櫻井郁也ダンスブログ Dance and Art by Sakurai Ikuya/CROSS SECTION

◉新作ダンス公演2024年7/13〜14 ◉コンテンポラリーダンス、舞踏、オイリュトミー

オイリュトミークラスのもよう、4/21(水)

2010-04-22 | レッスン・WSノート
4/21水はオイリュトミークラスでした。
この日は音楽オイリュトミーのレッスン。
取り組んでいるのはチャイコフスキーの「ワルツ変ホ長調」。
バレエ音楽「白鳥の湖」の原曲の一つとも伝えられる可愛い小舞曲です。
この曲の上半身の動き方を振り付けました。

変ホ長調特有の柔らかい響き、これを胸から腕全体のカーブと放射するように伸びる動きの組み合わせで表現。
華やかに動きながら、曲の起伏にインスパイアーされた導線に沿って駆け抜けて踊ります。

オイリュトミーは音楽や詩に忠実に身を任せ、作者の心を理解しようとする踊り。
振り付けは、すべて曲の音に沿って構成されるので、音楽オイリュトミーの練習は、全身を使って曲を演奏する感じ。
あるいはカラダで歌を唄うみたいかも。

ともかく繰り返し練習して、一曲一曲クリアするのみ。
稽古を重ね、踊ることによって音楽そのものを体現できたらステキですね。

まずは体を動かしてみる。
見よう見まねで、がむしゃらにまねてゆく。
あるいは、ひたすら憶えて繰り返す。
いずれにしても繰り返しを楽しむココロが大事です。

がんばって何曲かこなすと、オイリュトミーという踊りの大まかなイメージが実践的に掴めます。
練習を繰り返しつつ、何を理想とするのか、どんな型があるか、身体のつくり方、心がまえ、などなどもつかんでゆきます。
各自たのしい点や興味深い点を探しつつ、稽古の目標を持っていただけるとうれしいです。

来週も音楽オイリュトミー、今回渡した振り付けを丁寧に確認/解説しながら、からだの動きと音楽が響き合う体験を練習します。その次は言語オイリュトミーの練習を予定。言語オイリュトミーではコトバの発声をカラダの運動に置き換えて踊り、踊ることによってコトバなるものを再認識。シュタイナー教育では算数なんかもカラダを使って考えますが、さまざまな知を一旦カラダの体験に還してゆく=カラダから知や暮らしを再構築しようとするあたり、やはりシュタイナーらしいなと思います。
世界はいつも動きとしてあり、動きによってこそ生き生きと理解できる、ということなのかしら。

ともかく、楽しんで踊りましょう。興味のある方、初心者から参加出来るので、ぜひ加わって下さいね 。

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(新規受講生を募集中、初心者よりok。土曜は単発でも受講できます。ご予約/会場確認のうえ、ご参加ください)

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