近鉄では3月19日にダイヤ改正を行うことを発表した。概要は以下の通り。
●平城遷都1300年祭にともない、4/24~11/7の土休日に近鉄名古屋~大和西大寺間特急列車を1往復運転する。(近鉄名古屋発8時30分、大和西大寺発16時30分、近鉄名古屋-大和八木間名阪乙特急に連結)
●土休日データイムの京橿特急下り10本、上り8本を西ノ京に停車させる。
●平日の大阪難波23時10分発最終大和八木行を名張まで延長させ、榛原に停車させる。
●平日の大阪上本町発9時25分、近鉄名古屋発9時25分の賢島行伊勢志摩ライナーを廃止する。これに伴い15分先行する鳥羽行乙特急を賢島へ延長する。
●土休日の大阪難波発11時20分の賢島行伊勢志摩ライナー、近鉄名古屋発11時25分の賢島行ビスタカーを廃止する。これに伴い先行する宇治山田行乙特急を賢島へ延長する。
●土休日の賢島14時00分の大阪難波行伊勢志摩ライナー、16時00分の大阪上本町行甲特急、13時40分の近鉄名古屋行ビスタカーを廃止する。これに伴い後続する宇治山田始発乙特急を賢島へ延長する。
●鳥羽発着の阪伊乙特急6往復、名伊乙特急6往復を宇治山田発着とする。(休み時期などは一部鳥羽まで運転)
●宇治山田7時44分発の名古屋行特急も鳥羽始発とする。
●奈良線において、東花園5時26分の大阪難波行普通、大阪難波6時07分の近鉄奈良行準急を廃止する。
●京都線において、早朝の準急1.5往復、夕ラッシュ時の準急3往復などを廃止する。
●信貴線において、河内山本発11分、信貴山口発03分の列車を廃止し、データイムは毎時3本体制とする。
●南大阪線において、早朝の藤井寺発着普通1.5往復、大阪阿倍野橋発20時30分の急行橿原神宮前行を廃止する。
●吉野線において、夕方夜間の橿原神宮前~吉野口、壺阪山間の区間列車12本(土休日は22本)を廃止する。
●鈴鹿線において16時台1往復、21時台1往復を廃止する。
●大阪難波発7時56分の奈良行快速急行を、近畿大学付属小学校・幼稚園の登校日のみ菖蒲池に停車させる。
期間限定とはいえ初めての名古屋から奈良方面への特急列車の設定、大和西大寺でホーム上接続するのは国際会館からの直通特急だろうか、その3分後の奈良線急行だろうか。あと3分早く着いたら、京都行特急に接続するけど、それは京伊特急の役目であって。ちなみに、この名奈特急は西ノ京を通過、西ノ京に停車するのはあくまでも京橿特急のようだ。
最終名張行特急は、榛原で青山町行区間快速急行と緩急接続するようだ。桔梗が丘などへの遠距離通勤者にとっては吉報、終電が20分繰り下がる形になる。
伊勢方面は主に甲特急がリストラ、特に平日は消滅した。平日に四日市を通過して、伊勢や鳥羽まで飛ばす特急というのはたかが知れてるわけで。伊勢方面への観光特急は速達性求めてもしょうがないと思うのだけどね。残った休日の阪伊甲特急は、今後神戸、姫路方面へ伸ばすかもしれない。新しい観光特急をつくるようだし。
夕ラッシュ時の京都線準急は1時間毎に半減。普通と3駅しか停車駅が違わないのに、上鳥羽口において緩急分離で追い抜く微妙な存在だったからな。急行客を遠近分離させるほど、急行と密接に先行してないし。京都のスペックを考えると、準急を活かす案が中々思いつかない。
駅降り的にイタイのは吉野線の区間列車の廃止か。それでも毎時2本確保されているけど。吉野線は週末フリーパスではなく、奈良・大和路遊々きっぷで攻める予定。桜井線とともに。
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