飯館村の犬達に会って来ました

福島県の飯館村は、
福島第一原発の事故後、計画的避難区域に指定され、
全村民が村外へ避難しなければならなくなりました。
この村の避難先は、動物の飼育が禁止されているため、
村にはたくさんの犬猫達が取り残されたままになっています。

夜になると灯りもない。
次のご飯はいつ食べられるかわからない。
そんな孤独な状況で、暑い夏と厳しい冬を3度耐えた小さな命達。

この犬猫達の世話をするために、
毎週末、飯館村に通っているボランティアさんがいます。
先日、たくさんのボランティアさんの努力で、
動物達のシェルターが‘福光の家’が開設されました。

その‘福光の家’の分室的存在が、都内にあります。
昨日は休暇を取って、お手伝いに行って来ました。



犬達のゲージのお掃除、給餌のサポート、
そして、ベランダに出した犬達とたくさん触れ合うこと。
それが、お手伝いの内容です。
東京分室は一時的に開設しているそうで、
ここにいる子達は、今週末には‘福光の家’に戻るとのことです。

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ロンドン在住のYukari Sweeneyさん達が、
福光の家の為に作ってくださった、素敵なティータオル。





私も1枚購入しました（既に完売です）。
売り上げの全ては‘福光の家’の活動費になるとのことです。



日本の‘ふきん’の大きい版という感じ。
住まいのどこかに飾っても、素敵だと思います。

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日本で暮らす犬達が、みんな幸せになる日を信じて。
よろしくお願いします。

3年間、厳しい気候と孤独に耐えた犬達。
犬の生涯が人間よりずっと短いことを考えると、
この時間は、この子達の生涯の2割くらいに相当するのでは…
ここにも、原発の被害者はいるのです。