫻井郁也ダンスクラス2020

 レッスン再開!

 新規メンバー募集

もっとも基本的な動きからダンス表現の本質まで、じっくり身につけてゆく定期的なレッスンです。4種類のレッスンがあり、いづれも初心者より参加可能。中高年の方にも充分楽しんでいただけます。

20208月レッスン日程

 
《定期クラス》毎週おこなう標準的なレッスン
 

〔からだづくり=基礎オープンクラス

毎週土曜:15:00~17:00 月謝orチケット

8月1、8、15、22、29日 土曜日

「からだづくり」と「からだの手入れ」のためのクラスです。

ストレッチ、筋力トレーニング、バレエ&モダンダンスの基本運動、リズム練習など。

すべて講師のお手本を見ながらのレッスン。

バランスの良い運動から身体を活性化させるクラスで、ダンスにとって最も大切な基礎技術を学びます。クラス前半は、呼吸法から肩・腰・背中など凝ったり硬くなったりしやすい部位をほぐしストレッチへ。後半は、ダンスの基本テクニックと身体の芯を強くするエクササイズ。踊ることによって体調を良くして、快適な生活リズムを導きましょう!

 

コンテンポラリーダンス/舞踏・メインクラス

毎週金曜:19002100 月謝制

7月31、8月7、14、21、28日 金曜日

一人一人のからだに合った運動やダンスセンスを引き出してゆく、櫻井郁也のメインクラスです。

ピアノの生演奏とのセッションで自由な動きを展開するインプロヴィゼーション(即興)のレッスンと、シーズンごとの音楽を踊りこんでゆくイメージングとを週替わりに行ないます。

一人一人の受講者にふさわしいアドヴァイスをしながら、ダンスならではの身体感覚、発想、表現力を高めます。たっぷり踊って、対話して、ダンスと身体に向き合っていきます。

 

 

創作クラス/クリエーション

毎週土曜:13:1514:45 月謝制

8月1、8、15、22、29日 土曜日

初級レベルから、ダンス創作と表現の基礎を身につけます。

ときに、やさしい振付で踊り、また自らも段階に応じて練習作品を作ってみます。

セミプライベートレッスンなので、講師との会話やアドバイスをふんだんに行うことができます。

踊りながら色々な音楽や詩を味わい、クリエーティブな楽しさがあります。

 

 

オイリュトミー

毎週水曜:19002100 月謝制 

8月5、12、19、26日 水曜日 

ドイツで生まれたメソッド『オイリュトミー』の一般クラスです。

流れるように優美な動きが特徴の踊りです。

音楽の響き、言葉を語る声の響き、それぞれを全身で受け止めて踊ります。

また、踊ることによって、奏でる人や語る人の気持ちに近づこうとします。

姿勢を良くし、心の落ち着きを促します。

音感,リズム感、反射神経や判断力を高め、やわらかく敏捷な運動を身につけます。

言語に対して、音楽に対して、それぞれの踊り方があり、非常に良く考え抜かれたメソッドです。

ていねいな練習の積み重ねから踊る喜びを!

 

 

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 《フリークラス》 都合の良い日に参加するチケット制クラス

踊り入門〜イノチとカタチ西荻ほびっと村学校・舞踏クラス) 

火/第2第4+木/第1第2:19時~21時 チケット制

8月6(木)、11(火)、20(木)、25(火)   

全身に意識を満たしてゆく体験。

イメージを膨らませて自由に踊る体験。

毎回前半は、舞踏に関する話をしながら身体をほぐし、後半は講師が提示するさまざまなイメージや音に感応しながら自由に体をうごかして、即興の踊りを楽しみます。踊りならではの豊かな体験を味わって下さい。チケットクラス(都合の良い日に自由に参加)

 

 舞踏フリー(踊り入門・追加クラス)

不定期火:19時21時 チケット制

8月はありません。9月以降、ご希望があれば、第1第3火曜または第2第4木曜のなかで開講しますのでお申し出ください

上記「踊り入門」の追加レッスン。もっと踊りたい方、もっと話しをききたい方などなど、どんどん利用してください。櫻井のレッスンを受講した方なら、誰でもいつでもOK。チケット制です。(月謝の振替もOK

 

基礎オープン(からだづくり)チケット受講

土:15時17時

8月1、8、15、22、29日 土曜日

 上記に詳細がありますのでご参照ください。「基礎オープン」は原則月謝制のクラスですが、多忙な方や遠方の方など事情のある方はチケット受講することができます。ご相談ください。

 

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参加方法・費用ほか 必ずご一読ください

稽古場は、JR荻窪駅からバス10分/西荻窪駅から徒歩圏。くわしくは、お問い合わせ時にご案内。

 ◯参加予約・問合せ=juujishabou@gmail.com

参加希望のクラス名、見学や体験の希望日、受講を始めたい時期、お名前、ご連絡先を明記してください。どのクラスにするか迷う場合は、ご相談ください。

※すでに舞台活動や講師活動をしている方への指導は個人レッスンにて対応させていただいております。ご希望の内容など、ご相談ください。

 

 

 

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創作クラス(櫻井郁也ダンスクラス報告2020.7/27)

2020-07-27 | レッスン・WSノート

無心になることmindlessness。これは、何かを生み出そうとする時にいちばん大切なことだと思います。少なくとも、踊りは無心でなければ踊れないと思う。踊りの稽古は無心になる稽古でもあります。無心について、鈴木大拙は no matter where you go,you can’t find out the division between the heaven and the earth,because there is infinity.(『日本的霊性』)と書きます。凄いイメージと思います。無心になって何かを行い続けることを通じて、天と地のあいだが無くなってしまうのだから、これは内的平和の実現ではないかと思うのです。彼に深く関わった音楽家のひとりにジョン・ケージがいます。舞踊家のマース・カニンガムと生涯にわたり共同作業を重ねました。僕はケージの音楽やカニンガムの踊りや発言にふれて、感じるものがいっぱいありました。また、日常に対する愛着が深くなってゆくキッカケをもらった感じもあります。肉体は日常に密着しています。身体にはその人の日常が反映しています。毎土曜午後前半の新クラス『創作クラス』は今季からスタートした新しいクラスで、文字通り、振付やソロダンスなど、自分でダンスを生み出してゆくことを学んでゆく少人数レッスンですが、今季(夏シーズン)は、ジョン・ケージの音楽を紹介し、そこから感じ得たものからダンスをつくる経験を楽しんでいます。このクラスでは、踊る時間と同じくらい、自由な対話の時間をもちます。それを受けて、僕は何らかの提案をしたり、面白い知識や哲学や方法論について解説したりします。先日7/25は踊りの合間に、いくつか哲学的な話題が出ました。それで、ケージの考えたことに加え、鈴木大拙のことを話しました。また、ケージとは直接関係ないのですが、寄り道をして、岡倉天心の言う「心の交通」のことについても少し話しました。心の交通というのはダンスにとっては核と言えることと僕は思います。ダンス創作は、単に自分の直感や思いを動きにして出してゆくだけでなく、他者との交感をいざなうためにこそあるのだと思うのです。創作という作業のなかで、色んなことを調べたり学んだりすることが積み重なっていきます。そして、自分の思い込みや世界観が、次第に変化してゆくこともあります。踊る、というのは、自分のことを表現する、というよりも、何かに寄り添っていったり、何かと一緒になるように自分を変化させたり、ということにも関わっています。相手の気持ちになるために一緒に踊るというのは自然なことです。踊ることで気持ちと気持ちが溶け合って一緒に変化してゆくのは、ダンスの醍醐味でもあります。ダンスの創作は、ともにある、ということのための作業でもあると僕は思っています。

 

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・コンテンポラリー/舞踏(メインクラス)

・基礎(からだづくり)

・創作(初歩からの振付創作)

・オイリュトミー(感覚の拡大)

・フリークラス(踊り入門)

 

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ダンスの先達・伊藤道郎さんのこと(櫻井郁也ダンスノート2020.7/24)

2020-07-24 | ダンスノート(からだ、くらし)

コロナのせいかテレビ番組の再放送が多い。そんななか、ダンスの先達・伊藤道郎(1893 - 1961に関するドキュメンタリーが再放送されたと知人が録画を見せてくれた。古い番組だったが、詳しく紹介された映像を初めて見た。

伊藤道郎は現代ダンスにとって特別重要な舞踊家なのではないかと思うのだけど、その記録に触れる機会が意外と少ない。

20世紀初頭、欧米のダンス革命に深く関わり、現代ダンスの生成に強い影響を与えた1人が伊藤道郎である。見ることが出来る写真のいづれもが格好よく、切れ長の眼は鋭く輝き、その手には言葉が宿っているようだ。シャープな印象を受ける。

ノーベル賞作家で神秘家のW.B.イェーツと共作した『鷹の井戸』はとても有名で、いまも様々なアレンジが演じられている。美術家の杉本博司さんが演出したものをパリ・オペラ座が上演したのは記憶に新しいし、かなり前になるが、フランスから帰国した矢野英征さんが再創作したものを青山の草月ホールで観た時の神話の世界に迷い込んだような体験は特別に心に残っている。

彫刻家のイサムノグチは伊藤のスタジオに通い、ブロンズの仮面も創っていて、それが番組で紹介されていた。深い沈黙をたたえた、すごく魅力的な仮面だ。いいダンスは美術家や音楽家を刺激して新しい作品をつくる原動力になるのだと思う。テッド・ショーンは伊藤のことを日本人だがアメリカ現代舞踊の開発者の1人だと言ったそうだし、ジャズダンスのルイジや、モダンダンスのマーサ・グラハムも、伊藤のユーリズミクスに深い影響を受けたときいて、興味をもっていた。

「ユーリズミクス」というのはダルクローズが教えていたダンスの生み出し方で、音楽の力を自由度の高い動きで身体に取り込んでゆく。あのニジンスキーもこれをやっていたという。僕がやってきたトレーニングの一つ「オイリュトミー」とネーミングが似ている。EU+RYTHM+。ユーリズミクスは英語読み、オイリュトミーはドイツ語読みだ。いづれも20世紀初頭の同じ時代に創案され、呼び名にも同じ意味があるので親近感をいだいていたが、この双方には、対極的な面白さがあるのではないかと僕は推測している。オイリュトミーは洗練された身振りで音や声の響きにシンクロして踊る。ユーリズミクスは自由奔放に音やリズムと遊ぶ。オイリュトミーは踊る人の感じる力と運動能力そのものを開発しようとする。ユーリズミクスは踊る人が持っているイメージ力を刺激し拡げようとする。

番組では伊藤のダンスがいくつか復刻された。代表作「ピッチカート」は、その場でじっと足を動かさず、腕と上半身を駆使して踊り、そのシルエットを舞台背景に投影する。シンプルな作品だが、これは凄いものだった。上記のダルクローズ練習法がすこぶる反映しているのか、音楽がそのまま可視化されているようだった。そして、大胆に無駄な動きをカットしている。無駄を省くことは芸術には非常に大切だが、むつかしい。伊藤の無駄を省くセンスはとにかく非凡だと思った。能とも歌舞伎とも異なる、独自の、しかし明らかに日本的な「切り詰め方」を、伊藤はこの作品で実践していると思い、圧倒された。

アルベニスの「タンゴ」はその反対に足の踊り。大作「アンダンテカンタービレ」の復刻もあったが、これはチャイコフスキーの音楽がそのまま絵になったような魅力があった。「越天楽」(近衛文磨の弟である近衛秀麿指揮、2万人の観客)の写真と話題もあって、さらなる興味をいだいた。

いづれからも僕が感じたのは一瞬ごとの形姿(ジェスチャー)に強いエネルギーを凝縮させてあることだった。それは型と運びという考えにも通じているのではないかと思えた。いまのムーブメンツという言葉がはなつ感覚とは異なる、哲学的な高貴さを大切にしているように感じた。

番組は、伊藤の社会に対するアクションも詳しく紹介していた。ダンス芸術を平和の赤十字として考えアメリカ大統領に会いに行ったこと、大川周明およびパンパシフィック社との関係のこと、戦後アーニーパイル劇場の芸術監督に選ばれたこと、ファッションモデル業の生みの親でもあること、1964年の東京オリンピックの芸術監督でもあったが開幕を待たずして亡くなったこと、、、。番組は荒波のような人生を伝えたが、やはり圧倒的に心に残るのは、伊藤道夫のダンスのエレガンスだった。その立ち姿、その身体が放つ花、そこから感じる何とも言えない感じは、美しいものの前で恥ずかしくなるような感じにも似ている。

番組のさいごに、曾孫にあたる女性が、かつての愛弟子からドビュッシーの踊りを教わるシーンがあった。悲しみとも喜びとも痛みとも官能とも、どうにも区別できないような色々なものが、踊りによって、カラダからカラダに流れ込んでゆくのを垣間みた。感動的だった。

 

 

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photo ネオワイズ彗星

2020-07-21 | 日々のこと(daily)

 

 

 

家族が撮ったものですが、

画面の真中より少し上に流れているのが、ネオワイズ彗星です。

7月19日(日)の夜、房総の海岸。

次に太陽に近づくのは5000年後よりも先になるそうです。

 

 

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lesson 櫻井郁也ダンスクラス 

募集情報 レッスン活動を再開しました。ぜひ踊りに来てください。

・コンテンポラリー/舞踏(メインクラス)

・基礎(からだづくり)

・創作(初歩からの振付創作)

・オイリュトミー(感覚の拡大)

・フリークラス(踊り入門)

 

stage 櫻井郁也/十字舎房:ダンス公演情報

舞台活動の再開につきましては、状況に応じて判断いたします。ただいまの詳しいご案内を、上記サイトにて掲載中です。よろしければ、ご一読ください。

 

 

 


レッスン報告7/17:コンテンポラリーダンス&舞踏(櫻井郁也ダンス定期クラス)

2020-07-18 | レッスン・WSノート

言葉からひろがってくる動き、いっしょに動くときの動き、そして音楽でかかわってゆくときの動き、、、。ダンスにはさまざまな動きのあらわれがあり、それぞれに良さがある。

7/17金曜日のメインクラスは、ピアノを演奏しながら指導をおこなう日だった。ひとりひとり、その人のテンポで、その人の身体をほぐし、音と関係を始めてゆく。次第に、場も変化してゆく。

コロナ禍のせいで日常生活のなかで気を使うことが増えて久しい。ただでさえ色んな規則をつくってしまう。しかし、それと同時に、規則から自由になろうとする原初的な力が、僕ら人間にはある。そんな力が踊りのなかでふと垣間見えるとき、その人の存在感がパッと明るくなったように感じられる。それは、緊張から解き放たれた瞬間の姿でもある。

やっぱり、気持ちの面でも身体的な面でも、ダンスの稽古は僕らを縛っている何かから少しずつ解き放ってくれる。こわばっているものを、少しずつ解きほぐしてくれる。そのことを、クラスを再開してから、とてもよく思う。

いまは舞台を味わうことも容易くはないし、大勢で盛り上がれるような場もないが、ほんの少しの人とともに静かにゆっくりと身体に向き合ってゆくことならできる。日常にはない空間や音のなかで、丁寧に身体を動かしていると、静かな時間が生まれて、少し心が落ち着いてくる。ダンスを繰り返し稽古していると、不安やあせり、といったものを取り除く働きもあるのがわかってくる。

ダンスは生活に必要なバランスをくれるものなのではないか、とか、ダンスは本来はとてもプライベートでデリケートなものなのではないか、というような事も、ときに思う。

身体がしなやかに動き出す時は、無理な頑張りや欲がとれて、その人の心の魅力が身体に溶け出して自然な状態に戻ってゆく時だと思う。一人一人の人の素敵な所を見つけて魅力を引き出してゆく、というレッスンに、もっともっと近づけていきたい。

コロナ禍のなかで僕のダンス活動はかなり大変になってしまったが、いまは僕自身の原点を見つめ直すときとも考えている。いま、この状況のもと、ダンスのことはもちろん、さまざまな物事の本来の姿を考えずにはいられない。

このウイルスが大人しくなってくれる頃には、僕ら人間も一皮むけているかもしれないな、とか思ったりもする。

苦境は何かのエネルギーに変わるはずだ。

時間はかかるかもしれないけれど、さまざまなものごとの再構築が始まってゆくのかもしれないと思う。

 

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dance photo:Sakurai Ikuya (rehearsal for next work)

2020-07-17 | ダンスノート(からだ、くらし)

 

photo=private rehearsal

コロナ禍がいつまで続くのかわからないけれど、次第に、経験したことのないようなイカリが肚の底でぐるぐるとしているのを感じている。

それはたぶん踊りの火種だが、よのなかの状況をじぶんに言い聞かせて、そおっと生活している時間がつづくなかで、抑えつけられている生理や感覚や野蛮が、ハラワタのなかで、沸騰しかかっているのだろう。

踊りは性愛や闘争などと同様に古い力に由来するものではないかと僕は思っている。

 

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未来の現実(櫻井郁也ダンスノート2020.7/14)

2020-07-14 | ダンスノート(からだ、くらし)

 

コロナ禍によって世界がどうなってしまうのだろうと心配しつつ、過去の経験としてたびたび紹介されている1918~21年のスペイン風邪パンデミックのころ、それは全体主義の気配が忍び寄っていたころでもあったのですが、いろんな芸術家や哲学者がどのように日々を生きていったのかに、興味を持っています。

たとえば、僕がダンス活動とならんで関わってきたオイリュトミーの創案者ルドルフ・シュタイナーもその一人です。彼は、まさにパンデミックに重なる頃に、社会の未来についての思考を深め、子どもに自由な教育を試みるヴァルドルフ学校を設立したり現代のベーシックインカムや直接民主制の起源となった政治経済理論を各地で展開しています。そして、それらは芸術や想像力の探求と深く結びついています。とりわけ彼は芸術の制作プロセスにとても注目して、新しい教育や社会構築に取り入れようと試みます。

世の中の変わり目にあって、芸術に非現実的な夢を垣間みるのではなく、芸術とその根底にある想像力や作業体験には未来の現実をつくってゆく原動力が宿っているのではないか、という視点が、シュタイナーにはあったのではないかと、僕は推測しています。いま僕らの世界も、おおきな戸惑いのなかにあり、芸術もそのあり方について、考えることになりそうです。

シュタイナーの哲学は「人智学」と呼ばれますが、それは一言で言うならば、「一人一人の人がそれぞれの人生の中で直面する現実と向き合い克服してゆく試行錯誤が社会全体の動きに発展し「人智」となって人類全体が成長していく」というような哲学だと僕は理解して好意をもっています。

西欧には神秘学というのが古くからあって文化に多大な影響を与えてきましたが、シュタイナーはそれをかなり研究した上で、それとは一線を画した新しい精神基盤が必要と考えたのではないか、そして、神様ではなく人間に秘められた智の力について考えをふかめてゆく「人智学」なるものを打ち出そうとしたのではないか、と思うのです。

それは人間の可能性を読み解こうとする人間哲学でもあり、それは人間の努力によって世界がどのように変容する可能性があるかという社会哲学でもあります。

僕自身は、ダンサーとしての舞台活動や教育活動と並行して、シュタイナーの創案した身体メソッド〈オイリュトミー〉の稽古に取組んで37年もたってしまいましたが、いまさらながら、その方法にシュタイナーの考えの骨格が良く反映されていると感じて、最近あらためて感心しています。

創作面では『オール アンド エブリシング』『虚体ソナタ』『その血にきけ』など、いくつかの作品でシュタイナーの哲学を意識しましたが、いまコロナ禍のなかで、それらの作業のつづきについても、思いを拡げ始めています。(つづく)

 

写真は櫻井郁也のダンス作品「その血にきけ」(2014)より。

 

 

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断片7/11(櫻井郁也ダンスノート2019)

2020-07-11 | 日々のこと(daily)

 

踊りは、だれかと一緒に、同じ空気を吸うことから始まる。

踊りは、カラダを動かすことの前に、ひととひとが、ともに居る、ということから始まる。

そのようなことを、コロナ禍のなかで、非常に強く思ってきました。

 

オンラインで心理的に結びつこうとする機会が多くなる反面、直接に会うこと、物理的に接近することの大切さを、僕は深く感じるようになってきました。離れていてわかり合うことよりも、わかり合えなくても一緒にいるということの重み。話し合うことと抱き合うことの違いと言ってもいいのか、、、。

 

人は人のそばにいることから多大なものを受け止めます。

 

誰かがいる前に立ち、動き、静止し、あらゆるものを呼吸してゆく。

身体と身体で向き合っている。寄り添っている。感じ合っている。そのようなことから、新しい何かが身体に宿り、内面の変容が始まります。

 

いま一瞬の、一瞬一瞬すべての変化を共に過ごすこと。

 

状態の共有、場の共有、発生の瞬間の共有、というものがダンスにとって特別に大事なことだと思います。

 

ひとりでもがいても自分の殻はより固くなる一方だったりします。

 

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年間スケジュール「踊り入門 」by 櫻井郁也2020(西荻ほびっと村学校:舞踏クラス)

2020-07-10 | レッスン日程&ご予約(毎月更新)

東京・西荻窪駅前にある「ほびっと村学校」の講師を担当しています。月4回ペースのチケットクラスです。「櫻井郁也ダンスクラス(詳細)」で行っている体系的なレッスンともども、自由度が高く、年齢に関係なしに楽しくお稽古できるよう運営します。

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西荻ほびっと村学校

舞 踏クラス butoh-dance

《踊り入門

  イノチとカタチ》講師=櫻井郁也)

 

2020年度 開講スケジュール  予約状況はコチラ

原則・毎月第2第4火曜日+第1第3木曜日 いづれも19:00〜21:00

 2020年

7月14(火)、16(木) 、28(火)  

8月6(木)、11(火)、20(木)、25(火) 

9月3(木)、(火)、17(木)、22(火) 

10月1(木)、13(火)、15(木)、27(火)

11月5(木)、10(火)、19(木)、24(火)

12月3(木)、(火)、17(木)、22(火) 

 2021年

1月7(木)、12(火)、21(木)、26(火) 

2月9(火)、18(木)、 23(火)  ※2/4(木)は休講予定です。

3月4(木)、(火)、18(木)、23(火)

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【講師メッセージ】


体をほぐし、思い思いに踊り、ともに対話し、
「カラダとココロ」「踊り」「表現」について理解を深めます。

舞うこと。地を踏むこと。
その喜びにウマイヘタなんて、本来はあるはずがありません。

このクラスではお手本を模倣することはせず、
ご自身の気持の変化をご自身の感性で自由気ままに踊ってみる試行錯誤をかさね、
ダンスや身体表現の初歩をつかんでいきます。

心に感じたことを、
まず動いて表現してみる。
あるいは、
じっと静かに佇んで何かを感じ取ってゆく。

プロセスを楽しむこと。
ダンスはどのようにしてうまれてくるのでしょうか、、、。

身体にじっくり向き合うこと。
自分自身をみつめなおすこと。
時間や空間との関わりを味わい楽しむこと。
それは忙しい日常からはなれて、心と体を解放する時間であり、
自らを開発する行為ではないでしょうか。

音楽や詩をきいているうちに、自然にからだが動いてくることもあります。
また、この気持をどうすれば表現できるのだろう、と何かをさがすような体験もあります。
がむしゃらに動いているうちに、自分の心がつかめてきた、ということもあります。
なんでも試してみることから、芽生えるものがあるはずです。

お手本をなぞるのでなく、
自由に動いたり考えたり話し合ったりしながら、
想像力や感性を身体に結びつけてゆく稽古。

あらゆるスタイルから離れて、思いのままに動いたり佇んだり、
一瞬一瞬に感じたことや想像したことや体験したことを話したり、
様々な試行錯誤を遊びながら、踊るという行為の面白さを味わってゆく稽古。

表現力ゆたかな活き活きした身体へむけて、
感受性のひろがりへ、
ゆっくりと心身を磨いていってください。


会場=西荻ほびっと村学校
杉並区西荻南3-15-3ほびっと村3F TEL 03-3332-1187
JR中央線西荻窪駅南口下車徒歩2分。みずほ銀行左折、最初の角。1Fが八百屋(自然食品店)のビルです。


受講料=単発3000円、4回チケット11,000円、10回チケット20,000円

→初回受講および単発はご予約ください=メール「juujishabou@gmail.com 」まで、お名前と受講希望日をご連絡ください。

(当面は5名以内を目安に、接触のない動き、風通しの良い状態にて行います)


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・受講はいつからでもスタートできます。
・参加したい時に来ていただくチケット制レッスンです。
・ダンス経験や年齢は不問です。

・このクラスの追加レッスンとして、「舞踏フリー」も7月より開催予定です。同じチケットで受講できます。
(第1第3火曜日の予定。決定次第このブログで日程告知します。)



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櫻井郁也ダンス定期クラス
水夜・金夜・土pm。募集中。


こちらは毎週おこなうベーシックなレッスン。

「基礎クラス(からだづくり、ダンスの基本)」土pm
「コンテンポラリーダンス」金夜
「オイリュトミー」水夜
「ダンスレギュラー(ダンス創作を初歩から)」土pm

など4種類のクラスがあります。

いづれも初心者から、少人数クラスとして行なっています。
くわしくは櫻井郁也クラス案内にて!!


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News
櫻井郁也ダンスソロ公演webサイト

↑↑講師のステージ最新作をご案内しております。↑↑






stage photo:Sakurai Ikuya dance solo(櫻井郁也ダンス舞台記録)

2020-07-09 | 公演写真&記録(国内) dance works in JP(photo etc)

 

 

 

夜より深い闇に、

ともに息を交え、、、

 

 

※写真およびテキストは、櫻井郁也の過去作『サイレントシグナルズ』(2015)より

 

 

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