朝三暮四的な日々

写真付きで日記や趣味を紹介する

取揚島(とりあげ島) 赤穂トリビア1

2014-05-31 10:00:00 | 日記
赤穂 千種川河口の沖500mのところにある島が取揚島である。 小さな島で岩礁と言った方がぴったりだ。 ただし国土地理院地形図 播州赤穂に取揚島と記載されているので正式の島と認定されているのだろう。 この島を岡山県(備前市)と兵庫県(赤穂市)の県境が通り島を二分しているということは地元民でも知らない人の方が多いだろう。 2県にまたがる希少な島である。



恋の浜海岸から見る取揚島(中央の黒点の島)


なぜ毛虫は木からぶらさがるのか

2014-05-30 13:42:37 | 日記
新緑の候、山道を散歩すると気持ちがいいがある日帰宅したら5匹くらいの毛虫を同伴していた。 木からぶら下がっている毛虫が、気がつかないうちに付着したようだ。 毛虫が糸を出して木からぶらさがっているのはなぜだろう。 天敵から身を守るためか? 動物、人などに付着して瞬間移動するためか? ぶらさがっている毛虫をよく観察すると高さ位置を自在にコントロールしている。 その移動スピードが結構速いのだ。しゃくとり歩行の速度よりもはるかに速い。まるで身体の中に巻揚機がついているかのようだ。 がんばれ毛虫くん!




天門山 飛龍の滝

2014-05-28 14:54:52 | 日記
NHK軍師官兵衛のオープニング映像に滝の場面が出てくる。 知人から佐用町の飛龍の滝であると教えてもらったので早速行ってみた。 場所は佐用町(旧上月町)櫛田にあり智頭急行線久崎駅を下車して4kmほど奥に入ったところにある。 昔織田方と毛利方との熾烈な戦いのあった上月城からもほど近い。 ひっそりした山中にある滝で約20mの高さから落ちる水の音としぶきは見る者の心に響く。 真夏になれば「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句がぴったり似合いそうな場所であった。




播州寝覚(ねざめ) 闘竜灘

2014-05-24 10:00:00 | 日記
中国道 滝野・社ICを下車して北2kmにある闘竜灘はゆるやかな加古川の流れの中に突然、川床一面に奇岩地帯が現れ、流れが激流に変わるためその迫力に度肝を抜かれる。 なぜここだけに奇岩地帯ができたのか実に不思議である。 ここは鮎釣り解禁日が日本一早いことでも知られ、腕に覚えのある太公望達が馳せ参じる。 5月下旬で水温がまだ冷たいせいか釣り上げられた鮎はやや小振り。 鮎の滝登りを期待していたが時期尚早か遭遇できなかった。 木曽路にある寝覚の床に景観が似ていることから「播州寝覚」とも呼ばれている。 



千代姫伝説の残る 恋の浜

2014-05-23 10:00:00 | 日記
赤穂市鷏和(てんわ)に「恋の浜(恋ケ浜とも言う)」というロマンチックな名前のついた長さ約1kmの砂浜を持つ海岸がある。 砂浜の入口に隠れるように古い石碑が建っている。 万葉仮名で「恋能者満(こいのはま)」と記されている。
遠い昔にここで暮らした富蔵と千代姫という若い夫婦の悲話物語が民話で残っているそうだ。 それからこの浜が恋の浜と呼ばれるようになったとか。 昔はにぎわった海水浴場であったそうだが、現在は残念なことに海岸の両端に発電所と石材会社とが見えており名前負けの感が強い。