「道の駅 コスモール大樹」だより

北海道南十勝の「道の駅 コスモール大樹」の職員が独断と偏見で勝手に発信をする道の駅情報です

開町記念式典

2006-10-02 09:37:19 | 道の駅基本情報
大樹町 開町記念式典 10月1日開催

昨日の日曜日、
大樹町の開町記念式典がありました。

町制は昭和26年(1951年)4月1日に施行されています。


大樹町の町章です

この町章は、昭和25年(1950年)2月23日に
大樹村章と制定されて、町制施行とともに、
大樹町章となりました。

大樹の『』の字を円形に図案化し、
二重の円は町民がお互いに話し合って
円満な町づくりを進めようという願いを込めています。
円内に配した『』の文字は、
大樹のように伸びて、
町が発展する理想がシンボル化されています。

ちなみに町名の由来は
アイヌ語で
大木が群生するところ」を意味する
タイキウシ」からつきました。


大樹町の主な年表
1800年(寛永12年)
      伊能忠敬が歴舟川河口、アイボシマ、晩成、生花を測量。
1878年(明治11年)
      歴舟村に駅逓が置かれた。
1886年(明治19年)
      依田勉三が、生花晩成地区に晩成社当縁牧場を開設。
1901年(明治34年)
      大樹郵便局開局。
1919年(大正8年)
      広尾~帯広間乗合自動車創業。
1928年(昭和3年)
      広尾村から分離独立。大樹村となる。
1930年(昭和5年)
      帯広~大樹間鉄道開通。
1948年(昭和23年)
      農協設立。
1949年(昭和24年)
      漁協設立。
1950年(昭和25年)
      村立大樹高等学校認可。
1951年(昭和26年)
      大樹町制施行。
      初代町長 高橋新市。
1952年(昭和27年)
      森林組合設立。
1955年(昭和30年)
      2代目町長 島田繁一。
1957年(昭和32年)
      雪印乳業大樹工場チーズ生産開始。
1960年(昭和35年)
      商工会設立。
1967年(昭和42年)
      3代目町長 高橋 進。
1971年(昭和46年)
      4代目町長 野口武雄。
1972年(昭和47年)
      ミニバレー誕生。
1980年(昭和55年)
      晩成温泉オープン。
1987年(昭和62年)
      国鉄広尾線廃止。代替バス運行スタート。
      5代目町長 福原 勉。
1988年(昭和63年)
      環境庁調査で歴舟川が日本一きれいな河川に認定される。
1989年(平成元年)
      町の花「コスモス」・木「かしわ」・鳥「ひばり」を選定。
1990年(平成2年)
      地場産品研究センタ―完成。
1991年(平成3年)
      カムイコタン公園完成。
1995年(平成7年)
      多目的航空公園完成。
1998年(平成10年)
      生涯学習センターオープン。
1999年(平成11年)
      6代目町長 伏見悦夫。
2002年(平成14年)
      ショッピングセンターコスモール、経済センターオ―プン。
      「コスモール大樹」道の駅に認定。
2003年(平成15年)
      十勝沖地震(M8.0)により
      役場庁舎展望台倒壊。

以上の様に、町制が施行されてから今年で55年目となります。
しかし、1998年(平成10年)には
開町70周年記念式典が行われていますので、
逆算すると
大樹町の開町としては1928年となります。

1928年(昭和3年)は
大樹町が広尾村から分離独立して大樹村になっています。
これが開町記念日となるのですね。

そうすると、今年は開町から78年目
2008年(平成20年)には開町80周年となります。

隣の広尾と分離する前、
開墾時から考えるとかなり歴史があるのですね。

ちなみに、
大樹町の年表のトップには
1635年(寛永12年)
     アイボシマ附近で採金がはじまり、
     十勝発祥の地となる。
とあります。
江戸時代ですから、
ここから数得ると371年となります。
記録ではここまで遡っているのですね。


今日は開町記念式典にちなんで、
大樹町の歴史を綴ってみました。