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しーさるの鉄日記

駅降り行動(日高本線、函館本線砂原ルート他)

北海道旅行4日目、今日は日高本線と函館本線砂原ルートを3駅ずつ巡ることにした。

23時00分に稚内BTを出発した夜行バスは、1時間近く国道40号線を走行、日付を変わる頃に幌延市内で国道232号線に入り、日本海沿いを走行する。0時31分、道の駅えんべつ富士見に到着、10分停車して乗務員休憩となる。そして66分走行して、1時47分に道の駅おびら鰊番屋に到着、30分停車して乗務員交代を行なう。再び76分走行、留萌市内で深川留萌自動車道に入り、3時33分に秩父別PAで6分の乗務員休憩となる。深川JCTから道央道へ、札幌ICで下道に降りて、予定より数分早い5時27分に札幌駅に到着した。Googleマップの行動履歴から夜行バスのルートと時間を終えるのは本当に便利だ。

札幌駅の改札は始まってないため、スーツケースを持った千歳空港への客などの人だかりができていた。快速エアポートの発車する10分前、5時40分くらいには改札開始となった。券売機で、一日散歩きっぷと苫小牧からの乗車券、特急券を購入した。一日散歩きっぷは札幌から鵡川に行くだけで、ほぼ元が取れるからな。日高本線は一駅間の距離が長いから運賃もそれなりにするし。苫小牧行に乗る前に、小樽方面然別行を撮影、札幌駅でのH100形って、この時間でしか見れないからな。札幌発6時08分の721系の苫小牧行に乗車、車内で北海道時刻表の本を見ていたら、後続がキハ143の東室蘭への送り込み運用であることが判明した。キハ143は13日後に、千歳線、室蘭本線から撤退する車両、これに乗っても日高本線に間に合うことから、新札幌で10数分待って葬式鉄を実行した。

721系は6両だったためガラガラだったが、キハ143の2両は、2人ボックスも4人ボックスも誰か一人は乗っている利用率、普通苫小牧の10数分続行だが、葬式鉄だけでなく苫小牧から先へ向かう客が多いと思われる。沼ノ端で特急に追い抜かれるけど、札幌において課金してまで30分以上も待つ必要もないからな。さすがに東室蘭着は53分も違うから特急利用だと思うけど。北広島の次の島松で快速エアポートを待避、20日のダイヤ修正で737系電車化に伴い待避駅が島松だったのを北広島に変更するため、快速エアポートから島松、恵み野方面へ乗り継ぐことが可能となる。先述した通り、沼ノ端で8分停車して特急待避、737系電車化後も苫小牧まで特急から逃げ切ることはできない。

アルプスの牧場の車内メロディーと放送で、苫小牧着7時45分、普通東室蘭行はワンマンになるため、前面幕の幕回しを行なうことに。営業運転のなかった快速幕や急行幕があり、動画で保存しておくべきだった。6分接続で真向かいの日高本線に乗り換える。日高本線の車両は「道央 花の恵み」、座席シートの生地は緑となり、背もたれは木材に、床は木目調のものになった。

苫小牧発7時52分、勇払を飛ばして、浜厚真には8時13分に到着した。浜厚真は右側に車掌車改造の待合室がある片面、以前は相対式だったが左側の線路とホームは撤去され、その跡もわからなくなっている。待合室の周りには柵が建てられており、待合室の中を通らないと外に出ることはできない。待合室は2015年に現在の窓下の波の描いているデザインに、側面の顔はJR四国の駅の妖精を彷彿させる。周辺は民家が少なく、遠く離れたところに工場が見える。駅から2キロ離れたところに、苫小牧東港周文フェリーターミナルがあり、フェリーに乗れば、秋田、新潟、敦賀方面へ行くことができる。

浜厚真発8時37分、一駅戻って勇払には8時48分に到着した。勇払は右側に片面ホームのある構造、以前は島式だったが右側の線路が撤去された。ホームの鵡川寄から少し離れたところにある駅舎は平屋と2階建を組み合わせたコンクリート造、待合室は平屋の方にあり、2階建ての方は閉鎖されている。広い構内には側線が多くあったが、それらは全て撤去されている。駅前広場は未舗装でデコボコ状態、その前の道路には道南バスのバス停がある。駅周辺は住宅が多く、少し離れたところに日本製紙の工場もある。10分ほど歩いたところにセイコーマート、駅裏の開拓史跡公園には勇武津資料があり、民芸品などを展示している。2時間以上の待ち時間の間、開拓史跡公園を散策して時間をつぶした。

勇払発10時42分、浜厚真を飛ばして、鵡川には11時00分に到着した。浜厚真と鵡川の間には浜田浦駅があったが、今年3月18日に廃駅となった。廃駅になる前に駅巡りしていたら、浜田浦から鵡川まで50分近く歩いて潰す形になっていたと思うが、比較的運転本数の多い午後時間帯に攻めていただろう。

鵡川は、左側に片面ホームのある構造、終着駅になる前は相対式だった。駅舎は使われなくなった右側ホーム側、構内踏切を挟んで様似寄りにずれているため、今使われている左側ホームからは構内踏切、スチール柵で仕切られ通路化となった右側ホームを経由して駅舎へ向かうことになる。そのため、駅舎から列車の乗車位置までは30mは離れている。現行の片面ホームの対面はロープが張られている。以前は島式で、1986年まではそこから富内線が発着していた。その富内線廃止の翌年、今の駅舎が転換促進関連事業交付金で建てられた。その駅舎は屋根が2つ連なったログハウス風、左側がむかわ交通ターミナルとして使われ待合室になっているが、右側は封鎖されているが何に使われているかわからない。待合室には窓口はあるが、2009年に簡易委託が廃止となって無人駅になった。駅前広場は舗装されただけでラインなし、真ん中には拾五周年記念塔が建っている。駅前に商店はないが、少し歩いた通り沿いにセイコマやガソリンスタンドがある。近くに日帰り温泉もあるようだし、また機会があったら訪問したいところだ。

鵡川発11時11分、苫小牧には11時40分には到着して、ホーム対面の特急『北斗』函館行に乗り換えて一気にワープ、『北斗』を降りたのは新函館北斗でなく、13時58分に到着した森だった。そこから30分以上歩いて、東森へ向かった。
東森は森へ向かって左側に片面ホームのある構造、駅舎は右なのでホーム切り掛けの構内踏切を渡ることになる。また、ほぼ森寄りに階段から獣道に抜ける出口があり、駅舎と逆側の民家に抜けることができる。列車は構内踏切の手前に停車するので、片面ホームなのに森行と函館行で停車位置が変わるという珍しい構造になっている。駅舎は1979年に改築された赤い三角屋根が地平まで伸びている造り、入口だけでなく、てっぺん近くまで三角の窓ガラスがある。駅前広場はなく、県道から舗装された道に入り、さらに未舗装の道で駅舎の前に到着する。

東森発14時57分、尾白内を飛ばして、掛澗には15時06分に着いた。掛澗は上りホームから少し離れたところに待合室駅舎のある相対式、下りホームとはホーム中ほどの跨線橋で結ばれており、待合室側の出口は上りホームの構造物と一体化した階段になっている。待合室は駐輪場を兼ねており、中には自転車5台が留めてあった。トイレは待合室の中になく、駅入り口を挟んで別に建てられている。駅前広場は未舗装だが、そこまで通じる道はクルマも通れる舗装された道だ。掛澗から尾白内までは50分ほど徒歩移動、国道278号線を途中まで歩き、狭い道から県道に入った。

尾白内は右側に片面ホームのある構造、ホームに接して有蓋車改造の深緑の待合室があり、旧駅舎跡の基礎に建てられた鉄骨で支えられている。以前は相対式だったが、その跡はわからない。以前は乗車口は待合室の前だったが、最近になって上下ともに進行方向が前の方に停車するようになり、函館行と森行で乗車位置は変わった。県道から駅へは未舗装の道路でアクセス、駅前は普通のクルマが折り返す道路のスペースになっている。周辺は森町から連続する住宅街、駅近くのセイコマで買い物した後、16時10分の普通函館行で新函館北斗へ向かった。

新函館北斗着17時17分、17時26分の『はやぶさ』に乗ろうと、急いで改札を通り、座席票発行機を印刷したら、一本後の18時40分の『はやぶさ』が。最初は接続時間が9分しかないから余裕を持たせたのかなと思っていたけど、17時26分の上野通過の『はやぶさ』と同じように大宮までの予約だから、素で間違って予約したみたいだ。改札の外に出ることもできずに、1時間ほどの待ちぼうけを食らうことに、売店で夕食の『蝦夷ちらし』とお土産のじゃがポックルを買った後は、スマホで時間を潰すことにした。

18時30分前に新幹線の車内に入り、新函館北斗発18時40分、北海道では景色が見えたが、青函トンネルを抜けたら、暗くなっていた。『はやぶさ』は順調に走行していたが、新白河のあたりから不自然な徐行を始める。車内放送によると先行する『やまびこ』で急病人が発生したとのこと、那須塩原で当該『やまびこ』を追い抜いた後は、宇都宮まで320キロのフルスピードで走行したが、大宮には5分遅れの22時44分着となった。これで予定の22時44分発の上野行に間に合わないと思ったら、その列車も久喜でのホーム転落で6分遅延していたので乗り継ぐことができた。上野での乗り換え時間は余裕があったので、帰宅は予定通りの時間だった。

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