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ある意味慣れとは恐ろしい

2007-06-04 23:05:20 | ノンジャンル
今の仕事、とにかく飛び込みが多い。
但し私にではなく、私が所属するグループにね。

SEだと、良くも悪くも「男女平等」ってことが多い。
でも今の職場は、
女性はあくまでも「男性のサポート」って位置付け。
1人だけ、女性のマネージャーがいるけど、
所謂「総合職」として採用された人なんだろうな。

私はずっと、その「サポート」ってのに憧れて来た。
決定権もなければ、責任も然程ない。
そんな「お気楽な大手町のOL」でいたかった。

そう言う意味では、今の仕事は煩雑さは多々あるものの、
私が望んでいたものだと思う。
グループに突発事項が発生しても、
私がその影響を受けて振り回されることは、まずない。

ただひとつ困るのは、「決定権」がないから、
システムのマスターを登録したり更新したりする度に、
上司に承認をもらわなければならない。
問題なのは、「承認をもらうこと」ではなく、
「承認者が不在がちなこと」だから、ちと厄介な訳だ。

飛び込みが多いってことは、緊急事態が多いってことで、
その度に、緊急ミーティングだの何だので、
席を外してしまう。
そう言う「切羽詰った」状況の上司を捕まえるのは
至難の業で、
今日承認をもらう予定のものが明日へ繰越…
と言うのが、日常化している。

もちろん、それで私の作業全てが出来ない訳ではない。
止まってしまうのは、承認を必要とするものだけで、
それ以外の諸々の作業については、
私1人でも淡々と進めることが出来る。

ただ違和感があるのは
「これは明日、絶対に承認をもらわなければ」
とライフラインくんが言っていたことも、
当日になって緊急事態が発生すると、
あっという間に後回しになってしまうこと。
その影響で困る人はいるはずなのだが、
それはそれで許されてしまう…

つまり、彼の言う「絶対」は
「極力明日承認されるように努めるけど、
事と次第によっては、成し得なくても止むを得ない」
と言う意味になる。
それが正しいかどうかはともかくとして、
実態として今はそうなってしまっている。

この「曖昧さ」に慣れるのが、
今の私にとって、最も大変なこと。
24年間のSE生活で身に付いた「絶対はあくまでも絶対」
と言う感覚から、なかなか脱せずにいる。
今はまだ、「何が何でも絶対」と「理想を言えば絶対」
の違いが判断出来ないのだ。

でも多分、数ヶ月経てば、
そういう日々に違和感を感じなくなるんだろうな。

この足の大きさを、今では普通だと感じているように。

『よそのワンちゃんは、みんなおててが小さいのだ』

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