帰り支度の教室で ふいに 手紙を渡された
いつから 口も聞かない 私たち もう 長い間
試験休みが 明けたなら 謝りたいと思ってた
あれから 顔を合わせることもなく 卒業してしまった
頑張るあなたが 憎らしかったの
置いてきぼりに されるみたいで
傷つけた 迷ってた 同じだけ 淋しかった
冬の終わりが 来る度に あなたの文字を思い出す
なんだか 鼻のあたりがツンとする 木の芽の香りかしら
夢見る私を まだ 笑ってるの ノートを借りた あの日のように
探してた 悩んでた 訳もなく 不安だった
何を綴っても 嘘になりそうで 返事を出せず 月日は 流れ
なぜか どこからか ふと よみがえる
あの頃の 私たち 同じだけ 楽しかった
松任谷由美の「冬の終わり」
ちょうど十数年前の高3のあたしが全部詰まった曲