綺麗な写真を撮るには、狙ったところにピントが効いてなくてはダメです。
カメラ任せで十分なんですが、ピントが合うとピッピッと音がして、どこにピントが
効いてるか赤枠が青枠に変るようになっています。
自動の場合、明暗のはっきりしたものにピントがいくようにできていますので、
そのままシャッターを押すんではなく、青枠が狙ったところにあるかどうかを
きちんと確認しシャッターを押してください。
子供を綺麗に撮りたい、花もペットも全て同じなんですが、ズームの望遠で撮ってください。
私のデジカメは光学3倍ズームなんですが、全ての写真をズームいっぱいの望遠で撮っています。
下の4枚の写真を見てください。
花の大きさは変えずに、広角から望遠へと4枚を撮り比べた写真です。
フル広角
標準
やや望遠
フル望遠
1枚目のこの写真は、ズームを使わず、広角で撮りました。
狙いの花に対してバックが広く写っています。
バックに余分なものが写り過ぎて、主役だけに目がいかずに、主役でなくなってしまいました。
3枚目は、ズームを半分使い、やや望遠写真になっています。
バックの写りこみが少なく主役だけに目がいくようになりましたが、
バックの花のオレンジ色がうるさくて全体の雰囲気を壊していて面白くないので、
オレンジ色のボケた花も写らない方が、見やすく綺麗な写真になりそうです。
さらに、フル望遠で撮った花の写真です。
バックにうるさいものがなくなり、主役が引き立って見えます。
引き立って見える理由がもう一つ、
花の周りを見比べていただくと分かると思いますが、1枚目よりもこちらの方が、
大きくボケています。
つまり、望遠を使えばバックのボケが大きくなり、引き立て役になるわけです。
皆さんも、全ての写真をフル望遠で撮って見て下さい。
青色のピント枠がどこにあるかの確認を忘れずに!!
望遠での撮影の場合は、自分が後に下がることになりますので、崖っぷち??などには注意です。
まずは、フル望遠を使いこなして、慣れてください。
必ずや、一味違う綺麗な写真が撮れるはずです。