八尾&堺コンペイトウ☆ミュージアム ありがとうブログ

コンペイトウ☆ミュージアムの最新ニュースやこんぺいとうにまつわるプチ雑学をお伝えします。

7月7日七夕はコンペイトウの日(金平糖の日)

2022-04-05 10:27:14 | コンペイトウ 雑学事典
フロイス しおりfacebook投稿より・・・
2020年12月9日 ·
プライバシー設定: 公開
王さまは5月10日は金平糖の日って謳ってて、でも0510は黄金糖の日でもあるわけでー。
金平糖じゃなくてもいいし、しかも通常はGWは品薄。
お客さまに還元もできないー😭
私は、記念日というのはやっぱり語呂よりもストーリーが大事やと思っていて、以前からお伝えしてきたんですけど、7月7日の七夕は雨が多いので、織姫さまと彦星さまが逢えるように、金平糖を食べて、全国に金平糖の天の川を作りましょ✨✨っていうのがやりたいなーと。
遠恋も応援したいですしー📣
で、今回12月1日の全国放送に出られていた金平糖をメインに作られている中小企業さんに声をかけさせていただきましたー。
小さくてもがんばっている金平糖メーカーに光が当たるように✨✨
これは外せないと思いました。
今回番組には登場していなくて、同じく八尾でがんばっていらっしゃる有限会社緒方製菓さん、登場組の金平糖を広めてくれたーって福岡の商工会議所さんへの入会を勧めて下さった入江製菓株式会社さん、そして以前王さまがポルトガルへ行った後に書いた紀行文をホームページで紹介して下さっていて、その頃から勝手に親近感を持っていた東京の有限会社エビス堂製菓さんに主旨をお伝えしたところ、みなさまからすぐOKのお返事がきましたー☺️🎶
因みにコンペイトウ王国を入れた4社で『金平糖deつなぐ会』を結成しました✨✨
同業者同士が手を繋ぐ、金平糖で縁をつなぐ、ハッピーの輪を繋ぐ、技術を繋ぐ、日本と海外を繋ぐ、今と次世代を繋ぐ
金平糖が手段になった方が色々広がりそうかなーと思い、deにしました😆
一般社団法人記念日協会の代表理事から連絡が来て、登録許可も下りましたー☺️🎶
ということで、7月7日の七夕は『コンペイトウの日』でもありまーす✨✨きらぁーん✨✨
オリジナル漫画『コンペイトウ王国物語』第12話にて七夕で輝く金平糖~恋のキューピット~も読んでいただけます。
是非ご覧下さい
https://konpeitou.jp/cartoon/

金平糖を守る会って???

2015-05-20 16:47:54 | コンペイトウ 雑学事典
目的は、金平糖がこの世からなくならないようにすること。

会員は、金平糖が好きである人すべて。

会費は、無料。

会員の義務は、2つ。

1.町で金平糖を見つけたら、買って食べること。

2.金平糖に関するニュースや記事があったら、すぐに事務局に報告すること。


金平糖を守る会を主催されていた元中京大学の教授中田先生が退官されてからは、ホームページも閉鎖されているようで、どのようにコンタクトを取っていいのかがわからないのですが・・・色々残念ですね・・・。


今でも金平糖を守る会の会員様は全国にいらっしゃって、地道な活動を続けておられるようです。

会員のO様、先ほどは学習院大学資料館の展覧会ボンボニエール~掌上の皇室文化~のご案内を頂き、有難うございました。




世界の色々なコンペイトウ

2013-02-16 15:05:53 | コンペイトウ 雑学事典
世界で見つけた色々なコンペイトウ。

日本のものと全然違うので紹介しますね。

ポルトガルのコンフェイトは砂糖菓子全般を指し、角のあるコンフェイトというのは今では大変貴重で珍しいそうです。

元々は型枠にアニスやフェンネルなどのハーブを入れ、糖蜜を入れて、火で炙って作っていたそうで、大量生産しやすいクルミの形が角のあるコンフェイトの原型だそうです。

ポルトガルのコンフェイトはあまりトゲトゲはなく、ボコボコした感じです。



イタリアのコンフェッティは、角が細かく、50くらいあります。色的にはパステル調でとっても可愛い感じです。流石イタリアですね。



ドイツのコンペイトウも角が細かく多い感じですね。色は白と黄色と赤の強いピンク。あまり綺麗な色ではない感じです。



そして、何故かパキスタンのコンペイトウ・・・白と黄色とオレンジと黄緑と青とピンクですが原色のように結構きつい色です。ただ、アメリカのロックキャンディよりはしっかりとした大きさがあり、角もはっきりしています。ロックキャンディはコンペイトウもどきという感じのものです。日本では小さいうちから何度もふるいにかけて粒の大きさを揃えて価値を上げるので、ふるいではじかれたものっていう感じです。


和三盆糖の研究をしてきました~

2009-04-08 11:00:55 | コンペイトウ 雑学事典
昨年登場した和三盆こんぺいは、徳島県で作られる和三盆糖のみで造った上品な甘さの金平糖です。
高級和菓子や最近は洋菓子にまで幅広く使われるようになった和三盆糖がどのように作られるのかを徳島県の岡田精糖所で詳しく勉強して参りました
普通のお砂糖は沖縄などで生えている太くて長いサトウキビを根元で切ってそれを絞って作られますが、和三盆糖は徳島県で生えている細くて短いサトウキビから作られるので元々の原料から違うんですよ。
まず、細くて短いサトウキビは根元から引っこ抜き、カッターで切って、ローラーで絞ります。
→昔はローラーではなく牛を動力にしていて、また薪で炊いていた為、朝4時から の作業で住み込みで働いていたようです。
そして、そのサトウキビの汁を釜で煮てからアク抜きをします。
目の細かい網で濾して、それからふかします。
火を強くして隙間が空いている蓋を蒸気の量を調節するのだそうです。
それを布でこして水槽に入れ、それから石灰を入れて臭みを取ります。
不純物を濾して更に煮詰め、粗熱を取ってから木製の釜で撹拌しながら冷やします。
すると結晶化し、茶色いお砂糖が出来ます。
ここから精製に入っていきます。
蜜分を抜いていくと茶色いお砂糖が白くなっていきます。
抜いた蜜分はもう一度火にかけ発酵しないように煮詰めて、和三盆糖糖蜜としてお菓子屋さんへ出荷されるそうです。
冷えて固まった糖蜜は崩すとお味噌みたいに見えるのですが、布に包んで重石をかけて不純物を取るとだんだん白くなっていきます。
うどんをこねるような感じで手作業で水を付けて練り、木槌でたたいて、また重石をかける作業に入ります。
お盆の上でこの作業を3回繰り返すと白くなったことから、和三盆と呼ばれるようになったそうです
余談ですが、お土産に買ったももいちごが丸ごと1個入った苺大福とってもおいしかったですよ~
もものように大きくジューシーな苺で、1個630円とかなりいいお値段ですが、食べてみる価値ありですよ

8/16(土)なにわの海の時空館にて出張イベント致しました。

2008-08-18 11:56:34 | コンペイトウ 雑学事典
午前10時30分~と午後1時30分~の計2回、なにわの海の時空館にて出張イベントを行いました。金平糖の手作り体験以外にも、金平糖の製造工程や歴史文化についてのお話があったり、さとうきびやカルメラの試食もあり・・・大変喜んで頂きました。事前に多数のお申込を頂き、本当に有難うございました。抽選にもれた方もいらっしゃったようで、ご予約の上是非ご来館頂きますよう宜しくお願い致します。

コンペイトウの製造日数は???

2008-05-30 10:59:56 | コンペイトウ 雑学事典
答え・・・大きさにもよりますが、グラニュー糖の1粒をかわいい星型にするのには7日~14日かかります。
グラニュー糖の1粒を芯に、蜜掛けと乾燥を繰り返し・・・大きくなるのが1日たった1mm。
1.5cmの大輪サイズの金平糖を作るのに、単純に計算して2週間ほどかかります。
そして、色素や香料をつけ(1つの釜には1色1味)、止め蜜(=透明の蜜をかけ、色染まりを防ぎます)をし、最後に他の色や味のものをミックスします。
その後できあがった製品は堺の包装加工場で袋詰めされ、ようやく皆様のお手元に届きます。
一連の流れからすると、出荷するまでに2週間から3週間かかることもあります。

因みに・・・一番大きい1.5cmの大輪サイズより大きいものを作るとどうなるか?実験してみました。
18日目にもなると・・・なんと角が取れ丸くなってしまいました。
釜の中でコロコロ転がった時の接触が大きくなり、角が取れ、次第に丸くなってしまうんです。
まるで釜が社会を金平糖が人間を表わしているようですね。
人との出会いでよい刺激もあれば摩擦もあり、なんかトゲトゲしていたものが年を追うごとに丸くなっていく・・・。
金平糖は人生を教えてくれているのかもしれません。深いいですねぇ
なんて話を広げすぎてしまいました・・・すみません。

どうして乾パンの缶の中にコンペイトウが入っているの?

2008-05-29 10:39:35 | コンペイトウ 雑学事典
栄養面的な意味はもちろん、災害時では水道などのライフラインが使えなくなることが予想されます。飲料がない状態では乾パンだけだと喉が渇いてしまうので、舐めると自然と唾液が出てくるコンペイトウや氷砂糖などが一緒に入っています。飴は水飴が入っているので炎天下などで溶ける心配があるのですが、コンペイトウや氷砂糖は絶対に溶ける心配がありません。また、自衛隊への出荷分や非常食用のコンペイトウは、乾パンの品質を保持する為通常のものより水分を少なくしています。