Co-BusinessMate

作り手、買い手、売り手、送り手、伝え手さんを一綴りに考える。
ビジネス情報共有ブログです。

 ビジネス猫対談(第1回):福島県の若手営業マン・みぃちゃん

2024年08月15日 08時00分00秒 | 猫の額で考えるマーケ
こんにちは、営業部長のカカオです。お盆やすみ、みなさんはいかがおすごしですか?
さいきんは猛暑のうえに地震、カミナリ、台風・・・コワイですね~~ぼくはおふとんにもぐってブルブルふるえています。
「カカオ部長、怖くて外出できないなら、せめてオンラインで仕事して!」
あ~また社長がわめいています。

そこでぼくは考えました。あたらしい企画を。
いろいろな会社でぼくのように苦労&活躍している猫たちとお話する企画です。
題して 【ビジネス猫対談】! 
全国のはたらく猫たちとつながって、ビジネスについて情報交換するんです。

ということで、今日はきねんすべき第1回。
福島県で活躍している若手営業マン・みぃちゃんとオンラインでつながっています。
みぃちゃん、こんにちは!

みぃ: センパイはじめまして。みぃで~す。 


カカオ: み、みぃちゃん若いな。えっと~さっそくですが、みぃちゃんの会社と仕事について教えてください。

みぃ: は~い。うちはダンボール製品の加工と販売をしてる会社っす。
株式会社 福良梱包
梱包材や緩衝材のほかに、オリジナル製品の開発にもちからを入れてます。
たとえばコレ、組み立て式のダンボールベッド。

木のつよさと紙のかるさをもつ新しい素材ニャンすよ。ラクに運べてかんたんに組み立てられるから、独りぐらしの引っこしや、災害時の避難所でも使える。寝ごこちもばっちりっすよ!

カカオ: いいですね!高さがちょうどいいし、ぼくも寝てみたいニャ~。
みぃちゃんの会社では、ほんぎょうのほかにオリジナル製品で新しい市場をかいたくしているんですね!

みぃ: そうニャんす。ほかに強化ダンボールケースと堆肥をセットしたコンポストもあります。今は新しい製品の開発中。
うちの営業部長(にんげん)がつぎつぎと新しい企画をだしてきて、チョー忙しいっすよ。

カカオ: うちの社長もムチャぶりがひどくて~ぼくも大忙しです。

みぃ: おたがい大変っすニャ~。うちの部長は「新しい製品で首都圏の市場を狙いたい!」とか言ってるンすけど、センパイ、東京で売るためのアドバイスをおねがいしま~す。

カカオ: そうだニャ~。みぃちゃんは、東京に住んだことありますか?

みぃ: いや、福島からでたことニャイっす。


カカオ: 域外で売るニャら、その地域のひとたちがどんなふうに暮らしているか、知ることからはじめましょう。

みぃ: ??

カカオ: たとえば東京は、戸建てよりマンションぐらしがあっとうてきに多くて、部屋がそんなに広くニャい。
だから、大きな家具や庭で使うものはニーズが限定されてしまう。

みぃ: センパイの家もマンションっすか?

カカオ: マンンションだし、せまいベランダしかニャいです(涙)

みぃ: きついっすニャ。

カカオ: それから移動は電車、地下鉄、バスが中心。いちばん近い駅まで10分以上かけて歩くのはあたりまえ。ぼくたちの足だと30分かかるかニャ?

みぃ: ありえニェ~。福島ではマイカーがあたりまえだし、庭つきの家が多いっす。

カカオ: 庭つき!マイカー!うらやましいニャ~
東京では荷物をもって移動するのが大変だから、家具など大きなものはネットショッピングが中心で、受けとりはマンションの宅配ボックスに「おきはい」。


みぃ: 宅配ボックスに入らニャいと、受けとれニャイっすか?

カカオ: 受け取れニャイことはニャイけど、「さいはいたつ」とかめんどうだし~
だからなるべく梱包はコンパクトにしたほうがいいですよ。
あるお菓子メーカーが、持ち帰りやすいようにパッケージに取っ手をつけたら売上アップしたという事例もあるんです。

みぃ: へ~!

カカオ: このように、地域の住宅じじょうや買いものじじょうに合った売り方を考えることが大切ニャンです。

みぃ: ニャるほど~参考にニャるっす。
こんどセンパイに新製品のサンプルを送りますね。使ってもらって意見をききたいっす。

カカオ: ぜひ!たのしみにしています。
あ~でも、ぼくはふつうのダンボール箱でじゅうぶん。箱だいすきです!

みぃ: ( ̄_, ̄ )