Co-BusinessMate

作り手、買い手、売り手、送り手、伝え手さんを一綴りに考える。
ビジネス情報共有ブログです。

 ビジネス猫対談(第1回):福島県の若手営業マン・みぃちゃん

2024年08月15日 08時00分00秒 | 猫の額で考えるマーケ
こんにちは、営業部長のカカオです。お盆やすみ、みなさんはいかがおすごしですか?
さいきんは猛暑のうえに地震、カミナリ、台風・・・コワイですね~~ぼくはおふとんにもぐってブルブルふるえています。
「カカオ部長、怖くて外出できないなら、せめてオンラインで仕事して!」
あ~また社長がわめいています。

そこでぼくは考えました。あたらしい企画を。
いろいろな会社でぼくのように苦労&活躍している猫たちとお話する企画です。
題して 【ビジネス猫対談】! 
全国のはたらく猫たちとつながって、ビジネスについて情報交換するんです。

ということで、今日はきねんすべき第1回。
福島県で活躍している若手営業マン・みぃちゃんとオンラインでつながっています。
みぃちゃん、こんにちは!

みぃ: センパイはじめまして。みぃで~す。 


カカオ: み、みぃちゃん若いな。えっと~さっそくですが、みぃちゃんの会社と仕事について教えてください。

みぃ: は~い。うちはダンボール製品の加工と販売をしてる会社っす。
株式会社 福良梱包
梱包材や緩衝材のほかに、オリジナル製品の開発にもちからを入れてます。
たとえばコレ、組み立て式のダンボールベッド。

木のつよさと紙のかるさをもつ新しい素材ニャンすよ。ラクに運べてかんたんに組み立てられるから、独りぐらしの引っこしや、災害時の避難所でも使える。寝ごこちもばっちりっすよ!

カカオ: いいですね!高さがちょうどいいし、ぼくも寝てみたいニャ~。
みぃちゃんの会社では、ほんぎょうのほかにオリジナル製品で新しい市場をかいたくしているんですね!

みぃ: そうニャんす。ほかに強化ダンボールケースと堆肥をセットしたコンポストもあります。今は新しい製品の開発中。
うちの営業部長(にんげん)がつぎつぎと新しい企画をだしてきて、チョー忙しいっすよ。

カカオ: うちの社長もムチャぶりがひどくて~ぼくも大忙しです。

みぃ: おたがい大変っすニャ~。うちの部長は「新しい製品で首都圏の市場を狙いたい!」とか言ってるンすけど、センパイ、東京で売るためのアドバイスをおねがいしま~す。

カカオ: そうだニャ~。みぃちゃんは、東京に住んだことありますか?

みぃ: いや、福島からでたことニャイっす。


カカオ: 域外で売るニャら、その地域のひとたちがどんなふうに暮らしているか、知ることからはじめましょう。

みぃ: ??

カカオ: たとえば東京は、戸建てよりマンションぐらしがあっとうてきに多くて、部屋がそんなに広くニャい。
だから、大きな家具や庭で使うものはニーズが限定されてしまう。

みぃ: センパイの家もマンションっすか?

カカオ: マンンションだし、せまいベランダしかニャいです(涙)

みぃ: きついっすニャ。

カカオ: それから移動は電車、地下鉄、バスが中心。いちばん近い駅まで10分以上かけて歩くのはあたりまえ。ぼくたちの足だと30分かかるかニャ?

みぃ: ありえニェ~。福島ではマイカーがあたりまえだし、庭つきの家が多いっす。

カカオ: 庭つき!マイカー!うらやましいニャ~
東京では荷物をもって移動するのが大変だから、家具など大きなものはネットショッピングが中心で、受けとりはマンションの宅配ボックスに「おきはい」。


みぃ: 宅配ボックスに入らニャいと、受けとれニャイっすか?

カカオ: 受け取れニャイことはニャイけど、「さいはいたつ」とかめんどうだし~
だからなるべく梱包はコンパクトにしたほうがいいですよ。
あるお菓子メーカーが、持ち帰りやすいようにパッケージに取っ手をつけたら売上アップしたという事例もあるんです。

みぃ: へ~!

カカオ: このように、地域の住宅じじょうや買いものじじょうに合った売り方を考えることが大切ニャンです。

みぃ: ニャるほど~参考にニャるっす。
こんどセンパイに新製品のサンプルを送りますね。使ってもらって意見をききたいっす。

カカオ: ぜひ!たのしみにしています。
あ~でも、ぼくはふつうのダンボール箱でじゅうぶん。箱だいすきです!

みぃ: ( ̄_, ̄ )

猫の額で考える: 夢の国に学ぶ集客

2024年07月08日 08時00分00秒 | 猫の額で考えるマーケ

こんにちは、営業部長のカカオです。いや~毎日ひどい暑さですね~!
ふようふきゅうの外出はさけましょう!といわれるほどです。
そんなときにニャンと、またしても社長からムチャぶりが~(汗)
「圧倒的な人気を獲得しているもの、大勢に支持されている超メジャーなものを体験してきて! 
人気の理由は何か? そこから学ぶものがあるはずだからね」
・・・ということで、ぼくはあのネズミが主役の 「夢の国」 に行くことになりました。

猫がネズミに学ぶなんてありえニャイ! すごい人混みらしいしイヤニャー!と抗議しましたが、社長命令はくつがえりません(涙)

あんのじょう、ものすごい混雑でした。
駅から夢の国の門まで、ぞくぞくと人の波が押しよせます。なん千、いや、なん万もの人、人、人……
見たこともない人のむれに、ぼくはクラクラしてきました。
おそるおそる中に入ると、なん万もの人たちはみんな笑顔ではしゃいでます。
ネズミの耳のアクセサリーをつけたり、ぬいぐるみを抱えている人もいます。スマホで写真をとりながら、お目あてののりものをめざして、ウキウキワクワク歩きまわっています。

「ようこそ!」 と、そこで働く人たちもみんな満面の笑顔です。
列に並ぶ人たちに目を配り、歌うような話しかたで迷っている人に声をかけ、きびきびと動きまわっています。

ぼくが驚いたのは、なん万もの人々が押しよせても、まったく混乱がないことです。
列を乱したり、立ち食いしたり、ルールをやぶる人はいません。
ぼくは初めてなのでまごまごしてしまいますが、きっとみんな何度も来ているのでしょう。
何度も来るファンがこんなにいて、みんなで夢の国の平和をまもっている……すごい!と思いました。

のりものはおもしろい。レストランの食事もおいしい。ネズミと仲間たちが歌って踊るショーも見ごたえがありました。
……でも、それだけじゃニャイ。
ぼくはいつしか、このキラキラした時間と空間にうっとりと浸っていました。
夜になると、みんなたくさんおみやげを買って、なごりおしそうに帰っていきました。

こ、これが夢の国か……た、たしかにすごかった。
ぼくはかんがえました。人気の理由はニャンだろう? それはきっと、のりものやお城じゃニャイ。
お客さまがおもいっきり楽しめるように 「また来たい!」 とおもえるように、そこで働く人たちが心を配り、あたたかくもてなす。
来た人はここが好きになって、大切にするようになって、夢の国の一員としてふるまうようになる。
するとますます魅力的になってファンがふえる……
そのウラ側には、見えない努力と工夫がたくさんあるにちがいニャイ。

日本のあちこちの地域が 「○○の街」 「□□な街」 というキャッチコピーをつけて、観光客を呼びこもうとしています。
新しい名物やおみやげ品をつくって、売ろうとしています。
しかし人を惹きつけるのは、そんな表面的なものじゃニャイ!と、ぼくは気づきました。

地域がそれぞれ 「夢の国」 になれたら、しぜんと人が集まってくるでしょー。買いものもするでしょー。
ジェットコースターやお城やキャラクターをつくろうという話じゃニャイですよ。
大切なのは、そこに暮らす人たちが地域にほこりと愛着をもって 「どんな夢の国にするか?」 その中身をみんなでかんがえて、力を合わせて
ウラ側でどれだけ努力や工夫ができるか?

ウラ側も中身もニャければ 「○○の街」 はただの 「はりぼて」 です。
はりぼてに人は興味をもたニャイし、行ってみよう・買ってみようと思わニャイ。

……ということで、ぼくの外出シリーズはこれでおしまい。
じぶんで言うのもニャンですが、人混みが苦手なのによくがんばりました!
これよりしばらく、ひきこもらせてもらいます。


猫の額で考える:魅力的な街って?

2024年06月09日 08時00分00秒 | 猫の額で考えるマーケ
すっかり、ごぶさたしておりました。営業部長のカカオです。
気がつけば、あじさいが咲いていて、もう夏のにおいがします。
ぼくは旅にでていました。街あるきの旅です。
「魅力的な街ってどんなところかリサーチしてきて。シティプロモーションの調査だよ!」
……という社長めいれいです。ぼくは外にでるのが苦手なのに、ニャンというムチャぶりでしょう。
でもお仕事なので、がんばってでかけてきました。

まずは、東京都内のゆうめいな街をあるいてみました。
おしゃれな街、かっこいい街、レトロな通り、むかしえらい人の邸宅だった公園、れきしあるお寺、高いタワー……
インバウンドというんですか?外国の人たちがいっぱいいて、いろいろな言葉がとびかっています。
おすし、ラーメン、焼き肉、立ちのみできるカクウチ……どこもすごくにぎやかです。

ゆうめいな街は、とにかく人がたくさん歩いていて、ぼくはニャンだか疲れてしまいました。
ちょっと静かなところで休みたい。

ふと入ったのは、駅からはなれた静かな通りの小さなお店でした。コーヒーの匂いがします。
ニャンとそこには、ぼくにそっくりのネコがいます。ぼくよりずっと先輩で、20歳だそうです。
先代の社長の時代から、ずっとこのお店をとりしきっているとか。
自分の店の宣伝だけじゃニャく、近所のお店のカードやチラシがたくさんおいてあって
「おとなりのケーキ屋さんがおいしいよ」と教えてくれました。

ゆっくりくつろいで疲れがとれたので、コーヒー豆を買って、おとなりのケーキ屋さんによりました。
ケーキ屋さんもとてもしんせつで、ぼくが旅のとちゅうだと知ると、ケーキじゃニャくて焼き菓子をすすめてくれました。
このお店にも、近所のお店のチラシがたくさんおいてあります。
こんどは、近くのお花屋さんを教えてくれました。

ニャンとこのお花屋さんには、4匹もネコがいてお花のまわりをウロウロしています。
ネコたちはぼくに、おいしいネコ草の見わけ方をおしえてくれました。
ネコたちのお母さん=お花屋さんの店主は、ぼくがたくさん歩いてきたと知ると「近所にとても良いマッサージサロンがあるわよ」と、おしえてくれました。


サロンを訪ねると、ここでも2匹のネコがお出迎え。ぼくより若いコたちで、キャッキャとはしゃいで、ぼくを奥の部屋に案内してくれました。
しずかな音楽が流れる部屋で、やさしいお姉さんがていねいにマッサージしてくれて、とっても気もちよくなりました。
帰るときはまた、ネコたちがお見送りしてくれました。

ぼくはすっかり疲れがとれて、足どりかるく帰路につきました。
あの街の人やネコたちは、みんな仲よしで、おたがいにお客さまを紹介しあって、みんなでいっしょに街を盛りあげてたニャ~。
しんせつで、さりげなくて、前から知っているみたいに居心地がよくて、ホットしたニャ~。
また行ってみたい……
あ、そうか。こういう街が、社長が言ってた「魅力的な街」なのかもしれニャい。
有名じゃニャくても、めいぶつがニャくても、街の人たちがお互いを思い合って、外から来るお客をきもちよく迎えて、
来た人がまた、だれかにすすめたくなるような…
それにしても……いろいろなお店でネコたちが活躍してたニャ~。ぼくももっとがんばらニャいと~

猫の額で考える:既視感と違和感

2024年03月24日 08時00分00秒 | 猫の額で考えるマーケ


3月もおわりなのにまだまだ寒いですね。皆さまいかがおすごしですか?
ぼくはさいきん、展示会やお店まわりによくでかけています。おでかけは苦手なのですが
「もう春なんだし、ひきこもってないで市中を観察しなさい!」と社長にお尻をたたかれたので~

せんじつは、東京都美術館で【印象派展】を見てきました。
モネ、セザンヌ、ルノアール…「はいはい、すいれんでしょ?ぼくだって知ってますよ」 という気もちで行ったのですが、奥ぶかいはっけんがありました!

ぼくは知りませんでした。今では有名な印象派も、さいしょはぜんぜん評価されニャかったこと。
30人の画家たちがパリでスタジオを借りて「合同展」をやったけど、「こんなものは芸じゅつではニャい!」と、こくひょうされたこと。
それまでのしゃじつてきな表現とまったく違う、きばつな色づかい、名もないふうけい、動きのあるじんぶつ…
伝統と常識をうちやぶって、まったく新しい表現にちょうせんした印象派は、当時の世間には受けいれられニャかったのです。
けれど画家たちはあきらめず、何回も合同展をやりました。
そしてある画商の目に留まり、しだいにファンがふえ、販路をアメリカに広げ、やがて世界じゅうのアーティストが印象派を学びにパリをめざすようになりました。

世界の評価を変え、新たな価値を生むきっかけが、有志の合同展だったニャんて!
ぼくは感動してしまいました。

ぼくはほかにも展示会やお店を見てまわりました。東京、上野、浅草、吉祥寺、横浜…いろいろ行きました。
どこに行っても商品、ディスプレイ、パッケージ…みんなかわいくて、せんれんされてて、本当にステキです。
ただ… 「どこかで見たことあるニャ~」 というものばかりで、ヒゲも心もうごかなくて、なにも買わずに帰ってきてしまいました。

そしてぼくは、 「いわかん(違和感)」「きしかん(既視感)」について考えました。
人は見たことがニャいものを見ると、ちょっと違和感をおぼえます。印象派の絵のように「ナノコレ?」と批判されることもあります。
でも、それをおそれて安心をもとめて「どこかで見たことがあるもの」を並べても、人の心をうごかすことはできニャいと思うのです。

「ナニコレ?」 なんて思われたくニャい。そんな反応はちょっとこわい。
だからつい、すでに評価されているデザインや表現によせてしまう。
商品も、パッケージも、写真や動画も、文章も…
お店にもWEBにも、似たようなものがヨコならびにずらりとあふれています。
これではなかなか、売るのはむずかしいのではニャいでしょうか?

もしもそのなかに「ニャンだコレは!?」というものがあったら、思わず2度見してしまうでしょう。
そして 「もっと見てみよう」「手に取ってみよう」 と興味がわいて、「必要かも」と感じたら「買ってみようか」と考えるでしょう。

このブログのはじめにもお話しましたが、なにごとも「注目」されニャいことには始まりません。
市場という大海原に商品をおいたとしても、ぼうだいな競合のなかからみつけてもらって、知ってもらって、手にとってもらうのは途方もなく大変なことです。
これをとっぱするための第一歩は 「どこかで見たことあるもの」 から抜きんでることです。

「わる目立ち」や「けんおかん」はよくニャいけれど、めざすのは 「ポジティブな違和感」。
誰も見たことがニャい独自の価値を生みだすのは、これまたむずかしい。人とちがうことをやるのは不安でもある。
けれど150年前の印象派の画家たちは、くじけず、仲間といっしょに、いくどもチャレンジして、そこから注目をあつめて、世界がみとめる芸じゅつにとうたつしました。
たった30人の合同展から!

これはビジネスにも通じると、ぼくは考えます。
おそれずに、オリジナルの見せ方・伝え方で、ヨコならびから一歩とびだしてみましょう!
ぼくも 「どこかで見たことある猫」 じゃニャくて、独自のそんざいかんをめざします!
「ふつうのキジトラじゃん」と言われますが、ほかにはない、新しい身のこなしをけんきゅうしてみます。

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猫の額で考える:生成AI って便利なの?脅威なの?

2024年02月21日 08時00分00秒 | 猫の額で考えるマーケ


おひさしぶりです。営業部長のカカオです。
きょうは、お尻だけでしつれいいたします。なぜかって…?
さいきん 「がぞうせいせいAI」とかいうものが流行っているようで、おちつかニャいんです。
ぼくのうつくしいカカオ色の毛なみが、しろくなったり、くろくなったり、ミケになったり…
目や耳もかたちをかえられたり、きゅうに外国語がはなせるようになったり
にせものの猫が本物そっくりにつくられたり…
あ~なんて恐ろしい! そんなことされたら、ぼくがぼくじゃニャくニャっちゃう。
ニャんだって、そんなものが流行しているんでしょう?!

「そりゃ、便利だからよ!カカオも勉強しておいてね」 …と社長はいいますが
―ほんとに、そんなに便利ニャんでしょうか??

ぼくたちの仲間のデザイナーやカメラマンは 「仕事が減りそうだ~」ニャんて、じょうだんなのか本気なのか、わからニャいことをいっています。
文章のAIもあるそうで、知りあいのライターやほんやく者も 「廃業しちゃおうかな~」ニャんて、えんぎでもニャいことをおっしゃいます。
―ほんとに、そんなに怖いものニャんでしょうか?

ぼくは考えました。そして、けつろんにたっしました。
「せいせいAI」 ニャんて、恐れるにおよばニャい!と。

みなさんの仕事にかんけいあるとすれば、お店や ECや SNSにのせる商品の写真だったり、
ブランドのめっせーじを表現するデザインだったりでしょう。
お客さまに目をとめてもらって、きょうみをもってもらって、ほしい!と思ってもらって、買っていただくための 「あいきゃっち」 です。
どんなお客さまがたーげっとか? その人たちがほしいものはなにか? 商品やブランドのなにをどう伝えたら、きょうみをもってもらえるか?
そういうことを考えて、クリエイターといっしょに知恵を出しあって、お客さまにとどけて、伝えて…
この仕事は、ぼくがいつもお話している 「こみゅにけーしょん」 にほかなりません。
ただ写真をとったり、イラストをかいたり、デザインするだけとはちがう。人と人のきもちのやりとりです。

「せいせいAI」 はどうやら、なにかキーワードをこんぴゅーたーに話しかけると、ゼロから写真や映像や文章をつくりだしたり、
あるものを自由自在に変えたりできる、まほうのような道具です。
もとになるのはデータのちくせきで、どんどんかしこくなるそうです。

けれど、皆さんの商品やブランドは、世界でたったひとつのもの。データのちくせきでかんたんに表現できるものではニャいはずです。
そして、こんぴゅーたーの外で活動している人たちのきもちのやりとりまで、データにすることはできニャいはずです。

どんな写真やデザインを見せたら、お客さまのきもちが動くのか?
どんなビジュアルや文章で表現したら、作った人の思いや情熱を伝えることができるのか?
それは、まほうやデータで、かんたんにできることではありません。
きもちのやりとりやコミュニケーションは、人がじぶんのあたまで考えて悩んで 「しこうさくご」するしかニャいのです。

コミュニケーションに時間と労力をかけるかたわらで、「せいせいAI」は作業のあいぼうとして使えばよいと思います。
べんりでかしこいことはまちがいニャいですから。

ぼくも社長の右うでとして、AIにとって替わられることはニャい!と信じています。
だってぼくは、いつも社長のきもちを考えて、ぼくにしかできニャいしごとをしているのだから!

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猫の額で考える(社長編):モノづくり企業も販路も、商売の世界に生きる仲間

2024年02月01日 08時00分00秒 | 猫の額で考えるマーケ
こんにちは。Co-edit 杉本恵理子です。
今回は、先日開催した【ふくしまBM】東京ツアーについてご報告したいと思います。
(カカオ部長はお留守番だったため、私が…)

福島県のモノづくり企業と、首都圏の販路をつなぐ 【ふくしまBM】 は今年度で6回目。
コロナ前までは東京のバイヤー陣が福島県を訪ねていましたが、今回は福島の事業者様が上京する東京ツアーとなりました!
BMとはもともと「バイヤーマッチング」の頭文字でしたが、今回はもっと広く、ビジネスに携わる全ての人が交わって、課題や目標を共有することをめざしました。
開催は、2024年1月17〜18日の2日間。以下に概要をご報告いたします。









●初日:展示イベント&交流会
Casokdo様の素敵な空間、ARIGATO Living神楽坂スタジオをお借りして、展示イベント&交流会を開催。
販路やメディアの関係者様をお招きし、福島産のお酒や食を味わいながら福島5社の製品をご覧頂き、カジュアルな交流の時間となりました。
約30名様がご来場下さり、午後3時~8時までのオープンアワーは終始、和やかに盛り上がりました。







ゲストバイヤーによるトークセッションも開催。
もはや既存のやり方が通用しなくなっている市場で、ビジネスを続け成長していくために「明日から何をすればいい?」というテーマで、3名のゲストバイヤーがトーク。福島の事業者様、ご来場の皆様と一緒に考えました。
モノを作ること、伝えること、売ること…「商売」という同じ土俵で闘い、悩み、発展をめざす仲間が一堂に会し、課題を共有する場となりました。

●2日目: 都内の売場視察
昨夏ごろから3名の選任バイヤーとご相談し、調整を重ね、特長の異なる5つの売場のキャラバンが実現しました!
そして各売場のご担当者様が、福島の事業者様のために、丁寧にご説明&ご案内下さいました。
・雑貨と本のコラボ企画を開催する大手書店。
・インスタフォロワー23万超の郊外型セレクトショップ。
・特長の異なる2つの百貨店のリビングフロア。
・JR大宮駅構内のイベントスペース。

商品セレクトは、価格や条件よりお客様の顔を思い浮かべて決める、というお話。
必ず店のスタッフ自身で使ってからお客様にご紹介する、という日用品セレクトの信念。
百貨店と地域が一緒にブランド開発し、お客様を惹きつける商品群で開催されたPopUp。
文化的価値を守りながら、売上という経済的価値との狭間で葛藤するデザインコレクション担当者様のお話。
バナーやPOP、陳列などどう見せるか?といった売場づくりのヒント。

売場もまた、既存の価値観に留まることなく
「どうすればいい?」「次は何をすればいい?」と動き続けていることが、現場の熱気とともに伝わりました。

●2日間で実感できたこと
この2日間は、それぞれの持ち場で市場と対峙している方々と交流し、現場のリアルなお話を直にお聞きする貴重な機会となりました。
そこから実感できたのは
「モノづくり企業も販路も、同じ商売の世界に生きる仲間だ」 ということでした。
良いモノを作っても、大きな館を構えても、売ることが難しくなった時代。
「作る人」「売る人」と役割を切り離すのではなく、課題や目的を共有し、得意なことを受け持って協業することが、動かない物事を動かすための大きな力になると思います。

そのために何より重要なのは、「人と人のつながり」。
今回のツアーでは、たくさんのつながりが生まれました。

日頃はクルマで移動しているという福島の5社様は、地下鉄の乗り継ぎと満員電車で、お帰りの頃にはお疲れの様子でしたが
「情報いっぱいで脳が熱くなってます!」
「中身の濃い2日間でした!」と
皆さん清々しい笑顔で、大宮駅から新幹線に乗られました。
ここから何が生まれるのか?期待しつつ…
ご協力頂いた全ての方々に、心より御礼申し上げます。

猫の額で考える:カカオ部長の「今年の漢字2023」

2023年12月26日 08時00分00秒 | 猫の額で考えるマーケ


こんにちは、営業部長のカカオです。
はやいもので2023年ものこりわずかとなりました。みなさま、今年も大変おせわにニャりました!

さて、ねんまつといえば 「今年の漢字」
世間では「税」とか「暑」とか「戦」とか・・・あんまり良いふんいきじゃニャいですね~。
ぼくは、もっといい漢字を考えました。はっぴょうします。
それは・・・「満」です!
じしょを引くと、みちる・みたす・いっぱいになる・ゆきわたる・ゆたか・・・という意味があるようですが
ぼくが考えたのは 「満足」の「満」 です。
よく 「お客さま満足度No.1」 とかききますけど、満足したいのはお客さまだけじゃニャい。
作る人も、売る人も、みんなが満足するにはどうしたらいいんだろ~?ぼくは今年ずっとこのことを考えていました。

満足は、人それぞれ。
お客さまの満足 : 買ってよかった/食べてよかった/たのしかった/おいしかった/べんり/安い
作る人の満足: 多くのお客さまに知ってもらえた/たくさん売れた/評価された/新しい販路につながった
売る人・お店の満足: 多くのお客さまが来店した/たくさん売れた/新しいお客さまがふえた/取引先がふえた

だれかが満足しても、だれかが不満だったら、それは良いびじねすとはいえニャいでしょう。
お客さまの満足のために、作るひとがそんをしたり。
作る人の満足のために、お客さまがふべんになったり。
売る人の満足のために、作る人がむりをしたり。
そうならニャいように、みんなの満足をめざすには、どうしたらいいんだろう~?

それを考えるのが Co-edit のしごとです。
みなさまとはちがう立場で、あいだに入ったり、少し離れたところから引いて見たり、つないだり、広げたり・・・
みんなでハッピー!をめざして、日々かつどうしています。
では 2023年はどれくらいできたでしょうか・・・? う~ん、むずかしいことが多かった気がします。
みんなの希望を満たすって、そんなにかんたんじゃニャいみたいです・・・

「カカオ部長、難しいからって諦めちゃダメ!
みなさまがそれぞれ何を求めているのか?じっくりお話して、ご意見を聞いて、店頭やWebで市場を観察して・・・
見せ方・伝え方・売り方を実践して、検証して、見直して、また実践して・・・じっくり地道に、トライ&エラーあるのみ!

社長はそう言いますけど・・・
ぼくはお話するのが苦手だし、トライする勇気はニャいし、エラーなんかしたら何日もおふとんから出られニャくなっちゃうし・・・
やっぱり、ぼくの漢字は「満腹」の「満」。
来年は、おなかいっぱいねこ缶を食べたい・・・そのためだったら、ニャんとかがんばれます。がんばります!
みなさま、2024年もどうぞよろしくお願いいたします!

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猫の額で考える:販売イベントをふり返って 【東北笑福市】

2023年11月29日 17時30分00秒 | 猫の額で考えるマーケ


こんにちは、営業部長のカカオです。
うちの会社に、やっとおちつきが戻ってきました~
イベントの前はも~てんやわんや。だんぼーる箱やら冷凍庫やら、出たり入ったり、おおわらわな毎日でした。

おかげさまで、2日間の販売イベントは、大せいきょうでした!
うりきれになったものも、いくつもありました。
カニ、カキ、さんま、ぶり、しゃけ、わかめ・・・
カレー、パスタ、ビスク、かまぼこ、くんせい、こうじづけ・・・
東北からおいしいものがいろいろ集まって(ネコ缶はなかったけど)
たくさんのお客さまが、足をとめて、お買いあげくださいました!



今回のイベントは、 「コミュニケーションで商品を動かす!」 というCo-editの考えかたで実施。
東北からさんかした5社の商品を、会社ごとにならべるのではなくて、
お客さまのうごき、何に目をとめて、きょーみをもって、足をとめていただけるか?・・・をキホンに
商品のちんれつやでぃすぷれーを考えました。
そして、5人の生産者さんたちが、じぶんの商品だけを担当するんじゃなくて、
みんなでひとつの「市場」をうんえいする、というスタイルで、
「遊撃」「ご案内」「試食」など、ふぉーめーしょんを決めました。

お客さまの様子をさりげな~くかんさつして
きょーみをもって頂けてるかな?手にとっていただけたかな? というたいみんぐで、お話したり、試食をおすすめしたり・・・
ちんれつがよくないかな? と思ったら、並べかたや見せかたを変えてみたり・・・
おしすぎず、ひきすぎず、お客さまの「しんり」によりそう売り方を、5人でいっしょにやってみました。







「いままで参加してきた催事や物産展と違う」と、生産者さんたちは、はじめはとまどったようでしたが
すぐになれて、お客さまとお話したり、おすすめしたり
「東北笑福市」はその名のとーり、笑顔と元気でもりあがりました!
お客さまからも 「生産者さんのお話が楽しかった」「直接お話できてよかった」 とうれしい感想が!
やっぱりお買いものも、こみゅにけーしょんが楽しくなくっちゃ!てことなんですね。
(ぼくは、こみゅにけーしょんは苦手なので、ネコ缶はネットで買う派ですが~)

お買いあげいただいた商品をおいしく食べてもらえたら、ぜひ各社のECもお訪ねいただけたらうれしいです!
販売イベントは、これでおわりじゃなくて、ECやSNSでのふぉろーも大事。
チラシやりーふれっともたくさんお持ちかえりいただいたので、今後のうごきに期待がふくらみます。

とにかくはじめての「東北笑福市」は、ぶじに終了しました。
売場をごていきょう下さった「カタカナ自由が丘」の皆さま、ごきょうりょく頂いた皆さま、本当にありがとうございました!



東北から東京の皆さまに元気と福をお届けする、招福祈願。
宮城県塩竈市の雲上寺様よりご縁をいただき、イベントオリジナルの招福護符にご祈祷いただき、ご来店のお客様にお授けいたしました。
皆さまからお預かりした初穂料は、後日、雲上寺様にお納めに上がります。
(社長より)


猫の額で考える:販売イベントのご案内【東北笑福市】

2023年11月04日 17時00分00秒 | 猫の額で考えるマーケ


ごぶさたしています。営業部長カカオです。
さいきん、うちの会社はてんやわんや!
じむしょの壁にこんニャものまで貼られて~ぼくの場所までしんりゃくされています。
そのわけは・・・
Co-editではこんど、販売イベントをやるんです。11月18日~19日のしゅうまつです。
「あと2週間しかない!」 と社長はテンパってます(汗) 

Co-editでは 「販売はコミュニケーション」 というかんがえ方で、イベントをきかく・うんえいします。
いいモノ、おいしいモノを、ただ売るだけじゃニャくて
どうすればもっとお客さまにたのしんでいただけるか?
目をとめ足をとめ、売場に少しでもながく滞在していただけるか?
そして、買っていただけるか? ファンになっていただけるか?
・・・とことんかんがえて、出品する生産者さんたちといっしょに、売場づくりや接客をじっせんします。

さて、今回はどんなイベントになるかニャ?
みなさまぜひ、あそびにきてください!
ぼくはこみゅにけーしょんが苦手なので、じむしょでるすばんですが~

ーイベントのご案内ー
 


今まで応援される立場だった東北の生産者が、今度は東京の皆さまに
元気と福を届けに来ます!

食欲の秋、年の瀬近い11月。
カニ、カキ、サーモン、ワカメ、旬の地魚など・・・岩手・宮城・福島から個性豊かな水産加工品が大集合。
まだほとんど県外に流通していない商品を中心に、集めました。
地元直伝の食べ方を紹介する、試食コーナーもあり。

ただ美味しいだけじゃない。
食べて、笑って、元気になれる。笑う門には福が来る!
宮城県塩竈市の雲上寺様とのご縁により、「招福祈願」の楽しい企画もご用意しています。

会場は、日本のカッコイイを集めたお土産屋さん 
「カタカナ自由が丘」 のマルシェスペース。
ぜひ、遊びにいらして下さい!

【会期】
2023年 11月18日(土)~19日(日)
11:00~19:00(最終日~18:00)

【会場】
カタカナ自由が丘(マルシェスペース)
東京都世田谷区奥沢5-20-21 第一ワチビル1F 
(自由が丘駅より徒歩3分)

【主催】
Co-edit

【販売予定】
宮古トラウトサーモンの冷燻
魚屋がつくった揚げかまぼこ
牡蠣の醤油煮
骨まで食べる三陸地物焼
大船渡の早づみわかめ
阿武隈の紅葉漬
気仙沼の干し蟹、ビスク、赤色/黄色のカニー・・・など

東北の生産者5社が店頭に立ち、皆さまのお越しをお待ちしております!


猫の額で考える(社長編):大きな箱だけが舞台じゃない

2023年10月11日 08時00分00秒 | 猫の額で考えるマーケ


こんにちは。Co-edit 杉本恵理子です。
前2回、注目されるのが超苦手なカカオ部長が、「注目」 について書いてくれました。
「モノを売るには、注目されニャいことには始まらニャい!」 と、カカオ部長は力説しております。

たしかに 「良いモノを作れば売れる」 という時代は、終わりました。
一定の水準に達した製品や食品が市場にあふれる今、ただ 「良いモノ」 というだけでは売れないのです。
Co-edit はこの事実に向き合い
「販売はコミュニケーション」 という考えを軸に、ものづくり企業様の販路拡大をお手伝いしています。

1.目に留まり、注目され
2.興味をもたれ
3.より強い関心を得て
4.共感・好意からファンを獲得し
5.購入され、リピートにつながる

販売は、この5つのフェイズを一段ずつ経由し、エンゲージメントを高めることでしか成立しません。
この一連の流れは 「コミュニケーション」 にほかなりません。
作り手(売り手)と買い手(使い手)のあいだでやりとりされる、人と人とのコミュニケーションです。
リアルな売場ではもちろん、EC、SNS、メディアプロモーションでも同じです。

話は変わりますが、秋は展示会シーズン。
皆さまの中には、出展された方も多いのではないでしょうか?
東京ビッグサイトのような巨大な会場で開催される大型合同展から、個店の小さなイベントまで、私もなるべく足を運んでいます。
コロナが終わって大盛況!という印象もありますが・・・
少し前からなんとなく感じていたことを、今年あらためて確信しました。
それは 「大きな箱ばかりが、出るべき舞台ではない」 ということです。

展示会に出る目的は言うまでもなく、販路拡大の機会づくり。多くの人に知ってもらい、新たな取引先と出会うことです。
ここでもやはり、5つのフェイズを辿ります。
ブースに目を留め、足を止め、興味をもったら出展者とお話し、名刺やフライヤーを持ち帰り、さらに関心をもったら連絡を取り・・・
具体的な商談までつなげることが大切です。

ただ、大規模な合同展、長年続いている展示会の傾向として、こうしたコミュニケーションがだんだん希薄になっているように感じるのです。
目をひくブースはたくさんあります。豪華なディスプレイ、洗練された製品デザイン・・・目が留まります。
けれど、ちょっと足を止めて出展者とお話しても、その先の関心や好感につながらない・・・

たとえば、ブースに立っているのがブランドの当事者ではなくて、請負業者だったり。
せっかく担当者とお話が盛り上がったのに、いただいた名刺が代表者のものだったり。
事後に届いた御礼メールが、合同ブースをとりまとめていた行政の担当課からだったり。
会社やブランドについて、当事者の思いをお聞きしたいのに・・・
担当者のお人柄も含めて、ブランドの魅力なのに・・・
コミュニケーションが成立しなければ、興味にも好感にもつながらず、商談に到達しません。

一方で、小規模な展示会や新しく立ち上がったイベントは、出会いのヒット率が高い気がします。
出展者自身が設営したブースからは、会社やブランドの個性が見え、お話のきっかけがつかみやすく、印象に残ります。
コンパクトな会場はじっくり回ることができます。
全体のコンセプトが明確で、出る方も来る方もターゲットを定めやすくニーズが合致しやすい。
ニーズが合えばコミュニケーションが成立しやすく、商談の確率は上がります。

もちろん、大型展示会には多くのメリットがあります。
まず来場人数の桁が違う。その分プロモーション効果は高く、出会いの「分母」は大きいでしょう。
セミナーや個別商談会など、関連イベントも充実しています。
ただ、箱が大きくなるとどうしても個々のコミュニケーションが希薄になり、興味~好感まで到達しづらく、打率を上げるのが難しくなってしまう。
これは展示会に限らず、大型商業施設やマスメディアにも通じることではないでしょうか?

箱が小さくても、お客様のニーズを捉え、しっかりコミュニケーションできれば、販売確率を上げることができる。
ただし、コミュニケーションを怠ったら、元も子もないのですが・・・
傍らで、コミュ障のカカオ部長もうなずいております(笑



猫の額で考える:注目されニャいと!<SNS編>

2023年09月19日 08時00分00秒 | 猫の額で考えるマーケ
 

「カカオ部長、インスタのリール動画バズったね!この調子でWEBサイトに誘導して、どんどんお仕事受注してね!」

そ、そんなにたくさん見られたんですか……社長、ぼくは人前に出るのは苦手です。注目されたくニャいです。

「なに言ってんの!営業部長ならもっと露出して集客につなげなきゃ!」

た、たしかに……ぼくは前回のブログでこう書きました。
今は情報があふれすぎてて、モノやサービスを売ろうとしても、まずみつけてもらうことがとっても大変。
「どーしたら、目にとまるか?」 「注目されるか?」 売るためにはまず、これを考えニャければ始まらニャい……と。

たとえばSNS。
ECサイトにお客さまをゆーどうする目的で、SNSをやっている事業者さんは多いと思います。
けれど、SNSからお買いものサイトへ、いっそく飛びに来てもらうのはむずかしい。
インスタグラムだったらなによりもまず、写真を見てもらうことが重要です。
スイスイーッと指をすべらせて、どんどん飛ばして、目がとまったとしても、2びょうくらい……
このいっしゅんで 「おもしろそう」 「いいかも!」 と思ってもらえニャければ、テキストも読んでもらえません。
気に入ってもらって 「いいね」 やコメントをいただいて、こちらもお返しに 「いいね」 したりコメントでごあいさつしたり……
仲よくなって、フォローしてもらって、もっと好きになってもらって……
「こみゅにけーしょん」 しながら 「えんげーじめんと」 を高めていきます。
ECサイトに来てもらえるのは、その先です。

「ねこすたぐらむ」 は、とくに激戦! 
アイドル系、ブサカワ系、芸たっしゃ、おしゃべり猫、赤ちゃん猫、ご長寿猫……
世界じゅうのライバルたちが、目をひく写真や動画で何万びきもとーじょーします。みんな、しのぎをけずっています。
そんななかで注目されるのは、しなんのわざです。

では、このたびのぼくの動画は、どーしてたくさん見てもらえたのでしょーか?
きらきらお目目? あいしゅうただようポーズ? よくとおる美声?
……とにかく、再生はされました。
ここから 「いいね」 やフォローを増やして、WEBサイトに来てもらって、お仕事受注するまで……道のりは長くけわしいでしょー。
ねこ缶のために、いっしょうけんめい働きます。がんばります……

猫の額で考える:注目されニャいと!<その1>

2023年08月28日 08時00分00秒 | 猫の額で考えるマーケ


「カカオ部長、初めてのブログ頑張ったね。わりと好評みたいよ。ひきつづきヨロシク!」

いや~社長はそーおっしゃいますけど・・・ぼくはもう、穴があったら入りたい。
えらそーにべらべらと語ってしまって・・・じこけんおです。
みなさん、どうかもーぼくを見ニャいでください。

「カカオ部長、なに言ってるの!見てもらえるって、すっごく大切で難しいことなんだよ!どんな商売も、注目されなきゃ始まらないよ!」

・・・た、たしかに、そうなんですよね~。
作ったものを売ろうとしても、いま世のなかには、た~くさんのモノや情報があふれていて、
そのなかからみつけてもらうのはとっても大変。
見てもらえニャければ、売れニャい。「注目」は、売るためのさいしょの「かんもん」です。

にんげんは、いつも小さな板をいじってますけど、あれを見るときもスイスイーッと指をすべらせて、写真や文字をバンバンとばしてますよね。
目がとまったとしても、2びょうくらい・・・だそうです。
2びょうのあいだに 「ん? なんだこれは!」 と気にならニャければ、ドンドンとばしちゃいます。

ねっとでも、町のお店でも、おなじです。
棚にモノをならべておいても、目にとまらニャければ、お客さんは通りすぎてしまいます。

ねこ缶も、むかしよりた~くさん種類があります。
しかも、どれもこれも、おいしいものばかりです!
そのなかで、どんなものなら目にとまるのか?
「おいしい」「からだにいい」のは、あたりまえ。
「ねこまっしぐら!」「ねこむちゅう!」 なんて、よく聞くふれーずにも、ぼくはふりむきません。
ぼくの好みに合いそう! なんかすごく気になる!というものでニャいと、ヒゲもうごきません。
ヒゲがうごかニャければ、買いません。
いまのねこたちは、みんな、こんな感じです。

そんな世のなかですから、とにかくまずは、た~くさんのなかから目にとまらニャければ、はじまらない。
注目されて、興味をもってもらって、「これいいかも!」となって・・・買ってもらえるのは、そのあと。
だから売るためには、 「どーすれば注目されるか?」 をかんがえることがすごく大切です。

あ~でもぼくは、注目なんてされたくニャい。おふとんの中にかくれていたい・・・
でもがんばって、次は「注目」のつづきを書きます・・・ねこ缶のために、いっしょうけんめい働きます。

猫の額で考える:今までとおなじでいられニャい!

2023年08月14日 08時00分00秒 | 猫の額で考えるマーケ


え~っと、はじめまして。Co-edit 営業ぶちょうのカカオです。
社長のむちゃぶりで、ぶろぐ担当になりました。どうぞよろしくおねがいいたします。
びじねすに役だつじょーほー、ぼくが考えていることを、がんばってこのおデコで書いてみようと思います。

Co-editって 「何やってるの?」「何やさん?」 ってよく聞かれます。
説明するとながくなるのですが・・・いっしょにお仕事していただけると、わかってもらえます。それがいちばんです!よろしくお願いします!(いちおう、営業ぶちょうなので~)

うちの社長はよくプリプリおこってます(怖)。このあいだも、ぜいむしょから帰ってくるなりプリプリプリプリ・・・
「業種はなんですか? コンサル業? 広告業?って言われた。分類って意味ある?!」と。
うちに限らずさいきんは、ちょっとわかりにくい、今までのようにぶんるいできニャい仕事やはたらき方がふえていると、ぼくは思います。
そして 、それは悪いことじゃニャい。むしろ、今までと同じでいられニャい・・・そういう時代になったのだと思います。
ぼくはそう言って、社長をなぐさめてあげています。

モノをつくる人は、つくるだけじゃいられニャくなりました。
つくったモノがどーすれば売れるか? 自分で考えて、お店をはじめたり、SNSをやってお客さんをあつめたり、ぽっぷあっぷに出たり・・・
「わたしは作るのが専門だから、売るのは苦手で~」 「売るのは問屋や売場の仕事でしょ」なんて言ってられニャくなりました。

ざっしやテレビも、ページやばんぐみをつくるだけじゃニャくて、ねっとでモノを売ったりイベントをやったり。
本やさんは本だけじゃニャくて、お菓子やこーひーなんかも売ってます。ねこ缶も売ってるかもしれません(!)
カバンやさんが、畑でやさいやくだものを作ったり。
カメラマンやライターも、写真をとるだけ、文章を書くだけじゃすまニャくなりました。

もう 「わたしはAだから、Aしかやりません」とか言ってられニャい。
古い型にはまったままでいたら、売れニャい、生きていけニャい。そういう時代になったのです。

ただ・・・今までとちがうこと、新しいことをはじめるのは、ゆうきがいるし、むずかしい。ひとりだと不安だし、ちょっとこわい・・・でも!
とくいな人とつながって、みんなでちからを合わせて、いっしょに考えて、良いほうこうに向かえば、今よりずっともっとハッピーになれる (売れる) はず!
Co-editは、みなさんといっしょに、それをめざします。

そういうぼくも・・・「ねこだから、ぶろぐなんて書きません」 と言ってられニャくなりました。
きびしい世のなかです。
ねこ缶のために、がんばってはたらきます・・・

https://www.co-edit.com

猫の額で考える: ブログスタート!

2023年07月11日 19時05分00秒 | 猫の額で考えるマーケ

こんにちは。Co-edit 杉本恵理子です。
Co-edit 創業5年目となる今夏、ようやく自社Webサイトを開設しました。と同時に、こちらのブログでも発信していきます。
皆さま、日々お忙しいところと存じますが、お気軽に覗いてみて下さい!
Co-edit は公的には杉本 「ひとり社長」 ですが、実は営業部長がおります。
ただ・・・この部長、あまり働きがよくありません(涙)。
人が苦手ですぐ逃げる、とくに宅急便の集荷が嫌い、Zoomも嫌い、経費がかかる(餌代、サプリ代)、基本的に寝てばかり・・・
そんな部長ですが、小さなアタマで毎日いろいろ考えているようなので、このブログを任せてみることにしました。
世の中のこと、市場のこと、作ること売ること、コミュニケーションのこと・・・
人が苦手な君でもブログならできそうでしょ? カカオ部長、よろしく頼みますよ!