神戸電鉄では5月28日に有馬口駅構内で起きた脱線事故を受け、有馬口駅の配線を変更した。有馬温泉方のダブルスリップスイッチを片開きに変更、有馬温泉から1~4番線全てに入線できる構造を4番線にしか入線できない構造にした。
配線の変更に伴い6月1日にダイヤ変更を行なった。平日の変更概要は以下の通り。
★朝ラッシュ時の新開地~有馬温泉間列車6往復のうち、1往復を岡場発着に振り替え、3往復は谷上以東部分廃止、1.5往復は鈴蘭台以東部分廃止、0.5往復は全区間廃止する。
★夕ラッシュ時の新開地~有馬温泉間列車3往復を全て岡場発着に変更する。
最終計画では2番線から有馬温泉方面の線路に、3番線とのダイヤモンドクロッシング及び4番線との片開きポイントを設置、1番線と3番線は三田発着専用、2番線と4番線は有馬温泉発着専用とする。
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有馬口駅での脱線事故は今回で2回目、2006年の事故は37kg分岐器の老朽化だったけど、今回は何だったのだろう。早急に原因を突き止めないと沿線客の信用を落しそうだな。鉄道事故にシビアな土地だろうし。
暫定ダイヤは有馬温泉直通を有馬口で分断すると思っていたら、一部を岡場に振り替え。運用や線路容量で岡場に振り替えられない分は部分廃止をし、有馬口始発は土休日朝の新開地行3本だけになった。
普通の部分廃止されたため、種別変更も発生。例えば岡場8時08分の急行新開地行は準急に格下げされ、神鉄六甲、花山、箕谷の利便性を落とさないようにしている。
夕ラッシュ時は18時台に有馬温泉行が岡場行に振り替えられ、岡場行は鈴蘭台以東区間廃止。その結果、谷上などで18時台、19時台は減便になってしまった。この減便ダイヤが、元に戻るかどうかは未定。競合バスが無い分、粟生線に比べ収益性が高いことを考えると、残念なことだ。
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