何だか5月とは思えぬ寒い日が続きましたね。風邪を引いてしまったようでちょっとヘタっていますが、ここのところ面白そうなアジア映画の試写のご案内を次々といただいていて、風邪引いてる場合じゃない! という感じです。後日、試写を拝見してから詳しいご紹介をしようと思いますが、まずはこの夏、こんな作品が見られますよ~、というご案内だけしておこうと思います。
『人間機械』
2016年/インド・ドイツ・フィンランド/ドキュメンタリー映画/ヒンディー語/71分/原題:Machines
監督:ラーフル・ジャイン
配給:アイ・ヴィー・シー
配給協力:ノーム
※7月ユーロスペースほか全国順次公開
以前からご紹介している、インドの見応えのあるドキュメンタリー映画です。昨年の、山形国際ドキュメンタリー映画祭のコンペ部門で上映されました。海外版の予告編を付けておきます。配給会社のアイ・ヴィー・シーは、かなり早い時期にサタジット・レイ監督の「オプー三部作」(『大地のうた』『大河のうた』『大樹のうた』)のVHSビデオ発売をしてくれた会社です。ご恩があるから応援しなくては!
Machines Trailer #1 (2017) | Movieclips Indie
『ポップ・アイ』 公式サイト
2017年/シンガポール・タイ/タイ語/102分/原題:Pop Aye
監督:カーステン・タン
主演:ポン、タネート・ワラークンヌクロ、ペンパック・シリクン、チャイワット・カムディ、ユコントーン・スックキッジャー、ナロン・ポンパープ
配給:トレノバ
※8月ユーロスペースほか全国順次ロードショー
昨年の東京国際映画祭で上映された作品で、「ポン」は出演者ならぬ出演”象”。下の海外版予告編でもおわかりのように、かなりの芸達者象です。出演”者”の方のタネート・ワラークンヌクロは、アジアフォーカス・福岡国際映画際で好評を博したタイ映画『頭脳ゲーム』にヒロインの父親役で出演していた人。本業はミュージシャンだとか。配給会社トレノバは、昨年インド映画の『裁き』を配給・公開してくれたところで、とってもお世話になったので応援しなくちゃ!
Pop Aye – Official Trailer
『V.I.P. 修羅の獣たち』 公式サイト
2017年/韓国/韓国語/128分/原題: 브이아이피
監督:パク・フンジョン
主演:チャン・ドンゴン、キム・ミョンミン、パク・ヒスン、イ・ジョンソク、ピーター・ストーメア
配給:クロックワークス
※6月16日(土)よりシネマート新宿ほか全国ロードショー
このチャン・ドンゴン主演作に続き、イ・ビョンホン主演作『天命の城』も1週間遅れで公開されるという、トップスター戦いの夏となりました。また、パク・ヒスンは『天命の城』でも重要な役を演じており、パク・ヒスンの夏とも言えそうです。『観相師』や『君に泳げ!』のイ・ジョンソクも久しぶりに出演、『新しき世界』のパク・フンジョン監督の楽しみな作品です。
韓国映画『V.I.P. 修羅の獣たち』予告
『天命の城』 公式サイト
2017年/韓国/韓国語/139分/原題:남한산성(南漢山城)
監督:ファン・ドンヒョク
主演:イ・ビョンホン、キム・ユンソク、パク・ヘイル、コ・ス
提供:ツイン、Hulu
配給:ツイン
※6月22日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー
『バーフバリ』の配給会社ツインは、韓国映画『新感染 ファイナル・エキスプレス』を作夏ヒットさせた会社でもあります。今夏の目玉作品は本作で、豪華キャストが歴史上の大事件をつぶさに再現してくれます。『バーフバリ』でお世話になっているから、6月1日公開の『バーフバリ 王の凱旋』<完全版>ともども『天命の城』を応援するべし! 1636年真冬の4ヶ月が舞台なので、見ているだけでも涼しくなる作品です。
『天命の城』(6.22(金)TOHOシネマズシャンテ他全国ロードショー!)
『スウィンダラーズ』
2017年/韓国/韓国語/116分/原題:꾼
監督:チャン・チャンウォン
主演:ヒョンビン、ユ・ジテ、ペ・ソンウ、パク・ソンウン、ナナ、アン・セハ
配給:クロックワークス
※7月7日(土)よりシネマート新宿ほか全国ロードショー
昨年の韓国映画興収第7位だった『天命の城』に続き、第8位の『クン』が『スウィンダラーズ』というかっこいいタイトルになって登場。ヒョンビンは昨年は『コンフィデンシャル 共助』も第2位となり、大活躍でしたね。この作品、今春CX機内でちらっと見たのですが、欺し欺されのすごいコンゲームだったような。試写でしっかり拝見して、ご紹介しますのでお楽しみに。
疑いと駆け引きの連続! 『スウィンダラーズ』 予告
今年の夏も、熱いアジア映画が皆さんを待っています!
雨も多く、夏と冬を行ったり来たりしてるような気温差で、本当、参ってしまいますね。
天候のせいで、どよ~んとした気持ちでしたが、cinetamaさんのアジア映画のご紹介を見て、テンションあがりました♪
どれも気になりますが、やはり韓国映画は超注目です!
少し前にご紹介くださった「名もなき野良犬の輪舞(ロンド)」のイム・シワンくんと「V.I.P 修羅の獣たち」のイ・ジョンソクくんは、気になる若手俳優で、TVでの甘い表情とは違う二人に、すでに引き込まれています(*^。^*)
ベテラン勢の演技も楽しみです♪
憂鬱な梅雨や暑い夏は、熱いアジア映画で乗り切れそうです。
cinetamaさんの風邪も早く治りますように・・・。
それから、先日はお手伝い、ありがとうございました。
大人数でびっくりなさったでしょう。
あと5ヶ月なので、この先もいろんな方が来て下さりそうです。
イム・シワンとイ・ジョンソクがJaanさんの注目株ですかー。
イ・ジョンソクは『観相師』の息子役とは全然違う顔を『V.I.P.』では見せてくれるようで、楽しみです。
韓国は、本当に若手俳優がどんどん出てきますねー。
私の風邪はおかげさまで、あやういところで本格化を免れました。
Jaanさんもお大事に。