湊 かなえ氏の『告白』が新聞広告を始め、全国書店で絶賛していたから
ぜひ読んでみたいと図書館に予約に行ったのが去年の11月初旬だった。
その時点で、わたしは315番目で
『図書館には同じ本が9冊ありますからね、案外早く読めますよ』といわれると、
その気になってうれしい期待がふくらんだ。
しかし年が明けても連絡がない。
一週間前に状況を尋ねてみると102番目にアップしていた。
『もうしばらくですよ!』と図書館員は、にこやかに励ましてくれた。
わたしの住まいから徒歩で5分もかからないこの図書館は、緑に囲まれた女性センターの中にある。
オープンカフェのような中庭も、床は木目で午後6時も過ぎると人の気配ははく、静になる。
お天気の時はお月見だってできる。
雨の日は木作りの丸テーブルの真ん中に、緑の大きなパラソルを差してくれ、
夜間のオレンジライトが美しい。奇特にもこの場所だけは喫煙が許されている。
温かい缶コーヒーをセンター内の自販機で百円で買ってきて、
ここでくゆらせる一本のタバコの美味しさは喫煙しない方にはわからない至福のときで、
ひとりで過ごすお気に入りの場所なのです。
難ちゅかしい本はこの際読みたくない。お説教じみたのもいや。歴史、政治、戦争もいや。
やっぱり、いまはミステリーが読みたいのです。
のんびり本棚を探している内に、宮部みゆき氏の「我らが隣人の犯罪」が目にとまった。
以前、拙ブログに「ラストが宮部みゆきを連想した」と頂いたコメントを覚えていたから、
一度、その「宮部みゆき」氏なる方の作品を読んでみたいと思っていたのです。
そのような成り行きから、ゆっくり本を引き抜くと最後の頁をめくってみた。
するとこの作品が彼女の処女作で賞をもらったことがわかった。
わたしは初めて読む作家は最初の作品から読みたい気性なのです。
他に第2回の日本推理サスペンス大賞をもらった「悪魔はささやく」の文庫本が
2冊仲良く並んでいから同時に2冊借りてくる。
短編を含めて7~8作品を3日もかからずに読んでしまった。
幾つかの作品を読んだだけで、評論家でもないのに 天才だと決めつけるには
気が引けるけれど、この作家、すごく器用な方とお見受けした。
最初は何のことだかわからない内容だけれど、物語の最後の最後で、
『ふ~っ』と読者に溜め息をつかせる手法がお得意な方のようだ。
社会的な問題を扱う作品が多いけれど、社会派ミステリーを指向しているようではない。
読んだ作品全部のラストがどれも印象的で「満ちた愛」で解決する。
特に好きだったのは、「我らが隣人の犯罪」に収められた「サボテンの花」と
「悪魔はささやく」のラストシーンは、胸に熱いものが込み上げてきたほどだ。
だけど、、、個人的好みによるが「宮部みゆき」の作品は、この後も続けて読もうとは思わなかった。
わたしの好きなミステリーは、読み進んでいく内に、また頁を後戻りして確認したり
つまりは、行きつ戻りつの、もう少し毒気を含んだ作品が好みのようだ。
宮部みゆきの作品は、良薬すぎて苦味がないところが不満かな。
うふふ、、、宮部みゆきさん、勝手なこといってごめんなさいね!
ぜひ読んでみたいと図書館に予約に行ったのが去年の11月初旬だった。
その時点で、わたしは315番目で
『図書館には同じ本が9冊ありますからね、案外早く読めますよ』といわれると、
その気になってうれしい期待がふくらんだ。
しかし年が明けても連絡がない。
一週間前に状況を尋ねてみると102番目にアップしていた。
『もうしばらくですよ!』と図書館員は、にこやかに励ましてくれた。
わたしの住まいから徒歩で5分もかからないこの図書館は、緑に囲まれた女性センターの中にある。
オープンカフェのような中庭も、床は木目で午後6時も過ぎると人の気配ははく、静になる。
お天気の時はお月見だってできる。
雨の日は木作りの丸テーブルの真ん中に、緑の大きなパラソルを差してくれ、
夜間のオレンジライトが美しい。奇特にもこの場所だけは喫煙が許されている。
温かい缶コーヒーをセンター内の自販機で百円で買ってきて、
ここでくゆらせる一本のタバコの美味しさは喫煙しない方にはわからない至福のときで、
ひとりで過ごすお気に入りの場所なのです。
難ちゅかしい本はこの際読みたくない。お説教じみたのもいや。歴史、政治、戦争もいや。
やっぱり、いまはミステリーが読みたいのです。
のんびり本棚を探している内に、宮部みゆき氏の「我らが隣人の犯罪」が目にとまった。
以前、拙ブログに「ラストが宮部みゆきを連想した」と頂いたコメントを覚えていたから、
一度、その「宮部みゆき」氏なる方の作品を読んでみたいと思っていたのです。
そのような成り行きから、ゆっくり本を引き抜くと最後の頁をめくってみた。
するとこの作品が彼女の処女作で賞をもらったことがわかった。
わたしは初めて読む作家は最初の作品から読みたい気性なのです。
他に第2回の日本推理サスペンス大賞をもらった「悪魔はささやく」の文庫本が
2冊仲良く並んでいから同時に2冊借りてくる。
短編を含めて7~8作品を3日もかからずに読んでしまった。
幾つかの作品を読んだだけで、評論家でもないのに 天才だと決めつけるには
気が引けるけれど、この作家、すごく器用な方とお見受けした。
最初は何のことだかわからない内容だけれど、物語の最後の最後で、
『ふ~っ』と読者に溜め息をつかせる手法がお得意な方のようだ。
社会的な問題を扱う作品が多いけれど、社会派ミステリーを指向しているようではない。
読んだ作品全部のラストがどれも印象的で「満ちた愛」で解決する。
特に好きだったのは、「我らが隣人の犯罪」に収められた「サボテンの花」と
「悪魔はささやく」のラストシーンは、胸に熱いものが込み上げてきたほどだ。
だけど、、、個人的好みによるが「宮部みゆき」の作品は、この後も続けて読もうとは思わなかった。
わたしの好きなミステリーは、読み進んでいく内に、また頁を後戻りして確認したり
つまりは、行きつ戻りつの、もう少し毒気を含んだ作品が好みのようだ。
宮部みゆきの作品は、良薬すぎて苦味がないところが不満かな。
うふふ、、、宮部みゆきさん、勝手なこといってごめんなさいね!
私も図書館が好きですが、なかなか行けません。
たまに読みたい本があるとネットで予約するのですが、予約者が沢山いるとめげて買ってしまう事が多いです。
ただ図書館には嫌な思いでも・・・
どうしても見たくて借りてきて本が・・・
何と・・・・
1ページごとに髪の毛が挟んであったのです。
凄い髪の毛の量ですよ。
読むの止めて図書館へ行って言いました。
本当に気持ち悪かった。
あ、素敵な場所の話なのにすみません。
>あ、素敵な場所の話なのにすみません。
まったく!ぜんぜんです!
>1ページごとに髪の毛が挟んであったのです。
凄い髪の毛の量ですよ。
これも、気持ち悪い体験ですね。
わたしも、実は似たようなことがありました。
自分で買うほどの本ではなかったので
図書館で借りました。
物語のクライマックスにさしかかり、
次のページをめくったとき、何かが ふぁっと風で飛んで床に散乱しました。
よく見ると、、、なんと、、、、
何本もの○毛でした。
すぐ浴室に飛び込んで、ゴシゴシ身体を洗いました。その後で部屋を掃除しなければならないことに気づいて、、。
馬鹿ですね。またシャワーを浴びなくてはなりませんでした。
世の中、変態多いね!