アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

『DDLJ』インドでの20年間の上映が終了

2015-02-19 | インド映画

日本でも1999年に公開された『シャー・ルク・カーンのDDLJラブゲット大作戦』(1995/以下『DDLJ』)の、インドでの上映が終了しました。インドで公開されたのが1995年10月20日で、その後ロードショー公開が終わってからも、ムンバイの映画館マラーター・マンディルではずっとマチネーあるいはモーニングショーで上映が続いていたのです。それにしても、終了が2015年2月19日ですから、19年と4ヶ月、上映が続いたことになります。下の写真は、公開されてすぐ、1996年1月にムンバイで撮った看板です。


最終上映のモーニング・ショーは観客数210名だったそうで、1105席あるマラーター・マンディルとしては、毎回100~200名の観客ではやはり続けるのは無理だったようです。超ロングランが話題になり始めた数年前には、日本人のインド映画ファンも見に行ったりしていたのですが....。『DDLJ』はマサラ上映にも向いているので、ラスト上映とわかっていればインドに乗り込んで、みんなでクラッカーをパーン!とかやりたかったですね。もちろん一番のクラッカー・ポイントは、シムラン(カージョル)の父親役アムリーシュ・プリーが屋上での踊りに参加するところと、ラストの駅シーンで「ジャー(行け)、シムラン、ジャー」と言うところです!


日本でいつかインド映画大回顧展をやる時には、ぜひとも入れたい1本です。って、いつ実現するのやら。あきらめずにせっせと宝くじを買うことにします(笑)ので、ラージ(シャー・ルク・カーン)とシムラン、待っててね!

昨年11月にアップされた1000週上映記念の予告編はこちら、すべての歌のシーンが入っている画像はこちら。いずれも製作会社ヤシュ・ラージ・フィルムズによってアップされたものです。アムリーシュ・プリーが踊るシーンは入ってなくて残念ですが、『DDLJ』をご覧になったことのある方もない方も、ぜひお楽しみ下さい~。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『女神は二度微笑む』の迷宮... | トップ | 『女神は二度微笑む』の迷宮... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

インド映画」カテゴリの最新記事