政治家や官僚によるブログやツイッターが炎上する事態が相次いでいる。インターネットを使った選挙運動解禁を目前に控え、ネット選挙を扱う企業は政治家サイドに炎上対策の売り込みを始めているが、そもそも炎上する人たちには、どんな共通点があるのか。
岩手県の小泉光男県議は17日、批判が殺到したブログの内容について記者会見し、「公人としての立場を忘れ、著しく思慮に欠けていた」と謝罪した。
小泉県議は、自身が受診した県立病院で名前ではなく番号で呼び出されたことに腹を立て、5日のブログに「ここは刑務所か!」と記述。また、「会計をすっぽかして帰った」と記したため、ネット上で「おかしい」などと糾弾されていた。
先週には、復興庁に出向している総務官僚がツイッターで「左翼のクソども」「(地方議会の)あまりのアレ具合に吹き出しそう」などとつぶやき、処分を受けた。
ネットに関わるツールの中で、ツイッターは悪のりして自らの不法・脱法行為を暴露する若者が続出するため「バカ発見器」とも呼ばれる。「バカ」という気はないが、他にも政治家が炎上するケースは多い。
例えば、昨年5月、群馬県の女性市議が「放射能汚染地域に住む人の血って、ほしいですか?」とつぶやき、市や議会に抗議が殺到して、市議を除名された。
同年9月には、自民党徳島県議が安倍晋三首相の総裁再登板に関し、「今度はいつやめる、いや、何時投げ出すんですか!? 今度の理由は下痢から便秘ですか?」とつぶやき、アカウント閉鎖に追い込まれた。
炎上とは異なるが、安倍首相が自らのフェイスブック上で、田中均元外務審議官や民主党の細野豪志幹事長を名指しで糾弾し、賛否両論が巻き起こっている。
ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「政治家や官僚の中には『一般の人たちと意見交換する』といいつつ、自らの意見を一方的に話すことに慣れてしまい、 コミュニケーション能力に欠けている人がいる。特に、発信の中に特権意識が感じられると、炎上しやすい。防止するには、発信する前に反応を予測する、空気 を読むことだろう」と話している。
あとを絶たない政治家や官僚によるバカな書き込み 炎上の共通点とは より
空気読むも何も、
自分が一番!
と思っているから
そんな事を考えないのでは?
ネット選挙が解禁になったら
もっと面白いネタが飛び出しそうだ。
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