「道の駅 コスモール大樹」だより

北海道南十勝の「道の駅 コスモール大樹」の職員が独断と偏見で勝手に発信をする道の駅情報です

道の駅ネットワーク会議

2006-10-19 18:22:58 | 今日のできごと
とかち道の駅ネットワーク会議

今日は午前中に帯広市にて
とかち道の駅ネットワーク会議」の臨時会議がありました。

道の駅の開館時間は現在9時なのですが、
今朝は8時30分過ぎに観光バスがやってきたので
急ぎ開館をしました。

注意:当駅の通常の開館時間は9時~20時
   開館準備中の今日のように観光バスが到着した場合は
   準備ができ次第開館をしてお客様を迎えています。

ばたばたと朝の作業を終えて帯広へ向かいました。

この「とかち道の駅ネットワーク会議」は
今年の2月に設立されました

十勝管内の道の駅を抱える町村、運営主体と
これから道の駅の設置を検討している町村などが集まって設立され、
地場産品のPRやイベント時での連携を深めて、
各道の駅の集客効果を高めていく事を目指しています。

今年は3つのワーキンググループで様々な事柄を検討し、
成果としては
①管内道の駅MAPの作成
②管内道の駅のイチ押し商品のPR
③道の駅集合の合同イベント
などがあります。

8月27日には音更町の特産センターまつりの会場で
道の駅コーナーを設けての特産品のPRと販売を行いました。

一応、初めての取り組みなのでそれなりの成果はあったのかと思っています。

今日の会議の中では、
各町村の緊縮財政を反映し、
連携事業をする場合の費用の点が話題になりました。

道の駅といっても、その運営形態は様々
当駅の様に、町から委託を受けて商工会が運営している駅。
さらべつのように、第3セクター会社が町からの指定を受けて
町と連携しながら運営をしている駅。
鹿追のように、施設は町が提供をしその直売所の運営については
直売会が実際の運営をしているので、運営費用も直売会で対応する
というような駅。
などなどさまざまな形があります。

直売コーナーがあるといっても、
足寄銀河ホール21のように、
物産観光公社が運営している場合や、
中札内のように、
農家の直売、一般民間業者の直売と委託販売が混在しているような形。
これもまた様々な形態となっています。

いわゆる民間に近い場合は、
広告宣伝費的な費用の支出が可能ではありますが、
官庁に近い場合は、
この事業は地域振興の効果が見込まれるから支出可能
というように温度差が発生してきます。

あれやこれやと議論をしていくと
どんどん深みにはまりそうではありますが、
地域振興という1点では考え方が共有できるものと思います。

そんな事で、
通常の業務以外でもこんな事をやっていますので
これから具体化に向けて協議・検討は進んでいきます。

最近十勝管内では、
本別町が道の駅を設置しようと検討を進めていますが、
本別町さんもこの会議のメンバーになっています。

十勝20市町村の内、
道の駅を抱える町村は南から
大樹町・幕別町(忠類)・更別村・中札内村・陸別町・足寄町
士幌町・鹿追町・音更町の9町村です。
この内、足寄町・鹿追町・士幌町は2駅と抱えています。

道の駅がない11市町も検討をしている事で、
いずれは増加をしていくのだろうと思います。
十勝管内に道の駅が認定されてから10年以上を経過しました。
そろそろ、各地域の道の駅の連携を進めなければ
他地域との差別化ができないだろうと思っています。

食材豊富な十勝にある道の駅として
どうあるべきか?????
このネットワーク会議が機能すればと思っています。

今日のできごとは会議関連についての報告でした。
ではまた明日。