
8日の夜、家族三人でクラシックコンサートに出かける予定でした。
皇子の夏休みの課題、コンサートの感想文が宿題だったのです。
プログラムには名立たる演奏者たちが!
前半はプロ、後半は学生たちの演奏、ゴスペルありロックあり。
ところが、誘惑に駆られて、男どもだけで行ってもらった。
というのは、このステージのせいだ。
琉球の王様の生い立ちから首里城建立までの、いわゆるミュージカル。
見ものは、出演者のほとんどが沖縄の中高生であるということ。
詳しいことはこちら → 鬼鷲ホームページ
迫力満点、躍動感あふれる若い汗が飛び散るほどの感動で
沖縄らしい音楽に、おもわず体も揺れていました。
先日チアリーダーで一緒に踊った、わが地元の中高生も参加。
沖縄勢のステージの前に、いきなりの感動、
イントロはメインを食ってしまったように思えました。
これは身贔屓ではない、カッコよかったわぁ~
私たちもやってみたい~
と同行したチアガールズと顔を見合わせてしまったほどです。
ところで、
琉球の王様 「尚巴志(しょうはし)」の子ども時代を演じた少年が殊のほか光っていました。
紅顔の美少年とは彼のことを言うのでしょう。
終演後、玄関まで総勢で見送ってくれた中に、その少年を見つけて
ワタクシ、思わず駆け寄り、握手をねだり、仰天しているその少年に声をかけた。
「応援してるからね、有名になってね」
歳を訊くと5年生、末恐ろしい10歳だ。
こんな息子が欲しかったなぁ
わがバカ皇子は、大阪芸大のコンサートは上の空で、
学生たちの描いたマンガが配布されていたらしく、大きな袋いっぱい持ち帰ってきて読みふけっている。
本末転倒もいいところで、感想文を描けるのかどうか不安だらけだ。
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疎開した女学校の友人、終戦直後狭い我が家に同居していた王族の末裔と言う人、この人は琉球関係の本を集めている本やさんと言うことで、朝日グラフに紹介されました。
占領下の沖縄から妹のリボンフラワーを習いに来た生徒、この方はアメリカのFDスクールの後輩でもありました。
でも一番は、沖縄玉砕の時の慰安会で逢った勤労動員で倉敷に来ていた女学生です。
私は沖縄には行く気が起きないのは、玉砕と言う記憶が大きすぎるからです。
でも沖縄の方のパワーには感心させられます。
逢った人は皆友達と言う考え方。
>終戦直後狭い我が家に同居していた王族の末裔と言う人
すごい方とお知り合いなんですね。
戦争を知らない現世代の子たち
(私も知りませんが、母の戦争体験を訊いて全く無関心ではありません)
「今の若者には、沖縄はリゾート地だという認識しかありません。」
この舞台をプロデュース、監督をした人がそう言っていました。それではいけない。うなづいた人は若くない人たちでした。
王国なんです。
小さな王国、独特な音感とリズム感、踊りで表現するセンスは真似できません。
アフリカの体温に似たものを感じました。
中高生なんですよ。どんな大人になるんでしょうね。
間違っても流行歌手やダンサーで終わってほしくない、そんな応援をしてみたくなりました。