実りがもたらすこと

すこし出かけている間にぶどうの実がぷっくりとふくらんできました。
ひたすら待ち続ける以外には水やりくらいしかしていませんが、勝手にすくすくと育って実ってくれるのですから、家に帰るのがたのしみだったりします。お隣さんに「これ、いつごろたべられるの？」と聞かれたのですけど、その時が来てみないとわかりません。だいたいぶどうの食べごろなんてきまっていそうなもの。どちらかと言えばお隣さんの方からよく見える位置にたくさん実をつけているので、できることなら「そろそろよ」とお声をかけてくださればありがたい。ナイアガラというアメリカでよく作られている品種のぶどうなんですけど、これってとっても香りの良い品種なんだそうです。白ワインをつくったりするそうで。なんでも種を出さずに飲み込んでしまったほうが、より香りを楽しめておいしいんだとか。「もしおいしかったら、たくさんお裾分けします」と応えておきました。実がなるだけで会話もはずむものなのですねぇ。

ささやかではあるのですが、実りは思っているよりもたくさんのことをもたらしてくれそうです。