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cocon.ashiya鍼灸院のスタッフ日記

女性鍼灸師の
あれこれをとりとめなく。
ゆる過ぎる頻度で更新。

2019/11/18

2019-11-18 11:57:00 | 日記

ご報告です。

このブログにもよく登場して
和ませてくれた我が家の愛犬が
旅立ちました。

マロンの突然の旅立ちに
動揺し涙し喪失感に苛まれました。

49日が過ぎてやっと


家族にその愛くるしさで
癒しと笑顔を与え続けてくれた
存在の意味に感謝が溢れます。

家族それぞれの人生のなかに
間違いなく
マロンと過ごした癒しの
時間が糧となっています。



また
どこかで出会える事を願って
ありがとうの気持ちを永遠に
持ち続けます。


ブログの中ですが
マロンと出会っていただいた方々
にも感謝しご報告といたします。

春の着床:妊娠シーズンに向けて🍀

2019-10-29 15:37:00 | 日記
不妊治療と鍼灸🍀

女性の社会進出、晩婚化、さらに高度な生殖医療の進歩により
女性の妊娠:出産年齢 があがっています。

30代半ばにさしかかる頃から
何らかの不妊治療に移行される方が増加傾向にあるのが現実です。



自身の鍼灸歴で統計をしたところ
鍼灸で不妊治療をはじめる
ピークは33歳がもっとも多く、
その次は38歳からになり
あきらかな年齢による治療成績の差異はさほどないとはいえ、
妊娠された方の多くは
鍼灸以外にタイミング療法も含めた生殖医療を併用しています。

もちろん鍼灸を最低3ヶ月〜1年間コンスタントに受けていた方が
年齢別でも最も多く、

20代の方はもちろん
30代40代の方でも
タイミングだけで妊娠された方もいらっしゃいます。

そう考えると、
治療成績の差異は年齢ではなく
個々の腎精の高まり
と体調の頂点が生殖医療のタイミングと合えば
着床に繋がるかと思われます。

※腎精とは
【両親から受け継いだ生命エネルギーのこと。発育や生殖機能に関与する。後々養生することで補われる。】 とされていて
鍼灸も養生法の1つ。

当院ではそのわずかな体調の変化と高まりを見逃さないように
タイミングに合わせアドバイスするように努めています。


鍼灸治療を受ける時期については諸説あり「胚移植前に鍼灸治療を受けることにより妊娠率と出産率が有意にあがる」という報告もあり、当院においても胚移植前後の鍼灸を行います。

それ以外は特に制約はなく

統計上の理想的な鍼灸の治療周期は
治療効果の対比が容易にできる
週に一度の鍼灸によもぎ蒸しの併用が、今までのデーター上で着床率がやはり高く

とはいえ

現代の女性の仕事と治療の両立には
時間のやりくりが難しく、
鍼灸治療においても重要なことは
治療周期や治療内容で
ストレスをかける事なく仕事や
不妊治療で疲弊した心身のストレスを取る
ことが
着床効果をあげるひとつの目的となります。

ただしどのような治療についても
言えることですが、不妊における鍼灸治療も全ての方に有効ということは言えません。
個人の生活習慣の乱れや
器質的な異常がある場合には
お役にたてないこともあります。

これらのことをふまえると
鍼灸を不妊治療として利用する場合には、前もって婦人科での基本的な6大検査:(基礎体温表・一般精液検査・頸管粘液検査・ヒューナーテスト・子宮卵管造影・経腟超音波検査)などもあらかじめ受けた上で
疲れやすい、低体温症状の方はさらに
甲状腺機能の血液検査なども
お勧めします。

妊娠に向けた貴重な時間を無駄にすることなく着実に成果をあげる準備とお考えください。


鍼灸治療の受診のタイミングは
生殖医療に入る前や
生殖医療に入り
各ステージの最中の
どの段階からでも大丈夫です

当院では、初診時の平均年齢も
高めで来院される方が多いなか、限られた時間で不妊治療の効果をあげるために採卵前から体調を整え、良質な成熟卵子を育む目的でのスタートをおすすめしています。

( 生殖医療:ホルモン治療に抵抗がある場合心身に副作用のない鍼灸を不妊治療のスタートとして
自然妊娠に至る方もいます。)


無事に着床後は、
安定期に入って以降から
胎児の成長促進と安産に向けて
安産灸を始めます。

健やかなマタニティライフと
トラブル回避(逆子) 安産〜産後のケアまで母子ともにトータルな
鍼灸治療を提案しています。

以上が、
不妊鍼灸治療の大まかな流れとなります。

※尚、鍼灸治療内容には体調に
個人差があり異なる場合があります。
お灸のみも有効です。


真夏の年中行事☀️

2019-07-30 16:00:00 | 日記

暑い最中の二日灸❓


ふつか灸とは、毎年2月と8月の2日にお灸をする習わし。
旧暦の2月2日は旧正月にあたり
つまりは新年の”お灸初め”と言うことになります。

西日本では特に”ヤイトゾメ”と
云われ
この日のお灸が通常の倍もの効果が期待できるうえに
その年を【無病息災で過ごせる】
という厄払いの意味も持ち合わせているようです。

さらに今の暑い最中も💦

夏の旧暦8月2日は、同じく二日灸とされ
より効果が期待できる時期とされています。

真冬と真夏の時期だからこそメンテナンスの効果がより強く感じられやすいということなのでしょう。

【旧暦のこの時期は春の農ごと始めと秋の収穫前に重なり体調を整える意味合いもあるようです】

—————
ココン芦屋鍼灸院では
年に2回の無病息災のチャンスに
お灸をお勧めしています。

特に暑い最中の8月のお灸は
ピンポイントの灸熱が夏冷えに
効果大❣️ぜひ。お試しを!





安産のための

2019-05-30 16:02:35 | 日記
グリーンパワーよもぎ蒸しの効果☘️
 
 
冷え性はもちろん
ホルモンのアンバランスによる婦人科疾患や
自律神経の乱れによる精神症状
アレルギー性皮膚疾患などなど
 
上記の症状のある方に
生薬の薬効成分と香り🌱
リラックス効果も合わさり
よもぎ100% よもぎ蒸しを
おすすめしています。
 
特にココンでは———————
不妊治療中から妊婦さんの安産にも
よもぎ蒸しの効果を❤️実感いただけます。
 
よもぎの生薬成分が膣粘膜から吸収されて
膣まわりをじんわり温めることで
赤ちゃんの成長と子宮の熟化作用も!
 
安産灸と合わせた ダブルのよもぎ効果が、
出産時にひと役❣️
 
 
安定期以降〜臨月の方におすすめ☘️
 
子宮口が柔らかくなり
スムーズな陣痛が促されて
赤ちゃんが降りてきやすくなる効果も。
 
さらには
 
予定日前後の不安定な精神的ストレスの緩和や
産後の肥立ちにも。
 
 
よもぎ蒸しで----------------------
安産のうれしいお知らせに
効果を実感しています
 
安産灸と合わせてぜひ!お試しください。
どちらも成分はよもぎ100%を使用しています!

期待される今後。

2019-03-29 15:04:55 | 日記
20186月に世界保健機【WHO 】が、
30年ぶりに国際的な疾病の分類の改訂を発表!
国際疾病分類の第11回改訂版 ICD-11】は2022年に発行予定。
鍼灸や漢方など伝統医療の疾病分類を新しい章として加え、病名や患者の「証(しょう)」が約300項目余り記載される予定です。

この時期に公表することで日本を含む加盟国が分類の翻訳などをスタート。

自国での適用に向けた準備が進められています!

 

運用に向けて医療機関でのコードの切り替えを含め、世界中で中医学(漢方や鍼灸)に基づいた科学的調査と研究による有効性が認められることは

日本においても和漢や鍼灸の知名度の向上とWHOにおける西洋と東洋医学の医療統計の情報格差が埋められることが期待されます。

 

西洋医学では病気を対象として診るのに対して 東洋医学は全身の体内バランスの崩れ=体質を診るため症状は同じでも治療が変わることがあるのが特徴的です。

 

日本の医学会では 2001:漢方医学と 2002:薬学教育が導入されていて147種類もの漢方薬が医療保険適用となっています。

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個人的には、さらなる飛躍として既に一部で開始されている中医学(鍼灸)と西洋医学のいいとこどり🍀垣根をなくした中西(ちゅうせい)医学の発展に期待しています。

ココン芦屋鍼灸院においても、不妊に対する着床率向上のため、鍼灸治療と併用して不妊専門外来や漢方外来など体質を診てご紹介。連携しています。

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