しーさるの鉄日記

駅降り行動:八戸線(玉川~久慈)


夏休みの旅行、最終日。今日は本州に戻って八戸線の駅降りをすることにした。

宮古港でフェリーを降り、106急行のバスで宮古駅へ。10人乗って客のうち、盛岡へ乗り通したのは1人だったが。
宮古からは7時02分発の三陸鉄道北リアス線、乗るのは久々だ。トンネルが多く、明かり区間でも窓ガラスが曇る。夏はこんなものだろうか。時期を選べば良かったな。4運用のうち、1運用だけ36-R形で残り3運用は36-100形、200形、新車36-700形は久慈の車庫で休憩していた。来年、盛-久慈まで駅降りすれば、確実に乗れるだろう。久慈には8時38分に到着した。

久慈からは八戸線の駅降りとなった。八戸線は今年の春改正でキハE130-500番台に統一され、一気に近代化が進んだ。今は全ての列車に車掌が乗務しているが、2カ月後の10/20からは、朝夜の一部列車を除いてワンマン運転が行われることになる。ワンマン運転の対象外になる列車は3両以上での運転だと思われる。

駅降りした順序は以下の通り、数字は久慈からの駅数。

0久慈(バス)1陸中夏井ー6宿戸(歩)7玉川ー3陸中中野(歩)4有家ー5陸中八木ー2待浜

久慈は島式、山側駅舎とは終端部にある通路でつながっている。海側片面の三陸鉄道ホームとは、八戸寄りの跨線橋で結ばれている。JR駅舎の中にはお土産やがあり、名物の琥珀などを売っていた。宮古同様、駅前広場はバスやタクシーが乗り入れられるように整備されている。それに面するように、駅前デパートなど古い建物がある。三陸鉄道駅舎の中にある三陸リアス亭でうに弁当を買った後、バスで国道45号線と395号線の分岐点辺りまで移動、そこから陸中夏井まで30分歩いた。国道沿いで久慈の市街地がずっと続く。

陸中夏井は海側片面、以前は相対式だったが、山側のホームと線路は撤去され、草で覆われている。本州では珍しい貨物待合室の駅だ。陸中夏井を出ると、海から離れ山の中を走るようになる。待浜までの駅間は7.3キロと八戸線では最も長い。待浜も海側片面、待合室駅舎は10年前に建て替えられた新しいものだ。次の陸中中野までも6.0キロと長い。八戸線は海沿いに走るようになり、久慈市から洋野町に入る。

陸中中野は山側片面、出口は木造小屋風の待合室横にあり、ホームと周囲の段差はない。海が近いものの、木で遮られているので、見ることはできない。
有家は山側片面、出口は久慈寄りにある。海が真ん前なので、津波が来た時の避難階段が待合室の横に整備されている。近くに海水浴場があり、サーファーなどで賑わうが、ほとんどがマイカー利用だ。陸中八木は相対式で山側に待合室と出口のある構造、両ホームは久慈寄りの構内踏切で結ばれている。遮断棒はないものの、接近すると警告が流れる。ここも待浜同様、10年前に駅舎が建て替えられた。駅前は駐車場が整備されている。
宿戸は山側片面、出口はほぼ八戸寄の待合室横にあり、周辺との段差はない。玉川も山側片面、久慈寄りに線路と平行する出口があるだけだ。

種市から角の浜の3駅の駅降りについては、大雨で鮫駅が冠水したことで発生したダイヤ乱れで中止することに。待浜発15時20分は動いたのだけと、陸中八木で16時40分まで70分ぐらい停まった。雨は降りやまず、陸奥白浜からはずっと徐行、本八戸では対向列車を20分以上待った。その結果、八戸には106分遅れで到着した。この列車の後に久慈発が2本あるが、両列車とも運休、自分の乗った列車が最終となった。列車が遅れたとはいえ、当初予定より1時間半も早い八戸着、雨で外に出れないので、駅の中で夕食をとったり、お土産を買ったりした。

八戸からの最終『はやぶさ』は5分遅れ、さらに田沢湖線内で信号トラブルのあったこまちを待ったため、35分遅れとなった。盛岡を出ると宇都宮まで310キロ以上の走行を維持し、遅延を4分近く、回復させた。前に乗った定時通りの『はやぶさ』と比較したのは下の表、盛岡から仙台間では1分短縮、那須塩原から宇都宮間でも320キロ運転の位置をぎりぎりまでにして、1分近い時間短縮を図っている。大宮では越後湯沢行最終『とき』を待たせている状況、越後湯沢に着くころには24時を過ぎている。


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