勤務先で支給されているノートPCはM2.SSDを使っています。
支給された時のSSDの容量は256GByteですぐに容量不足になることが予想されたので使い始める際に1TByteのものに交換しました。
システム用(C:ドライブ)とデータ用(D:ドライブ)にパーティション(区画)を2つに分けました。
1TByteもあるから余裕だろうとシステム用とデータ用、それぞれ半分の500GByteにしていました。
ところが誤算がありました。
これまでオフィスソフトとしてOffice2019を使っていました。
クラウド機能であるOneDriveで社員同士でファイル共有できるという事で企業向けのOffice365が導入されました。
WordやExcel、PowerPointは2019と365の操作に違いはなく問題ありませんでした。
OneDriveでのファイル共有は便利ですが、クラウドと言いながらPCのC:ドライブの中にもデータが保存されていて、その専有量が思いの外大きいということがしばらく使っている内にわかって来ました。
300Gbyte以上あったはずのシステム用C:ドライブの空き容量が、いつの間にか数Gbyteになっていました。
慌ててC:ドライブにあったデータやダウンロードフォルダに置いたままになっていたファイルをD:ドライブに移しましたが数十GByte空きが出来ただけでした。
OneDriveはデータをC:ドライブに保存しない設定もできるようですが、いろいろ機能制限が出てくるようで現実的ではありません。
データ用の領域は300Gbyte以上の空き領域があります。
パーティションの容量を変更できるソフトでD:ドライブの空き容量を減らしてC:ドライブの空き容量を増やすことが出来ます。
しかし、失敗するとデータがすべて消えてしまい大変な事になります。
そこでバックアップを兼ねて同じ容量のSSDを用意してクローン(複製)を作ることにしました。
2TByteなどの容量の大きいものにするという選択肢もありますが、価格が高いのと大容量の方が高密度になり発熱などを考えると信頼性が下がることが予想されるため同じ容量のものにしました。
クローンを作って置けば万が一問題が起きてもSSDを差し換えるか、クローンからパーティション操作に失敗したSSDに再度クローンを作ることで元に戻せます。
そこで同じ容量のSSDとM2.SSDをUSB接続にする変換アダプタを購入することにしました。
クローンを作るにはソフトが必要です。
以前、SATA接続SSDのクローンを作る際にSabrentのSATA−USB変換アダプタを使うと無料でAcronis True Image Sabrent版が使える事を紹介しました。
同じSabrentにM2.SSD−USB変換アダプタがあればAcronis True Image Sabrent版が使えると思い探してみるとありました。
(アフィリィエイトリンクになっていますので賛同いただけない方はクリックしないでください)
もっと安い半額ぐらいのアダプタがあるのですがAcronis True Image Sabrent版が使えるところが違います。
さらにSabrentの製品は現在主流のPCI-ExpressインターフェイスのSSDと少し古い規格のSATAインターフェイスのSSDの両方に対応していました。
価格差以上の価値があると思い購入しました。
こちらが届いた物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/2f/7210615dbb4a29a6d20032b43a921483.png?1708400768)
中身です。(本体は白い袋に入っていました)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/ef/4760533035a1df6192ddeb456ba3cf6a.jpg?1708350067)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/3c/5c471e4cfe90c086569e9a33f0c44129.jpg?1708350101)
以前、紹介したSATAのUSBアダプタと同様、箱が薄いので保管するのに便利です。
右側端面のボタンを押すと開きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/14/7b6fb6cbb51ddc1e0b5cd4bafa334c72.jpg?1708350271)
SSDの固定はレバー式で簡単です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/28/0633a3bf6f2c3d4f9a92c8d7f43a8fe7.jpg?1708350172)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/e4/b312d530c38fabf90834b0ec778510c5.jpg?1708350203)
試しにPCI-expressのSSD(上)とSATAのSSD(下)を接続して見ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/6f/2ed948abc1588e577244552078a0b87f.jpg?1708350389)
どちらもきちんと認識しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/f7/5f3f9008c8bfae70e68183484a34311d.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/aa/564d5bf747b82ef095859dd96e3c725c.png)
無料のAcronis True Image Sabrent版でクローンも作成できました。
クローンを作成したのでパーティション変更ツールでシステム領域を200GByte増やしました。
追記
付属のケーブルはUSB-C-USB-Cケーブルですが、スマホ用の充電・通信ケーブルでも使えるのでUSB-Aコネクタの古いPCでも使えます。
追記終わり
SabrentのSATA−USB変換アダプタは便利に使えそうです。