10/9~12/5 銀閣寺東求堂公開…【銀閣寺】
10/23~12/6 秋の特別展…【高台寺】
10/28~11/28 もみじ祭…【三千院】
10/28 大将軍祭…【藤森神社】
今日は奈良へ。
正倉院展を目的とし、せんとくん一日乗車券で行く。
購入場所によって値段や乗り放題の区間が異なるが、出町柳駅からなら往復するだけでもお得。
「奈良国立博物館(正倉院展)」→【氷室神社】→【東大寺】→「ラファエルガーデン」→「春日大社宝物館」
すべて近鉄奈良駅から徒歩。
レンタサイクルで巡るのも良さそうだが、今日は生憎の雨であった。
近鉄奈良駅から国立博物館までは歩いて15分位。
「奈良国立博物館(正倉院展)」

博物館の開館時間の直後に到着したが、既に入口前には「15分待ち」と。
なんだこれは…。
入ってびっくりした。
なに、世の中の人ってこんなに正倉院宝物に興味あんの? ホントに?
凄い人だった。平日の朝でこれって……。休日どーなっちゃうの。
何ひとつ見られないのでは。
壁際の展示物を正面から見るには、平均10人くらい並んでる列にくっついてかないと無理。
途中から割り込もうとしてもね、結構無理ですね。させないからね、みんなソレ。
でも10人か…。
酷くせっかちな人でなければ、まあまあ見られるって感じかな。
しかし! あの超有名な五絃の琵琶!
あれをショウウインドウ最前列で見るには長蛇の列に並び、30分以上待たなければならない。
繰り返すが平日の開館時間直後でそれだけの列。
昼過ぎや、休日なんてもお…(ゾワッ)
時間の無い人は、並ばずに人ごしに見るしかないが、それでも琵琶の裏側ならば割とちゃんと見られる。
裏側なら。
列の作り方によるんだが、表側は並んでる人達の人垣によって見られないでしょう。
久々にディズニランドのアトラクション行列に並んだ気分を味わったわ。
しかも「ロジャーラビット」の。
並んでジリジリ待ってると、「 おおもうすぐ乗り場じゃん」って思っちゃうポイントがあって、
でも実はそこの角曲がるとまだまだ列があるんですよと。
そういう、並んでる人間のやる気を殺ぐようなね。
まぁどうでもいいんだけど。
とにかく、「お、もうすぐ」と思ったらまだあっちまで列が続いてたんです。
まぁ列に並んでるあいだも、様々な角度から琵琶を見ることが出来るんで、それほど苦痛ではなかったかな。
入ってすぐにあるからまだ体力にも余裕あるし。
並んで、間近で見る価値はじゅーぶん! あります。
あの教科書に載っていた琵琶が。
ほんの20センチ先にあるなんて。
窓ごしだけど。
凄いのねーしかしこの琵琶。
その装飾! 装飾がなされてない箇所がないんじゃないの?
絃を緩めたり張り詰めたりする部分も、琵琶の先端のその裏側も側面までも、いやーきらきらしてるったらない。
琵琶の背も、もう何それっ! てぐらいきらびやか。
楽器は琵琶だけだった。阮咸を見たかったなぁ。
まぁ来年になったら琵琶見られないかもしれないし。
毎年出展される品が違うらしいから、毎年来るお客さんも居るわけですな。
期間が1ヶ月もないからなぁ、そら混むわ。
あと興味深かったのは――あ、女性用の靴。形が今のパンプスみたいなんだもの。
素材はさすがに違うんだけど、デザインって1300年前から変わらんのね。
面も凄かった!
能面と違って、頭からかぶるようなもの。獅子舞の面みたいなやつですな。
でっか、そして重そっ。
未使用の色紙なんてものあったな。
色んな色の紙をセットにして綴じてあるの。
紙だけでも貴重なのに、色のついた紙がこんなにぎょーさん、しかも残ってるということが凄い。
正倉院に勤めている人って…尊敬する。
大変なんだろうなぁ、そしてみんなに見て貰いたいと思う反面、外に出したくないって気持ちも大きいんだろうな。
完全に保存させるなら、移動させないのが一番だものね。
ミュージアムショップが好きで、買わなくても見てるだけでも楽しい。
第二の展示物みたいだ。
さすが、琵琶の柄の物がぎょーさんありました。
嬉しいわ、雅楽器好きとしては。
しかし…この時点で所持金が約2400円。
だって道中に郵便局がないんだもん! 驚いたわ。
行きの出町柳付近では、まだ開店前で降ろせないし、近鉄奈良から博物館までの道には郵便局の建物自体ないし!
あれもこれも欲しい! と思ったが泣く泣く諦めた。
買えたのはハンカチ。これすげぇもう!!
↓阮咸、箜篌、琵琶のみっつがプリントされている!


琵琶のこの背の柄だけの、ハンカチとかファイルとか多いのね。
もしかして裏側の方が人気?
あと琵琶の三つ折りファイル。
こういうのが普通に売ってる店ってないもんかねー? 京都にもないよ。
需要がないとも思えないんだけどなぁー。誰か仕入れて売ってくれへん?
それから図録。
図録ってあまり買わないんだけど。
てか図録って買う物じゃなくてタダで貰える物だと思ってた時期が長くて、買うことに抵抗が。
と言うのも!
昔【北野天満宮】の宝物館に行ったら、タダで3キロ位ある超重くて分厚い図録をくれたんですよ…。
あれは何かの超法規的措置(? 適当に言ってみた)なのかなーとか、あとで思ったりした。
でもその図録見てもバーコードはもちろん値段の表記もないし…。
だからね 、図録に1200円も出すのは悔しいのね。
でも正倉院だから買っちゃった。図録買ったの初めてかもしんないな。
で、所持金が僅か130円程に。
恐ろしいことにお腹減って来たし。何も買えねぇ。
でも空腹には慣れてるので(貧しい子?)そのまま【東大寺】方面へ歩く。
博物館の周辺にも鹿さんがのんびりくつろいでらっしゃる。
あ、ツノが無い。

奈良の10月の行事のひとつに、このツノ切りがあるんですよねぇ…。
なーんか寒々しいな。鹿のシンボルだからなぁやっぱり。
道を渡ったすぐ向かいに【氷室神社】があるのを見つける。
【氷室神社】
小さい神社で、雨ということもあり参拝者はゼロ。
ここには一般的な舞殿と違う、舞楽殿がある!(写真中央)

手前の賽銭箱には、100円玉を入れる機械があって、投入すると雅楽が流れるんだって!
もちろんやらなかったけど。
鹿さんは神社の中にまでも入って来るんだなあ。あまりに普通におる。

ツノは切っているとは言え、牡鹿は結構怖い。
すげー鳴いてたし。発情期ってやつ?
5月に来た時は、ツノは隆々と生えている鹿が多く、大人しかったのだが。
鹿の鳴き声って高いんすね。
【東大寺】
いや~ここも人が多いなあ。
京都で言う【清水寺】みたいなもんかな?
通年観光客や修学旅行生が多い場所なのかな。

まず手前の南大門。

これだけでも見に来る価値あるぜ。
中で睨みをきかせている仁王が、ちょ~~~でかい。
でかすぎて、これ絵か? と思う。実感が涌かないわ。
お金が全く足りないので、【東大寺】の中へは入らず。
門の隙間から見るという非常にセコいやり方を。だって郵便局ないんだもん…。

よく分からないけど、綺麗だなこれ。
仏教の建築物とか装飾品とかも、けっこー派手っすよね。

もちろんこの辺りにも鹿さんはぎょうさんおります。
あら可愛い。愛し合ってるようですわ。

鹿せんべいは一律150円で、あちこちで販売しているが、あれを買う人の気が知れん!
あれを買っていいのはですね、青春まっさかりの修学旅行生ぐらいね。
大人はやらない方がいいと思うなあ、哀しいことになるから。
ギャアギャア言って鹿に追い掛けられている高校生とかを見てこっそり学ぶべしだね。
あんた、せんべい持ってこっち来んな! 早くあげちゃえよ~。
で、いい加減お腹がすいて来たので郵便局を求めて近鉄奈良駅まで戻る。
したら、あるじゃん。大通り沿いじゃないから全然分からないよ。
細ーい道の先に、ちっちゃーい郵便局があった。
ともあれお金をおろせたので腹ごしらえ。
駅の目の前の、東向商店街にある「ファラフェルガーデン」で。
実は出町柳駅前にもある店なんだよね。ずっと気になっていたのだ。
ファラフェルとは、イスラエルの料理。薄いパンのような生地の中に野菜やお肉を詰める。
美味しかったナリ。店員さんの笑顔が素敵なお店でした。
さてどうしようか、と商店街をブラついていますとあるポスタが目に入りました。
なんとなんと…。気付くのおせーよ自分、と突っ込みたくなりますが。
【春日大社】の宝物殿で、現在…「平安の正倉院Ⅱ花開く舞楽の美」なるものを行っているそうで。
おいおいおいおい。
これある意味、国立博の正倉院展より興味あんじゃないのか自分?
こくほーの、しょおー!?(国宝の、笙!?)
行くしかねぇ。
今日何度目よ、ここ通ったの!? と逆ギレのようなものを己に感じつつ、
ほぼ来た道を戻るかたちで【春日大社】へ。
【春日大社】の本殿自体はとても遠いのだが、一の鳥居や参道、奈良公園と、国立博の辺りはほぼ同じ敷地内と言ってもよい。
だからお金降ろす云々のことがなければ、博物館から宝物殿はほんのすぐそこだったのだ。
なんかえ~らい遠回りした気分。
でもまあ、商店街に行かなければポスタにも出会わなかったから、これも運命、とか思っておく。ポフィティヴに。
【春日大社】宝物殿。
は、は、は。
国宝の笙。
舞楽面。伎楽面。
舞楽装束。
飾太刀。
言うことないっすよ。
この宝物殿は、いいですね。
年に4回と、かなり頻繁に展示物が変わる。
展示面積こそ、一般の博物館には遠く及ばないが、ピンポイントで楽しませてくれると言うか。
私が入る直前に、中学生の団体さんがいたんだが、あっという間に消え去った。
まだねぇ、その年じゃあこの面白さは分からんよハハハ。
これはいかん。
雅楽好きにはね。ズキューンです。
ここでも、図録とか買う気なかったのに…。
図録ではないのだが、今回の展示物がかなり掲載されている書籍を買ってもうた。
国宝の笙の他に、江戸時代の三管とか、平安時代の納曽利の面とかあって。
も~すげーのなんの。
正倉院展は、一生に一度でももういいかな…とか思うが、ここの宝物殿は何度でも行きたいです。
10/23~12/6 秋の特別展…【高台寺】
10/28~11/28 もみじ祭…【三千院】
10/28 大将軍祭…【藤森神社】
今日は奈良へ。
正倉院展を目的とし、せんとくん一日乗車券で行く。
購入場所によって値段や乗り放題の区間が異なるが、出町柳駅からなら往復するだけでもお得。
「奈良国立博物館(正倉院展)」→【氷室神社】→【東大寺】→「ラファエルガーデン」→「春日大社宝物館」
すべて近鉄奈良駅から徒歩。
レンタサイクルで巡るのも良さそうだが、今日は生憎の雨であった。
近鉄奈良駅から国立博物館までは歩いて15分位。
「奈良国立博物館(正倉院展)」


博物館の開館時間の直後に到着したが、既に入口前には「15分待ち」と。
なんだこれは…。
入ってびっくりした。
なに、世の中の人ってこんなに正倉院宝物に興味あんの? ホントに?
凄い人だった。平日の朝でこれって……。休日どーなっちゃうの。
何ひとつ見られないのでは。
壁際の展示物を正面から見るには、平均10人くらい並んでる列にくっついてかないと無理。
途中から割り込もうとしてもね、結構無理ですね。させないからね、みんなソレ。
でも10人か…。
酷くせっかちな人でなければ、まあまあ見られるって感じかな。
しかし! あの超有名な五絃の琵琶!
あれをショウウインドウ最前列で見るには長蛇の列に並び、30分以上待たなければならない。
繰り返すが平日の開館時間直後でそれだけの列。
昼過ぎや、休日なんてもお…(ゾワッ)
時間の無い人は、並ばずに人ごしに見るしかないが、それでも琵琶の裏側ならば割とちゃんと見られる。
裏側なら。
列の作り方によるんだが、表側は並んでる人達の人垣によって見られないでしょう。
久々にディズニランドのアトラクション行列に並んだ気分を味わったわ。
しかも「ロジャーラビット」の。
並んでジリジリ待ってると、「 おおもうすぐ乗り場じゃん」って思っちゃうポイントがあって、
でも実はそこの角曲がるとまだまだ列があるんですよと。
そういう、並んでる人間のやる気を殺ぐようなね。
まぁどうでもいいんだけど。
とにかく、「お、もうすぐ」と思ったらまだあっちまで列が続いてたんです。
まぁ列に並んでるあいだも、様々な角度から琵琶を見ることが出来るんで、それほど苦痛ではなかったかな。
入ってすぐにあるからまだ体力にも余裕あるし。
並んで、間近で見る価値はじゅーぶん! あります。
あの教科書に載っていた琵琶が。
ほんの20センチ先にあるなんて。
窓ごしだけど。
凄いのねーしかしこの琵琶。
その装飾! 装飾がなされてない箇所がないんじゃないの?
絃を緩めたり張り詰めたりする部分も、琵琶の先端のその裏側も側面までも、いやーきらきらしてるったらない。
琵琶の背も、もう何それっ! てぐらいきらびやか。
楽器は琵琶だけだった。阮咸を見たかったなぁ。
まぁ来年になったら琵琶見られないかもしれないし。
毎年出展される品が違うらしいから、毎年来るお客さんも居るわけですな。
期間が1ヶ月もないからなぁ、そら混むわ。
あと興味深かったのは――あ、女性用の靴。形が今のパンプスみたいなんだもの。
素材はさすがに違うんだけど、デザインって1300年前から変わらんのね。
面も凄かった!
能面と違って、頭からかぶるようなもの。獅子舞の面みたいなやつですな。
でっか、そして重そっ。
未使用の色紙なんてものあったな。
色んな色の紙をセットにして綴じてあるの。
紙だけでも貴重なのに、色のついた紙がこんなにぎょーさん、しかも残ってるということが凄い。
正倉院に勤めている人って…尊敬する。
大変なんだろうなぁ、そしてみんなに見て貰いたいと思う反面、外に出したくないって気持ちも大きいんだろうな。
完全に保存させるなら、移動させないのが一番だものね。
ミュージアムショップが好きで、買わなくても見てるだけでも楽しい。
第二の展示物みたいだ。
さすが、琵琶の柄の物がぎょーさんありました。
嬉しいわ、雅楽器好きとしては。
しかし…この時点で所持金が約2400円。
だって道中に郵便局がないんだもん! 驚いたわ。
行きの出町柳付近では、まだ開店前で降ろせないし、近鉄奈良から博物館までの道には郵便局の建物自体ないし!
あれもこれも欲しい! と思ったが泣く泣く諦めた。
買えたのはハンカチ。これすげぇもう!!
↓阮咸、箜篌、琵琶のみっつがプリントされている!


琵琶のこの背の柄だけの、ハンカチとかファイルとか多いのね。
もしかして裏側の方が人気?
あと琵琶の三つ折りファイル。
こういうのが普通に売ってる店ってないもんかねー? 京都にもないよ。
需要がないとも思えないんだけどなぁー。誰か仕入れて売ってくれへん?
それから図録。
図録ってあまり買わないんだけど。
てか図録って買う物じゃなくてタダで貰える物だと思ってた時期が長くて、買うことに抵抗が。
と言うのも!
昔【北野天満宮】の宝物館に行ったら、タダで3キロ位ある超重くて分厚い図録をくれたんですよ…。
あれは何かの超法規的措置(? 適当に言ってみた)なのかなーとか、あとで思ったりした。
でもその図録見てもバーコードはもちろん値段の表記もないし…。
だからね 、図録に1200円も出すのは悔しいのね。
でも正倉院だから買っちゃった。図録買ったの初めてかもしんないな。
で、所持金が僅か130円程に。
恐ろしいことにお腹減って来たし。何も買えねぇ。
でも空腹には慣れてるので(貧しい子?)そのまま【東大寺】方面へ歩く。
博物館の周辺にも鹿さんがのんびりくつろいでらっしゃる。
あ、ツノが無い。


奈良の10月の行事のひとつに、このツノ切りがあるんですよねぇ…。
なーんか寒々しいな。鹿のシンボルだからなぁやっぱり。
道を渡ったすぐ向かいに【氷室神社】があるのを見つける。
【氷室神社】
小さい神社で、雨ということもあり参拝者はゼロ。
ここには一般的な舞殿と違う、舞楽殿がある!(写真中央)

手前の賽銭箱には、100円玉を入れる機械があって、投入すると雅楽が流れるんだって!
もちろんやらなかったけど。
鹿さんは神社の中にまでも入って来るんだなあ。あまりに普通におる。

ツノは切っているとは言え、牡鹿は結構怖い。
すげー鳴いてたし。発情期ってやつ?
5月に来た時は、ツノは隆々と生えている鹿が多く、大人しかったのだが。
鹿の鳴き声って高いんすね。
【東大寺】
いや~ここも人が多いなあ。
京都で言う【清水寺】みたいなもんかな?
通年観光客や修学旅行生が多い場所なのかな。

まず手前の南大門。

これだけでも見に来る価値あるぜ。
中で睨みをきかせている仁王が、ちょ~~~でかい。
でかすぎて、これ絵か? と思う。実感が涌かないわ。
お金が全く足りないので、【東大寺】の中へは入らず。
門の隙間から見るという非常にセコいやり方を。だって郵便局ないんだもん…。


よく分からないけど、綺麗だなこれ。
仏教の建築物とか装飾品とかも、けっこー派手っすよね。

もちろんこの辺りにも鹿さんはぎょうさんおります。
あら可愛い。愛し合ってるようですわ。

鹿せんべいは一律150円で、あちこちで販売しているが、あれを買う人の気が知れん!
あれを買っていいのはですね、青春まっさかりの修学旅行生ぐらいね。
大人はやらない方がいいと思うなあ、哀しいことになるから。
ギャアギャア言って鹿に追い掛けられている高校生とかを見てこっそり学ぶべしだね。
あんた、せんべい持ってこっち来んな! 早くあげちゃえよ~。
で、いい加減お腹がすいて来たので郵便局を求めて近鉄奈良駅まで戻る。
したら、あるじゃん。大通り沿いじゃないから全然分からないよ。
細ーい道の先に、ちっちゃーい郵便局があった。
ともあれお金をおろせたので腹ごしらえ。
駅の目の前の、東向商店街にある「ファラフェルガーデン」で。
実は出町柳駅前にもある店なんだよね。ずっと気になっていたのだ。
ファラフェルとは、イスラエルの料理。薄いパンのような生地の中に野菜やお肉を詰める。
美味しかったナリ。店員さんの笑顔が素敵なお店でした。
さてどうしようか、と商店街をブラついていますとあるポスタが目に入りました。
なんとなんと…。気付くのおせーよ自分、と突っ込みたくなりますが。
【春日大社】の宝物殿で、現在…「平安の正倉院Ⅱ花開く舞楽の美」なるものを行っているそうで。
おいおいおいおい。
これある意味、国立博の正倉院展より興味あんじゃないのか自分?
こくほーの、しょおー!?(国宝の、笙!?)
行くしかねぇ。
今日何度目よ、ここ通ったの!? と逆ギレのようなものを己に感じつつ、
ほぼ来た道を戻るかたちで【春日大社】へ。
【春日大社】の本殿自体はとても遠いのだが、一の鳥居や参道、奈良公園と、国立博の辺りはほぼ同じ敷地内と言ってもよい。
だからお金降ろす云々のことがなければ、博物館から宝物殿はほんのすぐそこだったのだ。
なんかえ~らい遠回りした気分。
でもまあ、商店街に行かなければポスタにも出会わなかったから、これも運命、とか思っておく。ポフィティヴに。
【春日大社】宝物殿。
は、は、は。
国宝の笙。
舞楽面。伎楽面。
舞楽装束。
飾太刀。
言うことないっすよ。
この宝物殿は、いいですね。
年に4回と、かなり頻繁に展示物が変わる。
展示面積こそ、一般の博物館には遠く及ばないが、ピンポイントで楽しませてくれると言うか。
私が入る直前に、中学生の団体さんがいたんだが、あっという間に消え去った。
まだねぇ、その年じゃあこの面白さは分からんよハハハ。
これはいかん。
雅楽好きにはね。ズキューンです。
ここでも、図録とか買う気なかったのに…。
図録ではないのだが、今回の展示物がかなり掲載されている書籍を買ってもうた。
国宝の笙の他に、江戸時代の三管とか、平安時代の納曽利の面とかあって。
も~すげーのなんの。
正倉院展は、一生に一度でももういいかな…とか思うが、ここの宝物殿は何度でも行きたいです。