WILLCOM NS発表

ウィルコムが新しい端末を発表しました。

インターネットブラウズにスポットを当てて、
カメラやワンセグ、音声通話も潔く切り捨てた、
非常に尖った端末です。

大きな液晶画面、ボタンを廃したフルタッチインターフェース、
システムファイルにも挟める厚さ１１ミリの本体。
何より安価な価格設定が魅力です。
（端末代金込みで月額２９８０円）

W-SIMを使うことにより、通信速度は決して早くはありませんが、
RSSや自動巡回を駆使して、非通信状態でも活用できるように
カスタマイズしていることがアピールポイントです。

音声定額を武器に２台目需要を開拓してきたウィルコムの、
情報収集専用端末として、新しい２台目用端末と言えると思います。

決してバカ売れするとは思いませんが、
確実にニーズがあり、競合製品が皆無なので、
長い間売れる良い端末になるのではないでしょうか。


月額実質９８０円の基本料金は、まぁ妥当なところでしょう。
音声定額プラン２９００円は、実質端末代金２０００円込みだと、
３年前ぐらいに試算した記憶があるので、
そこそこの利益が出るかと思います。

XGPが立ち上がれば、従来のPHSパケット通信の価値は、
相対的に下がることが見えているので、
こういうニッチ市場を攻めることは、なかなか的を射てるかと。


個人的には、iPhoneで出来ることと被っているので、
手を出すのは少々敷居が高いですがｗ
ソフトウェアのサクサク動作具合を是非確認してみたいです。