精神的な強さ

ジャスミンは、2006/12/3に長崎で生まれた。
そして今年の1/27（生後56日目）から、私と暮らしている。

ウチに来て1週間後の2/3に、最初のワクチンを接種。
先代のイヴの頃から通っている獣医さんは、
「あまり幼い頃に、多くのワクチンを打っても、
免疫がつかないとも言われているので」と言い、
命に関わる病気の3種だけに限定したワクチンを打ってくれた。
そして、その注射をした後、
「最初のワクチンは、これで完了です。
明日からは、どんどん散歩に出てください。」
と言う。

「は？」と私が驚くと、
「3回のワクチン全てが終わってからでなきゃ、
散歩に出ちゃいけない、という病院もたくさんあります。
でもその頃だと、犬は生後100日近くになっているから、
社会性を身に付け始めるには、時期が遅いんです。
他の犬の排泄物の匂いをかがせたりしなければ大丈夫です
（病気は排泄物から移ることが多いので）。」
と言う。

そんな訳で、ジャスミンのお散歩デビューは生後64日目。
暫くはどこに行っても、
「へ？　まだ生後70日？　もう出歩いていいの？」
と、他の成犬の飼い主さんに、しょっちゅう驚かれていた。

『この頃はもう、お散歩に行っていたのだ』

ワクチンが済んだ後すぐ、電車やバスにも乗せた。
友人宅・実家・都内で開かれているパピーパーティー等、
積極的にいろんなところに連れて行き、
いろんなことを経験させた。

そんな風に、幼い頃からあれこれ経験しているせいか、
ジャスミンは物怖じしない。
地震や雷も怖がらないし、
初めての場所でも楽しく遊ぶことが出来る。
人が大好きで誰にでも懐くし、犬のことも怖がらない。
それに、無駄吠えもしない。
そして、一応空気が読める。
カートに乗せて電車やバスに乗れば、その間はずっと
おとなしくしている。
散歩で会った犬が、自分と遊んでくれるかどうかも
ちゃんと判断出来るようで、
犬が苦手なコに対しては、距離を置いて接するなど、
自分なりの工夫も出来ている。

ジャスミンを見ていると、
ストレスに強い（ストレスが少ない）な、と思う。
ストレスと言うのは主観的なものだから、
同じことをされても、ストレスに感じるか感じないかは
本人次第なのだ。
ペットカートだって、慣れてないコにとってはストレスでも、
ジャスミンにとっては‘大好きなお出掛けの道具’だから、
‘ペットカートが好き’とまでは言わないものの、
乗ること自体にストレスを感じてはいない。
ブラッシングが大嫌いでも、
トリマーさんにはおとなしくやらせるし、
トリミング自体も、然程苦痛には感じていないようだ。

これは、一緒に暮らしている私にとって、とても助かる。
あまり考えたくないのだが、
もし大地震などの災害で、街が壊滅状態になった場合でも、
一緒に逃げることさえ出来れば、
ジャスミンは大丈夫だと思う。
万一、他の犬達と同じ囲いの中に居なければならないような
状況に陥ったとしても、
それがストレスで病気になる確立は低いと思う。
（そんな状況にならないことを、切に祈るばかりだが）

人間に比べて、犬は時間の流れが速い。
10ヶ月前は、ウニウニしていたジャスミンなのに、
大きさだけは、今もう既に成犬状態。
これから先も、
「わんぱくでもいい。逞しく育って欲しい」
と言うのが、母の願いだわ。

『セリフが古いのだ(-_-)』
（Photo by Noncoさん）

■10/25の運動■
　水泳：450m・水中ウォーキング：200m

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