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鼓曲萬来

JELLYFISH BPM

熱中症警戒アラートレべル4超えの
暑い日が続いておりますが
おかげさまで元気に過ごさせて頂いております



最近はもっぱら地上街頭ウォーキングに変わりまして
プールで1時間後程水をかきわけ
ひたすら歩いております
地上に比べて遥かに腰や膝の負担は軽減されますな
おまけに高齢者会員割引にて1時間150円という

まあ、ただ歩くだけではなく
屈伸、大股、横歩き、後ろ歩き等
色々と一連のメニューを設定 淡々とこなして参りますと
1時間はあっという間に過ぎていってしまいます
入院していた時のリハビリも思い起こしますが
そんなとき何を考えて歩いているかと申しますと
何も考えておりません からっぽ状態であります

これはどうしてそのような状態にしているかと申しますと、さる番組で
地球が温暖化して生物が絶滅の危機に瀕した時
どの生物が生き残るか?という 
そんなところからそのようにしている訳でして

で、その生物こそ皆様 「くらげ」であります
くらげは生物の発祥から今に至るまで
何億年という長い時間の中
何度もの生物絶滅を潜り抜けて来た訳で
生きた化石とも申せます

クラゲは脳を持たず ユラリユラりと海中を漂い
厳しい生物淘汰の世紀を今に繋げているのですな
私もその生命力、適応力の一端を感じさせて頂こうと
ひたすらに水中を何も考えずに歩いているのであります

ただそんな折 最近一つだけ
くらげ状態の私の目や耳に飛び込んでくるものがありまして

普段の日はプールの右端つまり第①のコースを
くらげ然として歩いているのですが
週に三日程この①のコースから追い出されて
②或いは③といったコースに移動させられます

①のコースは何が行われるかというと
水中エアロビクス体操とかの指導とか
高齢者を対象とした水泳教室が開催される訳ですな

※水中で行われる故にアクアビクスっていうんですね 失礼

いやそれはいいんです
私も時には耳を大きくして一緒に無料で参加してますもの
では何がクラゲ化を阻害するのかと申しますと

あの元気のいいガタイも立派な
インストラクターの姉さん達が持ち込むデッキの音楽ですわ
まあ確かに水中で身体を激しく動かすには良いテンポと曲なんですけどね
音量も大きくもなく適量と言えば適量なんですけど
いかんせん テンポが全部「YMCA」か「U.S.A.」という感じ
駅前のパチンコ屋じゃないんですから
シチュエーションが今一マッチしてないんですわ

とても水中で高齢者にこのテンポはムりっす
そりゃもう ハイ!ハイ!ハイ!と
プールサイドから掛け声
否が応でも意識がそちらに向けられてしまって
クラゲどころの騒ぎじゃございやせん

まあ、言わせて貰えば
仮にも受講者は高齢者とはいえど
ビートルズ、ストーンズ、ロック、R&Bと
レアなグルーブで育ってきた方々ですぜ
もう少しだけテンポを落として
身体能力も考えて頂いて
カッコよく動かしてあげて下さいな

なんて余計な事を言いますと
頭からっぽにしておる「くらげ化状態」から程遠くなってしまいますので
もう一歩き そちらに意識を向けずに
キングストンジャマイカ 水中ウォーキングコース 
トレンチタウンを彷徨って参ります
丁度良いのはこの位のBPMですかね 

Shine (Beatmasters 7" Mix)  

音楽さえ変えれば、モンテゴベイだろうがアカプルコだろうが
はたまた湘南の海だろうがどこでもイメージ出来る訳で
ともすれば体力も筋力も落ちてますので
昔のようにとはまいりませんが
やる事を見つけたり作ったりしながら
精力的に動いて 気持ちが落ちる事のないよう
来る暑い夏を元気に乗り切ってまいりたいと思う次第です 乙

Inner Circle - 02 Reggae Dancer  

#ゴルデイロックスと三匹の熊 (再)という話に関してですが



Goldilocks and The Three Bears

いや~どうなんですかね
おそらく皆様もこの話は童話の体をなしてないとも思われるかもしれません
何故かと申しますとこの話には童話や昔話に必ずある
大切な教訓や何かの教育的意味付けのオチが全く無いからですね

しかし昔からこの話は「ゴルデイロックスと三匹の熊」といって
言葉を覚えたての小さい子供たちには
今に伝わる人気がある訳なんです

のっけから女の子と熊の家族が共存する不思議な空間
椅子がこわれる音としりもち
ゴルデイロックスという言葉の響き
熱いのと冷たいのと丁度良い暖かさのスープ
ビックリして家を飛び出る気持ちや叫び声
もうそれだけで子供たちは楽しい訳です

いやなんていうか
歳取っちまいましたな
私も皆様も 
色々余計な情報や思惑も絡んで

いつから物語や歌に対して世界観やら
意味や教訓を求めるようになったんでしょうね
もう最近は人生に対する意味付けのオンパレード
自分の領域に合うものだけに固執して
答えが見えれば納得するという
もう感動とかそれがない物にはなにか満足しきれないような
でも考えてみれば最初は案外意味も無い
無差別で単純な処だったような気もするんです

少なくとも私がR&Rに出会った頃はそうでしたわ
単にかっこいいとか、のれるとかそんなもんで

しかし皆様「ゴルデイロックスと三匹の熊さん」の話は
想像だにしない壮大なスケールに取り込まれまして

つまりこの話は「全宇宙に於いて何故地球にだけ人類が存在出来たのか」の
例えに現在もよく使われている訳であります
それは地球には熱過ぎず冷た過ぎず
ゴルデイロックスに丁度良いスープが用意されてたからw

いや意味が無ければ無い程
シンプルであれば有るほど
宇宙規模ってのは頷けますな

いけません、どうしても意味付けに向かってしまいますわ
意味なくってオーケーでしょ 心配し過ぎず 考え過ぎず 
今日のところはこのへんで  乙

管理人近影


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