クラシック・ルネサンス稽古場レポート byむー

大阪市立芸術創造館の第6回クラシック・ルネサンスに参加する第2劇場・2nd stage。近代戯曲を現代に蘇らせるその現場に迫る!

2/11(土)はDM作業

2006-02-11 11:16:17 | Weblog
 本日、昼間はDM作業の日。DM、つまりダイレクトメール。劇団とお客様を繋ぐ架け橋である。いつも第2劇場がお客様にお届けする2劇通信のタイトルは「幕の内タケ」。今回は第2劇場・2nd stage公演と銘打っている。少し変則的な形になっているわけで、通信のタイトルも微妙に変わっている。ちょっとかわいい。「幕の内タケのこ」。ぐんぐん伸びて、届いておくれ、お客様の心に・・・。

 作業が思ったより早く終了。稽古のための集合時間まではまだ間があるな、ということで、骨盤のゆがみチェックやら、歩き方チェックやら。他人に自分の歩く姿を真似されると、へぇ、と言う発見が出来る。よく考えると、その場にいた劇団員の大半について、入団したばかりの頃を知っている。その人特有の癖はもちろんあるのだが、それは個性。でも、身体に負担をかけるようなバランスの悪い歩き方は役者としてはまずいわけで、随分、ちゃんと歩けるようになったなぁ。としみじみする。

 夜は稽古。『広場の~』は昨年の秋にreading公演をしている。そのためか、どうしても台詞先行になりがちであった。が、あと一ヶ月。動きに展開が見えてくる。やはり、動いてこその2げきである。一気に喋る台詞の多さに惑わされず、reading dramaから芝居へ、確実に進んで行っている。
 『あいつを~』は3人組の芝居。実は、2げきの芝居では3人組というのがよく登場する。(20代、劇団員だった頃、3人組に入れると、妙に嬉しかった。)そんな、3人組好きな阿部茂がこの台本を見つけてきた、といのがなんとも可笑しい。やはり、基本ですか。ということで、この3人は、2げきの王道を行ってます。「ださかっこいい」ではなく「かっこださい」。これが今日発見されたキーワード。突っ走ってください。