未果子の策略と隠された過去…
>>ヒメゴト6巻ネタバレ
未果子が遂に動き出します。
カイトに今まで自分と同じ服を着せ、彼の気持ちに寄り添うような姿勢を見せていた彼女。
ついにお揃いの制服を用意してホテルに同行させる行動に出ます。
もうお金のことは関係ないのか、美人局のような遊びで男たちを騙し笑い転げる未果子。
その姿は昼間の清楚な彼女からは想像もつかない姿です。
カイトもそんな彼女に辟易しつつ、逃れられずに共に生きる覚悟を決めてしまい。
これはある意味、未果子の貫く姿勢の美しさにカイトが負けたということなのか、過去の自分に未果子を重ねているだけなのか…。
今回は未果子の幼少期の経験や、カイトの男性経験も少し明らかになりました。
ただ漠然と今の二人になったわけではなく、トラウマとも言えるキッカケがあったということですね。
人は経験の積み重ねで成長するとはいいますが、特に幼少の環境や人間関係の大切を痛感させられます。
祖母に罵倒され、女らしさを奪われながら生きることだけを強要される毎日。
初めて親身になってくれたと思った先生も体が目当て…。
そりゃ価値観も心もぶっ壊れるってもんですよ。
未果子の幼少の環境が少しでも違っていたら…。
今のように体を売る彼女はいなかったのかもしれませんね。
カイトと共に、狂ったように夜を楽しむ未果子の向かう未来とは?
そして6巻のラストでついに未果子とカイト、由樹が夜の街で出会ってしまいます。
一番見られたくない姿を見られた未果子。
カイトにとっても絶望的な状況です。
3人のヒメゴトはどうなってしまうのか!?
物語もいよいよ佳境へと差し掛かってきました。