J.S.バッハ、ベートーヴェン、ゲーテ等ゆかりの地を訪ねるドイツ10日間の旅、17都市の紅葉・黄葉は真っ盛りだった。
26年ぶりに訪れたローテンブルクは何も変わらず昔のままで懐かしかった。その間、日本では古い建物をどんどん壊し、ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われた80年代の豊かさの印一つも後世に残せず、失われた日本に突入した。
ヨーロッパを旅行していつも思うことは、まずインフラありきの古代ローマの都市整備の考え方が、子孫に有形無形の財産を残し、結局は人の心を豊かにしているということである。
2014年10月21日(火)6 tweets
黄葉真っ只中 ドイツの旅1<シュパイヤー大聖堂、ハイデルベルク、ローテンブルク>11-12 October 2014:
J.S.バッハ、ベートーヴェン、ゲーテ等ゆかりの地を訪ねるドイツ10日間、17都市の紅葉・黄葉は真っ盛りだった
http://youtu.be/Bp45I5prAfQ
posted at 21:56:07
シュパイヤー大聖堂は、日本では知られていないが、今回の旅で神聖ローマ皇帝の歴史を知り、ヨーロッパの真髄の一つに触れることができた。 ハイデルベルクは訪れたかった街の一つで、やっと念願がかなった。ブラームスの大学祝典序曲を頭の底で響かせながら、短い時間ではあるが旧市街を散策した。妻も大学生活をこんなところで送りたかったと珍しく声をかけてくるほどこの街を気に入ったようだ。
2014年10月23日(木)6 tweets
黄葉真っ只中 ドイツの旅2<ヴィース巡礼教会、ノイシュバンシュタイン>:
秋晴れの下、ローテンブルク出発。日曜のミサが終わりヴィース教会から続々とチロル地方の民族衣装に着飾った楽団員も現れたが撮影を失念。我々夫婦は晴れ男、晴れ女!
http://youtu.be/Wyktw4_4xCg
posted at 11:30:04
2014年10月24日(金)3 tweets
黄葉真っ只中 ドイツの旅3<ニュールンベルク、バンベルク>13 October 2014:
ニュルンベルクは16年ぶり、ドイツで最も古い、中央広場のフラウエン教会の仕掛け時計を動画に収めた。バイロイト手前のA9号線は道路の拡幅工事中
http://youtu.be/PVMOKif48Ow
posted at 15:23:27
2014年10月25日(土)6 tweets
黄葉真っ只中 ドイツの旅4<マイセン陶磁器工房>:
BS-TVマイセン 三百年の時間旅行~欧州の名窯に秘められた歴史ミステリー~で予め予習して見学に臨んだ。製作工程の実演では職人達の手仕事に見とれ、陶磁器製のオルガン生演奏を聞きながら歴代の名品を駆け足で見回った。お土産をと思ったが、高価なため諦めた
http://youtu.be/jOJl08SdWXw
posted at 09:57:21
2014年10月27日(月)8 tweets
黄葉真っ只中 ドイツの旅5<ドレスデン、ライプツィヒ>:
ライプツィヒはゲーテが学生時代を送り「ファウスト」を、J.S.バッハがカントールとして活躍しマタイ受難曲等多くの名曲を、生みだした芸術の都。2都市は森鴎外にもゆかりがあった。 http://youtu.be/NiB0gt0YNsI
posted at 19:09:47
2都市は森鴎外ゆかりの芸術の都でもある。ライプツィヒはゲーテが学生時代をおくり、「ファウスト」着想となった酒場アウアーバッハス・ケラーが今も健在。若きゲーテが恋をした二人の娘の肖像がゲーテ銅像と共にあった。 J.S.バッハはここでカントール・教師として忙しい日々を送り、マタイ受難曲等の数多くの名曲を生み出し生涯を終えた。聖トーマス教会を訪れた時、バッハオルガンが試奏され、教会に美しく響いていた。教会もオルガンもバッハ時代のものではないが、祭壇前の墓所で聴くと感慨無量であった。 字幕の説明には下記から引用させていただいた。
「しんちゃん・夕陽の旅行記」より
目次: http://ow.ly/DnPA3
1.ドレスデン: 「ドイツ東部と北部の旅>瓦礫の中から甦った古都ドレスデン」 http://ow.ly/DnMNl
2.ライプツィヒ: 「ドイツ東部と北部の旅>歴史と芸術ライプツィヒ」 http://ow.ly/DnO45
2014年10月31日(金)4 tweets
黄葉真っ只中 ドイツの旅6<ポツダム、ベルリン>:
南独では見かけなかった風車はライプツィヒまで来ると急に増える。ドイツの代替可能エネルギーの主力は太陽光発電でなく風力発電。ブランデンブルグ州等は48%も風力でまかなっている。 http://youtu.be/SW_kvMG6C8c
posted at 18:55:05
アウトバーンの道路工事はその場に来て初めて分かる? ライプツィヒ近郊でベルリンに向かうためA14号線からA9号線に入ろうとすると閉鎖中。一つ手前の道路標識上に赤のバッテンマークが上書きされ、初めて運転手は知ることになる仕組みらしい。一つ先の出口からUターン、元のインターまで戻り逆方向の入口からA9号線に乗ることになった。日本の場合、行き過ぎると料金所を何度も通ることになり大変な思いをするが、アウトバーンは無料なためUターンがスムーズに行える道路設計となっている。
2014年11月11日(火)8 tweets
黄葉真っ只中 ドイツの旅7<ワイマール、アイゼナッハ>:
J.S.バッハはアイゼナッハで誕生、父は宮廷楽士。10歳で両親を亡くしたが、ヴァルトブルク城の「歌合戦の広間」で父のトランペット演奏を聴いたこともあったのではないかと妄想。 http://youtu.be/OJqEhii9n-o
posted at 08:39:59
今回の旅行でゲーテゆかりの地を訪ね、改めて昔読んだゲーテの自伝「詩と真実」を読み返している。シュトラースブルク大学時代の若きゲーテに影響を与えた、ヨハン・ゴットフリート・ヘルダーの像が、その名を冠したヘルダー教会の前に有り、歴史を身近に感じた。
また、J.S.バッハゆかりのアイゼナッハ、ワイマール、ライプツィヒも訪ねた。アイゼナッハは、バッハ誕生の地。父・ヨハン・アンブロージウスは宮廷楽士。10歳の時に両親を亡くしているが、アイゼナハ郊外の山上のヴァルトブルク城で「歌合戦の広間」でお父さんのトランペット演奏を聴いたこともあったのではないかと妄想が膨らんだ。
ヴァルトブルク城は、マルティン・ルターがザクセン選帝候フリードリッヒ王によって匿われ、新約聖書のドイツ語訳を完成させた場所でもある。また、ルートヴィヒ2世は、ノイシュヴァンシュタイン城の建設にあたりこの城を手本にした。
2014年11月19日(水)8 tweets
黄葉真っ只中 ドイツの旅8<リューデスハイム、ライン川、ボン、ケルン>2014年10月17日:
リューデスハイムの丘は見渡す限り黄葉した葡萄畑、貴腐化しかけた房も。静寂な中でゴンドラの音、麓のドロッセルガッセのカリオンが曲を奏でる
http://youtu.be/I9zo4NnRIWA
posted at 16:25:21
リューデスハイムの丘は見渡す限り黄葉した葡萄畑、その中に貴腐化しかけた房も。人気のないゴンドラを見ていると、静寂な中にドロッセルガッセのカリオンが響いて来た。ここには26年前に訪れたが、何も変わっていおらず懐かしさで一杯であった。
今日はドイツ旅行10日間の最終日。
<日程>
2014年10月10日~19日
1日目
9:45~10:25:成田発。空路、ルフトハンザドイツ航空直行便にてフランクフルトへ。
14:10~14:25:フランクフルト着後、ルードヴィヒスハーフェンへ(約83km、約1時間30分)。
17:15:ホテル着 ルードヴィッヒスハーフェン エクセルシオール
2日目
8:00:ホテル発。シュパイヤーへ(約22km、約30分)。 【世界遺産】◎シュパイヤー大 聖堂観光(注1)(30分)。 観光後、ハイデルベルクへ(約21km、約30分)。
10:00 ハイデルベルク観光(1時間45分)(◎ハイデルベルク城、○旧市街、○アルテ橋)。
12:00 ローテンブルクへ(約170km、約2時間30分)。
15:30 ホテル着 シュランネ ローテンブルク
16:00 ローテンブルク散策(1時間30分)(○マルクト広場、○市庁舎、○ヤコブ教会)
3日目
8:30 ホテル発。ロマンチック街道を通りヴィースへ(約234km、約4時間)。 【世界遺産】◎ヴィース巡礼教会(30分)。
10:00 ホーエンシュバンガウへ(約25km、約30分)。 **途中、ノイシュバンシュタイン城を望む○聖コロマン教会へ立ち寄ります(15分)**
15:00 ◎ノイシュバンシュタイン城観光(1時間)。
16:45 ミュンヘンへ(約95km、約2時間)。
アジムートシティイースト ミュンヘン
4日目
8:00 ホテル発。ニュルンベルクへ(約169km、約2時間30分)。
10:30 ニュルンベルク観光(1時間30分)(○カイザーブルク城、○フラウエン教会、○聖ローレンツ教会、○美しの泉)。
13:00 バンベルクへ(約65km、約1時間)。 【世界遺産】バンベルク散策。
15:15 ケムニッツへ(約206km、約3時間30分)。
18:45 ホテル着 ペンタ ケムニッツ
5日目
7:30 ホテル発。マイセンへ(約65km、約1時間30分)。
9:00 マイセン観光(1時間15分)(◎陶磁器工房見学)。
10:30 ドレスデンへ(約25km、約45分)。 ドレスデン市内観光(1時間15分)(◎フラウエン教会、○ツヴィンガ―宮殿、○君主の行列、○ゼンパーオペラ)。
13:30 ライプツィヒへ(約121km、約1時間45分)。
15:15 ライプツィヒ観光(1時間)(◎トーマス教会、○旧市庁舎)。
16:15 ケムニッツへ(約83km、約2時間)。
18:15 ホテル着 ペンタ ケムニッツ
6日目
8:00:ホテル発。ポツダムへ(約279km、約4時間)。
13:00 ポツダム観光(1時間)(【世界遺産】○サンスーシ―宮殿)。
14:00 ベルリンへ(約38km、約1時間)。
15:00 ベルリン観光(2時間)(○ベルリンの壁、○ブランデンブルク門、【世界遺産】○博物館島)。 **ベルリンの壁ウォーキングへご案内いたします(20分)**
19:30 ホテル着 ベルリン ペンタポツダム ホテル
7日目
8:00 ホテル発。ワイマールへ(約288km、約4時間)。
11:30 【世界遺産】ワイマール観光(1時間)(○ゲーテの家、○ゲーテとシラーの像)。
13:30 アイゼナッハへ(約85km、約1時間30分)。
15:00 【世界遺産】アイゼナッハ観光(1時間30分)(○ヴァルトブルク城、○市庁舎、○ルターの家、○バッハの家)。
16:30 フランクフルトへ(約210km、約3時間)。
19:30 ホテル着 シュタインベルガー ランゲン
8日目
8:00 ホテル発。リューデスハイムへ(約50km、約1時間)。
9:45 リューデスハイム散策(45分)(○つぐみ横丁)。
10:30 【世界遺産】ライン川をドライブしながらボンへ(約130km、約3時間)。
14:00 旧西ドイツの首都ボン観光(1時間15分)(○ベートーベンの家、○ベートーベンの像、○マルクト広場)。
15:15 ケルンへ(約29km、約45分)。
16:00 ケルン観光(1時間)【世界遺産】◎ケルン大聖堂。
17:00 ランゲンへ(約190km、約2時間30分)。
20:00 ホテル着。 シュタインベルガー ランゲン
9日目
10:00 ホテル発。空港へ(約160km)
13:55 フランクフルト発。ルフトハンザドイツ航空直行便LH-0710にて帰国の途へ。
10日目
7:50 成田着。