cocon.ashiya鍼灸院のスタッフ日記

女性鍼灸師の
あれこれをとりとめなく。
ゆる過ぎる頻度で更新。

期待される今後。

2019-03-29 15:04:55 | 日記
20186月に世界保健機【WHO 】が、
30年ぶりに国際的な疾病の分類の改訂を発表!
国際疾病分類の第11回改訂版 ICD-11】は2022年に発行予定。
鍼灸や漢方など伝統医療の疾病分類を新しい章として加え、病名や患者の「証(しょう)」が約300項目余り記載される予定です。

この時期に公表することで日本を含む加盟国が分類の翻訳などをスタート。

自国での適用に向けた準備が進められています!

 

運用に向けて医療機関でのコードの切り替えを含め、世界中で中医学(漢方や鍼灸)に基づいた科学的調査と研究による有効性が認められることは

日本においても和漢や鍼灸の知名度の向上とWHOにおける西洋と東洋医学の医療統計の情報格差が埋められることが期待されます。

 

西洋医学では病気を対象として診るのに対して 東洋医学は全身の体内バランスの崩れ=体質を診るため症状は同じでも治療が変わることがあるのが特徴的です。

 

日本の医学会では 2001:漢方医学と 2002:薬学教育が導入されていて147種類もの漢方薬が医療保険適用となっています。

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個人的には、さらなる飛躍として既に一部で開始されている中医学(鍼灸)と西洋医学のいいとこどり🍀垣根をなくした中西(ちゅうせい)医学の発展に期待しています。

ココン芦屋鍼灸院においても、不妊に対する着床率向上のため、鍼灸治療と併用して不妊専門外来や漢方外来など体質を診てご紹介。連携しています。

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更年期の手指のトラブルには🗯

2019-03-14 16:24:00 | 日記

更年期世代の女性に多くみられる手指の痛みやこわばり。

ひどくなると変形して日常生活にまで支障が💦

なぜ起こるのか⁈

整形外科の先生に尋ねてもまだ原因がはっきりは解明できてないらしい。

ただ

ヘバーデン結節やブシャール結節,母指CM関節症などの指関節の変形には、

 

【女性ホルモン】との因果関係を指摘⁉️

 

腱や関節まわりに炎症が起きるとその部位にある痛みの受容体に【女性ホルモン】が作用して 炎症を鎮め痛みや腫れがひくと考えられているため。

 

手のトラブルに悩む患者数で女性の割合が圧倒的に多く特に40代〜50代の女性に多いことからも

必然的に女性ホルモンが急激に減ることとの因果関係が指摘され始めています!

 

ただ

西洋医学的な治療は痛みの対処療法が主となり

東洋医学的な(鍼灸や漢方)副作用なくホルモンのトータルバランスに作用する治療が注目されています!

 

更年期に入る前から❗️

鍼灸などで女性ホルモンが急激に減ることを予防し、緩やかに閉経を迎えられる準備が重要となります。

 

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閉経後の余生を楽しむためにも。

最近では妊娠、出産後のホルモンケアにも最適。

足がつりやすくなるなどサインがある場合は 女性ホルモン減少の兆しかも💧

まずは、ホルモン活性化に鍼灸がおすすめ❣️

 

 

 


春は貧血に注意❗️

2019-03-13 12:33:00 | 日記
 
春は肝の経絡が活発になる季節。
             
 
"東洋医学では【肝の経絡】には血液を蓄えておく役割があり、特に春の芽吹きの季節と深く関わるとされます。
 
春には隠れ貧血になりやすい¿
 
なぜ?なら人体も日照時間と連動して伸びやかに活動的なり、その原動力として蓄えた血液がたくさん消耗されて貧血になりやすいと考えられます。
 
中医学では血の不足は【血虚】と診断し
 
疲れやすい、めまい、動悸、冷え性などの他、かすみ目、爪の劣化、白髪や脱毛、便秘、食欲不振、肌荒れといった症状を呈します。
 
春先に自律神経系が乱れやすい人や抑うつ状態になる人も肝系が乱れの原因による隠れ貧血であることが多く、物忘れや眠くなるなどの症状が出やすくなります。
 
血液不足は「脳」にも影響が⁉︎
 
血液成分には糖や酸素などの脳に必要不可欠なものが多く含まれ血流に乗り運ばれているためです。
 
頭がぼんやりするときは春先の陽気のせいにせず。肝臓の機能低下による貧血を疑ってみては?
 
対処として最重要なのは
まず【睡眠不足の解消!】プラス
🔹夜眠る前のスマホをストップし早寝!目と脳を休ませることで血の消耗を防ぎます。
🔹赤身の肉や魚、レバーなど山芋おくらネバネバ系の食べものなどで造血作用を促します。
 
ちなみに【お灸にも造血作用】があり
特に...女子には嬉しい作用となり得ます
まずは、お試しを💕