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小学校で2020年からプログラミング体験が必修化されます

2017-07-07 22:05:13 | ブログ・写真集
 2017年2月、義務教育における各教科の目標や学習内容を定めている「学習要領」の改定案が公表され、2020年度から、国内の小学校でプログラミング体験が必修化されることが決まりました。


 改定後の学習指導要領では、プログラミング学習について「児童がプログラミングを体験しながら、コンピュータに意図した処理を行わせるために論理的な思考を身に付けさせるための学習活動」と規定されています。
小学校でプログラミングを学ぶことによって、プログラミングの考え方を子供たちに身に付けさせて、これからの社会に必要な素養を身に付けて貰うためです。
 小学校ではプログラミング「体験」が必修化されます。プログラミングという教科が新設されるのではなく、既にある教科の「総合的な学習の時間」において、プログラミングと生活の関係を考える講座を設けたり、「理科」では電化製品とプログラミングの関係を、「算数」では図形の作成を通してプログラミング的な考え方をプログラミング体験を通して学ぶ、といった試みなどが想定されます。
単にプログラミングを科目として設けるのではなく、さまざまな授業において、横断的にプログラミングに関する教育を盛り込んでいくことで、技術だけでなくプログラミング的な「考え方」や、体験を通して養われる「感覚」を学ばせようとしています。

 中等教育、高等教育では、より高度で実践的な内容へと発展させていき、初等教育等で養った基礎的な力を、社会に出てからも使い物になる「技術」へと展開させていくことを目標としています。
中学校では既に技術科の中で「プログラムによる計測、制御」が2012年以降必須になっていましたが、2021年以降プログラミングに関する内容が倍増されます。!(以上、日経パソコン2017.7.10号「今どきのキッズプログラミング事情」より抜粋・引用)

 この小学生にプログラミングを学ばせることは、かなり大きな構想のもとに教育の必修化が決まっているようで、大変喜ばしいことと思いますが、この「学習要領」のもとに教育をする先生たちはプログラミングの考えに馴染めない先生方が出て来ると思います。
先生による教えることの差が激しく、特にプログラミングの教科を設けていないため、プログラミングを理解できずに卒業していく子供たちも出て来そうですね!

 ところで今年(2017年)のNHKのEテレで、「Why! Japanese People!」のジェイソンさんが出演の「Why!? プログラミング」というプログラミングのテレビ講座が始まっています。
2017年の9月までは水曜日午後15:30~15:40と土曜日午後19:45~19:55の各10分間放映しています。
このテレビ講座は小学校の3,4年生を対象としたScratchというビジュアルプログラミング言語を使用したプログラミング講座で、これを見てもらうと小学校で勉強するプログラミングの内容を理解できるかもしれません。
全部で12回の講座で以下のサイトに入ってインターネットから講座の動画をいつでも見ることが出来ます。
「Why!? プログラミング」はここからみれます。


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