4年前当時住んでいた賃貸でキッチン周りが片付かず、妻から棚の増設を頼まれたことがあり、むやみに壁に穴も開けられないため、ふかし壁を作り、板を貼って棚を作ったことがあった。
〈当時〉
今回、その木材を加工し棚を作ることにした。
まずは、木材をばらす。
お気に入りブライワックス(壁)とワトコオイル(下地材)が、いい感じに育ってる。
新材でもこのワックスを塗ることでアンティーク風に変化してくれるので愛用している。
これを今回のキッチンの寸法にカット。
材料の準備が出来たら、下地材を組んでいく。
今回は丁度、窓枠の出っ張りがあったので、そこに5本の柱を挟んでいく。
次は壁材。
以前より少し幅が広いので、継ぎ接ぎして互い違いに板を貼っていく。
壁材の固定には、これも以前使っていた銅製の釘を使ってみた。
コンセントボックス部分はジグソーで切り抜き、新たなボックスを設置し目隠し。
これで壁が完成。
あとは棚を好きな位置に取り付けるだけ。
今までの棚に使っていたL字金具は100均で購入したものを使用していたが質感が安っぽいため、今回新しくすることにした。
アイアンペイントという樹脂塗料を使う。
金具に下地を塗り乾かし、その後質感を真似ながら仕上げ塗りしていく。
これを使うと安価な材料でも雰囲気が出る。
(右がアイアンペイント加工後)
最後に妻がリクエストする位置に棚を設置して完成。
〈before〉
〈after〉
設置前と比べ、調味料など整頓でき、天板も広く使えるようになり大成功。