わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

流れる

2006-10-25 07:50:12 | かぜは・・・
夜中に
水音を 耳にする

その気配を
掴む ように

動きだす いっしゅん
潮目のかわるときを
まのあたりにするときがある

動いていない 時間を
ともにすごしていればこそ
わずかな うつろいでも
はっきりと みてとれる

わたしは 介添人
あなたの さす 棹の


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