まず、宇都宮線で大宮へ。浦佐へは大宮と上野で880円も料金差がある。大宮からは朝一番のときで浦佐へ。他の新幹線は指定席が全席満席だったが、上越新幹線は席が残っていた。浦佐到着7時36分、上越線へ乗り継ぐ10分の間にえちごツーデーパスを購入、2日間新潟県内のJR、ほくほく線乗り放題で2,690円とかなりコストパフォーマンスがいい。上越新幹線のトクだ値と組み合わせれば、この時期使えない週末パスよりはいいのではないかと思う。
小出発7時58分の只見線で駅降りを開始した。上越線から10数人が乗り換え、只見線の客は20人ほどになった。降りた順序は以下の通り、数字は小出からの駅数。
0小出ー3魚沼田中(歩)4越後須原ー2越後広瀬(歩)1藪神ー8只見ー6入広瀬(歩)5上条ー7大白川
藪神は、只見へ向かって左側に片面ホームのある構造、ホーム中程に木造の小さな待合室がある。駅前には商工会議所があるので、駅への入り口は少しわかりにくい。また、ホームと逆側には魚沼市役所の支庁舎がある。
越後広瀬は小出寄り左側に駅舎のある島式だったが、駅舎側の線路が撤去され、左片面となった。駅前にはスーパーやガソリンスタンドがある。
魚沼田中は左片面、ほぼ只見寄りにホームから離れて待合室があり、枕木と垂直方向を向いている。
越後須原も島式で小出寄り左側に駅舎のある構造だったが、駅舎側の線路が撤去された。駅舎は新潟地区独特の屋根をもつ大きいものだが、窓口などは閉鎖され、ガランとしている。旧守門村の玄関口なので駅前にはスーパーなどがある。また、駅から歩いて5分のところに江戸時代に建てられた『目黒邸』がある。
上条は左片面、ほぼ只見寄りにホームに隣接して待合室がある。
入広瀬は島式で左側に駅舎のある構造だったが、駅舎側の線路が除雪車用の引き込み線となった。駅舎は雪国観光会館という魚沼市の施設、その一角には只見線の駅名標などが展示してあった。
大白川は島式、両線路とも両方向に発着できる。また駅舎側に側線1本、駅舎側の線路は只見寄りで保守車両用の線路に分かれている。駅舎は入広瀬村自然活用センター、その2階にはそば屋『平石亭』が入居している。夜は滞泊する列車もあるので、駅舎に隣接して職員休憩場がある。
大白川から先はツーデーパスエリア外になる。そこで車掌から切符を買うことになったのだが、車掌の端末がSuica対応だったのだ。つまり間接的には、只見線に限らずこの端末を持っている車掌が乗務している路線はSuica対応になる。
只見線は大白川を出ると、六十里越トンネル、田子倉トンネルなどを通過して、新潟県から福島県に入る。
只見は島式、駅舎は右側小出寄りにある。SLが運転されるためか、小さな転車台がある。駅舎の中には駅事務室のほかに土産物屋が入っている。只見から先はバス代行、列車に接続して、会津川口へのバスが運転されている。
さて、越後須原で待っていると、時間になっても列車が来ない。待っている客の1人が駅の電話で話している内容によると、線路上でクルマが立ち往生しているとのこと。列車が動けないので、マイクロバスを手配したそうだ。でも、そのバスも中々来なかった。レッカー車を手配して、事故から1時間で運転再開、予定より70分も遅れてしまった。
でも、元々の予定は藪神で2時間もあるもの、70分遅れの影響もなく、昼食のへぎそばを食べることもできた。これは、列車本数の少ない只見線だからであって、他の路線だったら間違いなく予定が狂うことになる。越後広瀬から駅歩きをしていたらレッカー移動されている事故車を偶然目撃してしまった。
大白川からは19時05分発下り終電、小出での長岡行への接続が悪かったので、五日町まで往復した。長岡からはE129の2連でホテルのある新津へ向かった。
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