クッキーの昨日今日明日

2001年12月に家族になったクッキー
これまでの歩みやお友達、お出かけ
季節の移り変わりなど綴ります

おばあちゃま お帰りなさい

2014年08月24日 | 家族

前回の記事からずいぶん日が経ちました

8月は、2つの台風や大雨による土砂災害で災害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます

福岡は、ずっと雨続きです。夏はどこに行ったんだろう? 梅雨に戻ったような天候です

 

さて 先週 母が一時帰宅をしました

3月15日に入院してから、5ヶ月ぶりになります

思い出せば、桜の開花が始まる頃、ICUで母の意識が戻るのを祈っていました

意識が戻って安堵したのもつかの間、体調が落ち着きませんでした

「寝たきりになる」かもしれない この先どうなるのか?不安でした

 

母の強い生命力と病院スタッフの治療で、母の身体機能は向上して、介助を受けながら歩けるようになりました

毎日リハビリを頑張る母にぜひとも家に帰ってきてもらいたい

わたしはずっと心に思っていました

リハビリ担当者に相談すると、リハビリの一環で自宅リハビリを組めるのでできますよと快いお返事でした

やった~ お母さんが帰ってくる

クッキーが喜ぶだろうな~

 

さあ 母が帰ってきましたよ

おおお~ リハビリ担当者が脇を支える介助で母は歩いています

すごいな~

 

母がまず気づいたのは、クッキーちゃん

「クッキー、クッキー」と病院ではか細い声なのに、大きなはっきりした声でクッキーと呼ぶじゃありませんか

母の部屋のベッドで、以前していたように

母はクッキーを撫で、クッキーは甘えています

母が入院してからというものの クッキーはこのベッドで母の帰りをずっと待っていました(泣)

 

母の帰宅に際して、ご近所のお友達や親戚に声をかけていました

皆さん 母の回復に驚かれて喜ばれました

母がわたしに幼いころから習わせてくれたピアノを、今日の佳きに日にピアノを演奏しました

「ふるさと」は、母が好きな歌です

ピアノに合わせて口ずさんでいました

 

もちろんクッキーも聴いてるね

お母さん おうちに帰ってこれてよかったね

3月 ICUで生死に間を行き来していたお母さん

意識が戻っても体が動かない日々が続きました

もう二度と自宅には戻れないだろう どこかでそう覚悟したあの日

しかし奇跡は起こりました

お母さんの「生きたい」気持ちが強かったですね

そしてリハビリに毎日取り組んでいるからですね

母は強し 心からそう思います 頭が下がります

お母さんにお花を贈呈し

お祝いのケーキを用意しました

母は誤嚥性肺炎の危険があるので食べれないのですが

いつか食べられるようになってほしいです

 

おばあちゃまとお散歩に行こう

母はクッキーと散歩するのが夢だったんです

クッキーちゃん 任せたよ

クッキーは心配そうに母のそばを歩いていました

絆で結ばれているんだね

 

おばあちゃま 

今日は会えてうれしかったよ

また帰ってきてね 約束だよ

 

皆様 母の病気でご心配かけております

少しずつ回復しています

いつもお気遣いありがとうございます

母に代わりましてお礼申し上げます ありがとうございます