ご近所の庭になった柑橘からこしらえたというオレンジピールをいただきました。
ゆずみたいだけど少し大きめだそうで。
果物ナビ柑橘類
みかん大事典
どの子かなぁ。
フルーツケーキにするつもりだったけど
ふと気がついて、肉じゃがに参加させました。
東坡肉にするとき入れる陳皮は蜜柑の皮ですからね。
なべにさとう、しょうゆと酒、しょうがの薄切りを煮立たせて豚肉をいれ
火が通ったら煮汁をしたみとって いもを炊くのですが、
さとうのかわりにピールをどっさり入れました。
豚肉はこまですが、バラ肉っぽいところはいもといっしょ、
残りは煮汁につけたままとっておきます。
最初からいれてしまうと、肉に味もだしもなくなっちゃうので。
みりんとだし、しょうゆなどを適宜補ってひと煮立ち、いちど火を止めます。
さめるときに味がしみるのを待ちます。
これを二、三度繰り返します。
最後の回で、とりわけておいた肉と葱を加え、汁をからめて出来上がり。
仕事から帰ってきて加減を見、また火を止めて出かける。
とやってるうちに、おかずができあがる。
時間はかかるけど 時間を食わないんだよねー。
もくろみ通り、とてもマイルドな味に仕立てあがりました。
鼻先でふっと感じるかんきつのさわやかさがなんともいえない。
家族にももちろん好評でしたが、
おいもだいすきの次男が仕事から帰って一口、
「うまー」
もう シンプルすぎる感想に、評価はゆるぎなく。
このピールは、ひとつひとつ、はさみで切ってつくられたのだとか。
大量の作業で、しばらく右手がしびれちゃったとうかがいました。
ほんとうに ご馳走さまでした。
お手間を掛けて作られる肉じゃがは味がしみ込み
さぞかし美味しいでしょうね。
オレンジピールを入れるなんて思いもよりません
でした。
コメが非表示になっているのに気づかず、失礼しました。(まだ、入院時のモードになってました)
ピールをいただいた方にもご報告したら驚かれました。
とってもおいしかったんですが、ピールはあとせいぜい一回か二回分。
おてまをおききすると、とても肉じゃがのたびに用意しておくわけにはいきません。
そういう意味でも、スペシャルな一品でした。
うさぎさんが四羽に増えた日ですね。
陽花さまのところは、てづくりのお野菜ですから、それこそさぞおいしいことと思います。