わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

むささびワンピ

2015-07-11 02:13:05 | おうちふく =元キモノ=

母が着てみるというので、おうちふくを手直ししました。
湯あがりにとの希望で、まずは試作です。
頭の大きいわたしと違って、母と妹は小さい。
デコルテがまるみえでは貧相なので、えりをつめます。
着丈も長すぎると ひっかけるので、ひざ丈にカット。

しかし、ここまできて はたと手がとまりました。
身幅が、窮屈ではないかいな。

一晩考えあぐねて、ひらめきました。
おくみを、左右に足したらどう?



いつもは、すそにスリットを入れますが、
これだけたっぷりあれば、いりません。

袖の処置がはんぱですが、とりあえず
試着後に考えることにしました。
両腕をあげると、むささびクンのようです。
さらにいうと、お振袖のようでもあります。

ああ、振袖の美しさは
滝のごとく 流れ落ちる
布と絵の重奏だったと
いまさらながら 気づくと同時に
いまいちど それをまとう 気分もコミの
むささびワンピの覚書でした。


どんなリアクションがくるか
・・・・ゾクゾクするなぁ。(発熱)





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