家紋編＜三階菱＞

 

小笠原長時＜三階菱＞

武田信玄の侵攻に抵抗した小笠原長時は、代々が守護職として信濃に君臨してきた名族。もともとは武田氏と同じ甲斐源氏の出自であり、発祥地も甲斐国の小笠原村である。家紋も源氏に多い菱を使った「三階菱」である。最後は同族の信玄により信濃国を追われ越後に逃亡するが、加盟は存続して江戸時代には多くの分流が大名に列せられている。

「戦国武将の家紋がよくわかる本」　ＰＨＰ研究所　より抜粋

 

 

 

三階といえば、母がよく口にしていたことわざ＜女さんがいに家なし＞

そんな人生嫌だ、だから結婚はしないと反論したものだ。

正しくは

＜女(おんな)三界(さんがい)に家なし＞

「三界」は仏語で、欲界・色界・無色界、つまり全世界のこと 女は三従といって、幼い時は親に従い、嫁に行っては夫に従い、老いては子に従わなければならないとされるから、一生の間、広い世界のどこにも安住の場所がない。女に定まる家なし。

 

なんということ、女なくして男の世界は成り立たないということか、と愕然とします。

支えるだけの人生で終わりたくないなぁ

 

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